『ペーパー・ハウス』シーズン1第6話感想です。
【アンディ・ウォーホル】といえば、『アーティスト(もしくは建築家)の名前』ぐらいの認識しかなかったわたし。
下のマリリン・モンローの絵は見たことはありましたが、それとアンディ・ウォーホルがイコールで結ばれることがなかった今までのわたしの脳。
しかし、今回のエピソード内に出されていた≪あのスープ缶≫には本当に、本当にお世話になっていて、一年中家に切らすことがないぐらい。しかも何種類も。
それなのに!
まさかスペイン制作の海外ドラマで、何百回と見たあのスープ缶の絵の作者が有名なアーティストだと知ることになるとは夢にも思っていなかったので、本当に教養を深めるために役立ちますよね、海外ドラマって!
~今回、アンディ・ウォーホルについてわかったこと~
・子どもの頃から虚弱体質なせい(?)で引きこもりになったことで、アートの才能が開花。マザコンになる。
・代表作は、キャンベルのスープ缶とマリリン・モンローのシルクスクリーン。
・絵画だけにとどまらず様々な手法でアートを表現。映画や文筆活動も手掛ける。
・アーティストとしてだけではなく、ビジネスマンとしても活動していたため、アートを商業主義化させたことで批判も受ける。
・セレブとの交流も盛んで『なんでもあり』のパーティー三昧だったが、人付き合いがうまかったわけではないため、銃撃されたこともある。。
・1987年2月22日、58歳という若さで、不整脈で亡くなっている。
・・・というわけで、今月彼の32回目の命日がやってくるわけですが、冬のわたしの3分の1は『キャンベルのスープ缶』で出来ていると言っても過言ではないので、スープを頂くたびに彼の功績や人生に思いを馳せてありがたく食したいと思います。
というわけで、キャンベルのスープ缶についての余談を少し(笑)
我が家近辺の物価指数でいえば、マニアックな味のものとか賞味期限が近くなってきているものの底値が170円ぐらいで、ここ最近は値上げも激しく185円ぐらいから210円ぐらいの幅で売っているこちらのスープ缶。(200円を超える時は基本買わない)
コスト●だったら多分もっと安く買えるけど、会員やめちゃったのでこのぐらいがうちの限界ですねー。もっと安くなるといいのにー・・。
個人的に推しているのは『クリームパンプキン』と、『クリームマッシュルーム』です。コーンやパンプキンは夏場だとそのまま冷蔵庫で冷まして冷製スープにもなるので、大変重宝しています。クリーム系はクリーム煮とかに使用することもありますが、基本的にはそのまま薄めて飲んだり、コーンはコーンの缶詰を増量したり、クラムチャウダーには豆を足したりして、食べるスープとして活用することもあります。
ちなみに我が家は豆乳で割っているのですが、牛乳のほうが普通に美味しいと思います(笑)
わたしの料理は基本的に雑なので、一気に缶の中身を鍋にぶちまけて、一気に豆乳を投入し、ゴムベラで溶かし混ぜ、適当に温まったら味をなんらかの調味料(塩とか、クラムはちょっと磯風味なので臭み消しにクレソルとか)で調整します(しない時もある)。もちろんその方法だとだまになったり分離して、多少気にはなっていたのですが【胃に入ればだまも同じ】だし、味もそんなに大差ないと思っていたのです。
ですが、ある時ふと目の前にあった、泡だて器をスープを溶かす際に使用したところ、だまとオサラバできました。早く溶けてガス代も節約できるし、食感も滑らかになり、スープ缶はスープ缶ですが高級感が(少し)増します。
スープ缶を調理する際のの一口メモとして是非ご活用ください(笑)
※『ペーパー・ハウス』シーズン1 第5話の感想
『ペーパー・ハウス』シーズン1第6話は、造幣局長のアントゥーロを警察が撃ったことで、医療班が造幣局の内部に入ることになりました。それに伴い、警察が『ある作戦』を実行します。一方、モニカを救おうとするデンバーとモスクワの親子が奮闘しているところに、思わぬ人物が参戦することに・・。
以下、ネタバレありの感想です。
このドラマ、面白い。
すごく面白いと思うけど、なんか論点ずれてない!?
