『ペーパー・ハウス』シーズン3第1話『宣戦布告』感想です。
『ストレンジャー・シングス』シーズン3もさくさく観終えてしまいました。
大風呂敷を広げておきながらミスばかりするのに、何故か気づくとメンバーを愛してしまって大好きになっている不思議なスペインドラマ『ペーパー・ハウス』!
シーズン3第1話、すごく面白かったです!
あっという間にまた『教授』に取りこまれてしまった。
相変わらず、雑で危なっかしい感じが目が離せない(笑)
8話しかないなかで、どんな派手な展開を見せてくれるのか、どんなミスをしてくれるのか、そしてそのミスをどうカバーするのか(笑)
元々予告を観て楽しみにしていたのが、第1話を観て俄然気持ちが盛り上がってきた『ペーパー・ハウス』シーズン3。
ちなみに、日本ではシーズン3とされていますが、日本でシーズン2とされているエピソードは、本国ではシーズン1のパート2とされていて、実際今回のシーズン3は、シーズン2と表記されています。
なので、実際の新章は、ここからスタート。
ファンのみなさんと、そして『ペーパー・ハウス』のメンバーと一緒に、最後まで楽しんで観進めていけたらと思います 。
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~あらすじ(ネタバレあり)~
Season3 Episode 1 "Hemos vuelto"(We're Back)
造幣局の事件から2年。
当時造幣局長だったアルトゥーロはスペインで【テロリストに屈しなかった英雄】として絶大な人気を誇り、人質としての武勇伝を話す講演は常に満席だった。
一方、【テロリスト】とされたメンバーたちは、教授の指示で世界各地に散らばり、ヘルシンキとナイロビはアルゼンチン、デンバーとモニカ夫妻は無事に生まれた赤ちゃんと一緒にインドネシア、トーキョーとリオはパナマの先住民が暮らす地で、そして教授はラケルの母と娘と共にタイに潜伏し、逃亡生活を謳歌していた。
そんな中、僻地暮らしに限界を感じ、刺激を求めて街へ出たいとリオに告げるトーキョー。
リオは闇市場で購入した足のつかない衛星電話をトーキョーに渡し、それで連絡を取ることを条件にトーキョーの提案を受け入れ、街に送り出す。
街に繰り出したトーキョーは都会生活を満喫し、リオとの約束の時間に電話をすることに遅れてしまい、その間衛星電話を繋ぎっぱなしだったリオはインターポールに通信を探知され居場所が発覚してしまう。
闇市場の売人が情報を警察に売っていたのだ。
リオは逮捕され、仲間の情報を引き出すため拷問を受けることになる。
一方、トーキョーはインターポールの追跡を振り切りなんとか教授に連絡を取り、リオが捕まったことを告げる。
リオの逮捕が公に報道されないことを不審に思ったトーキョーにリオを助けることを提案された教授は、メンバーを世界各地から召集し、リオを救出したい旨を申し出るが、今の生活を守りたいメンバーに一度は反対されながらもなんとか説得し、メンバー一同リオを助けることに納得する。
教授が提案した作戦は、造幣局の事件で自らを犠牲にし仲間を守った、教授の兄であるベルリンの【スペイン銀行を襲う】という大胆不敵なものだった。
ラケルも含め、新メンバーが新たに加わったチームでベルリンの作戦実行が開始される。
スペイン銀行襲撃は成功するのか、そしてリオを取り戻すことはできるのか・・。
オープニングのアルトゥーロの出落ち。
体も絞って何故か日焼けしていて芸能人気取りのアルトゥーロTEDにまず吹く(笑)
しかし、アルトゥーロの話は盛ってはいるが、今までのエピソードと登場人物を短時間で振り返るにはちょうどよく、派手さと復習を兼ね備えていて素晴らしかった!
愛人が居たことの正当化はどうかと思ったけど、さすがアルトゥーロは
そして、頑張って印刷工のおじさんに印刷してもらった紙幣で豪遊するメンバーたち。
(約束したお金は、教授は人質たちには払ったのだろうか・・(笑))
ナイロビ姉さんとヘルシンキはアルゼンチンで豪遊、デンバーとモニカは2年経っても仲良く子育て、トーキョーとリオはカリブ海でのんびり、教授は認知症が進んでしまったラケルの母と娘と共にタイのお屋敷で暮らしている姿に、推しだった亡きベルリンのことを思って切なくなるけど、みんな元気そうでよかった!
とこちらまでウキウキしているところに、メンバー内で教授に何故か贔屓されている、THE・トラブルメーカーのトーキョーの不穏な動き。
トーキョーは相変わらずお尻を丸出しにしていたけど、ショートヘアーはすごく似合っていて、リオはちょっとおじさんっぽくなっていたけど中身が変わってない(笑)
そして、またしてもリオとトーキョーのミスで話が動く。
話動かす人が居ないとドラマとして成立しないから仕方ないけど、またお前らかよっ!っていうのは正直ありましたよね(笑)
そのおかげで、教授が登場してお馴染みの眼鏡を上げる仕草に懐かしい気持ちになり、ミスばっかりだったうえ、リーダーでありながら警察に恋をするという失態を冒したにもにも関わらず、
(教授ーーーー!(涙))
という嬉しさがこみ上げるのを止めることができなかったです。
そして、ラケルとトーキョーの対決は面白かった(笑)
そのうえで、テンション高くみんなが集まってきて同窓会が繰り広げられていたのをニコニコしながら観ていました。
やっぱり、ペーパー・ハウスのメンバーを愛してしまっている。
そして、『リオが不注意で捕まってしまい、命の危険があるから助けるのを協力してほしい』という、完全に全世界指名手配犯の自覚がない2人のやらかしによる自業自得案件を、人にものを頼む態度じゃないトーキョーが居る中で教授から聞かされると言う会議。
さすがにデンバーに『自業自得』って言われてたけど、デンバーもまぁまぁやらかしてたけどな、でも、リオとトーキョーほどじゃないっ・・て思ってたら、教授による、メンバーのミスを一つ一つあげつらうという謎の説得により、みんなが何故か同意して協力をするという展開!(笑)
更に、死んだはずの推しのベルリンが過去の登場人物としてエピソード1から登場したー!!(喜)
やっぱりかっこいいよー、イタリア似合うよー。
さすが『ベラ・チャオ』歌いこなすだけあるよー。
ベルリンの居ない『ペーパー・ハウス』はすごく淋しいので嬉しいです。
過去の存在だとしても、居るだけで嬉しい。
そういう意味でも、ファンサービスを怠らないところもこのドラマの好きなところです。
さらに、エピソードの最後の盛り上げにテンション爆上がり。
ダリマークの飛行船から札をばら撒かれたら上を見ざるを得なく、車もぶつけるよね、それどころじゃないよね(笑)
ただし、ユーロ紙幣だとパッと見どの札かわからないので若干トリッキーではある。
しかし、空から札が降ってきたら条件反射でとりあえず拾う、人間だったら無視できない。
マジックのトリックみたいに、人の視線を何かから逸らすにはあれ以上の方法はないと思う。
街行く人たちが、欲に目がくらんでいるうちに教授たちは何を仕掛けたのでしょうか。
新メンバーも何人かいるし、ベルリンの作戦も含めて先が非常に楽しみです。
というわけで、シーズン3もお付き合いの程よろしくお願いします。
Hasta pronto!(アスタ プロント)
(それでは、またー!)
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