強盗団のミスは、教授が外にいるからチームをまとめられていない時点で作戦ミスな気がするし、そもそもの首謀者である教授の強盗団結成にあたっての人選ミスもあったから仕方ない気もだんだんしてきていて、実際このドラマもフィクションなんだけど、映画とかのド派手で鮮やかな手口の強盗ストーリーよりも、リアルで人間味があって、面白いと思う。
問題はそこじゃなくて、今回のエピソードに関しては警察側が顕著だったんですけどね。
自ら潜入操作を願い出たラケルの部下である眼鏡男が、内部に潜入して医療班とともに造幣局長のアントゥーロを治療したじゃないですか。
彼が、教授の作戦勝ちで眼鏡に盗聴器を仕込まれたのは仕方ないとして、無事に治療が終わって造幣局から出てきて、(さぁ、これからどうするんだ、警察は!?) と思ったら、「え? 帰るの?」ってなったんですけど・・。
人質の無事とか、銃が本物かどうかとか何丁ぐらいあるかとかを調べてくるんじゃなかったの? そう言ってたよね? って思ったし、そのあと教授の存在に嫉妬してラケルに恋心を吐露する電話をしてたけど、絵の知識が多少あるぐらいで、「既婚者のくせにこんな緊急事態に何言ってるんだ、おまえは」としか思わなかったですよね。
しかも、結婚したのも「ラケルが自分に振り向いてくれなかったから~」ってラケルのせいにしてるし。
そんなことより、遅々として進まない人質解放の策を練る方が先では?
ラケルのお母さんも、ラケルが新しいパートナーを得ることを第一優先にしてるけど、ラケルの肩に人質の運命がかかっているような状態の時に思春期の初恋じゃあるまいしさらに子どももいるのに、ラケルのパートナー探し、それ、後でよくない!?って思ってたけど、ラケル本人はお母さんの記憶障害について、まさか気づいてないからお母さん焦ってる? ってことに気づいてしまって。
近すぎて当たり前すぎて気づかないことってあると思うけど、なんか色々とまずい状態ですね。
教授とラケルの恋愛については、わたしの完全な好みですが教授には純潔を守ってくれると助かります(笑)
エピソード内にも出てきていましたが、(へぇー、そういう言葉があるんだ)と初めて知った【サピオセクシャル】的な性癖がわたし個人にもあると思うんで、教授は割と好きだけど、教授全然完璧じゃないからな(笑)。
自分がオタク体質なこともあって、自分の知らないことを知っている人、知的好奇心を満たしてくれる人に魅力を感じるのは当たり前だと思っていたので特殊性癖だと思ってなかった(笑)
でも、よくよく考えてみると、顔とか身長とか腕力とか経済力とかそういうのを重要視する人もいるもんねぇ・・。
むしろ、普通はそっちが重視だよねぇ・・。
ってしみじみしたところで、話を戻して教授は今回『捨て子』っぽい過去を示唆する発言があったのですが、病院で母親が生んで失踪したのか、病院前に置いていかれたのかは定かじゃないですが、【病院で育った】的な発言をしてたし、トーキョーの言うとおり過去に恋人的な存在が居なかったとしたら、不倫だのなんだの、強盗以外の色恋沙汰がもう飽和状態だし、今後も教授にはそういう生々しい色恋沙汰は避けてもらって、わたしの知的好奇心を満たしてもらい、強盗に集中してもらってほしいところです。
警察の潜入捜査を予見して、マスクを全員ダリからムンクに入れ替える作戦には感服しましたので。
前回、影が薄いと言っていた大使館の娘は今回多少出番がありましたが、リオの裏をかいたと思ったら、(というかそもそもあんな無防備なところに銃をそもそも置くな!)やはり小娘の浅知恵が一瞬で負けてしまって、見せ場なし。
アントゥーロは、まさかあの大けがから来る愛のメッセージが名前を間違ったんではなくて、妻とモニカ両方に向けたメッセージだったとは・・。
このドラマの制作陣は不倫を推奨してるのか、カトリックに対して何かこう訴えたいものがあるのか、それとも不倫男のみじめさを表現したいのか・・。
「2人とも愛してるんだ!!」と叫ばれても、はぁ・・としか思えないんですよ。三人で話し合って一夫多妻の国に移住するか、そういう宗派にみんなでかえるしかないですよね。
そんな中、強盗団ではナイロビちゃんの頑張りがひとり目立ちます。
モニカに手こずるモスクワとデンバー親子を手助けしたり、何か一生懸命数字をガラスに書いたり(お札の番号かな?)、みんなナイロビちゃんを見習いなよ!(そして助けなよ)
ナレーションしている主人公だと思ってたトーキョーも、今のところ影が薄いよ。
全っ然活躍してないしっ!
ベルリンから、人質殺害報告(誤報)を受けた教授の次の一手がどうなるのか、次のエピソードが気になりますね。
あと3話しかないけど、そろそろ気持ち的に人質もかわいそうになってきているので。
いつも余談ばっかりのブログを書いているわたしが言うのもなんですが、そろそろずれた論点を、本筋にピシっと戻して頂きたいと思います。
というわけで、それでは、また!!
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