『ペーパー・ハウス』シーズン3第2話『アイキドー』感想です。
ねー! 見てーーー!! これーーー!!
DIESELが、『ペーパー・ハウス シーズン3』とコラボしてた。
ディーゼルはイタリアのアパレルブランドで、よくアウトレットにも入っていますが、銀座の一等地や青山を始め、都内にも店舗を多数構えるお店です。
カジュアルブランドの割に、特に時計や財布じゃない洋服等は値段が高めな設定ですがそれにしても、スウェットが¥25,000弱(税込)はたけー!!(笑)
欲しいけど、買えない。
(上記リンクはメンズモデルのページですが、写真の上にマウスポインタを置くとレディースモデルが着ている写真に切り替わります)
『ストレンジャー・シングス』のコラボは、ここぞとばかりに色んなメーカーがやっていて、お値段もお手頃だったので、H&Mのやつ欲しかったけど実店舗で見つけられてない・・。
このコラボはさすがのディーゼルで、普段使いできるお洒落さだけど、わたしには手が出ないよ。
ちなみに、シーズン3対応のコラボだから、推しのベルリンのはないみたい・・。
それでも、¥41,040(税込)のジャケット(リバーシブル?)めちゃくちゃかっこいい。
教授のパーカーもいい。
ZARAはスペインのブランドだから、コラボには最適だしZARAだったらもう少し手の出るお値段だったかも・・。残念・・。
飛行船から降らせた1億4000万ユーロ(16,522,325,820円/2019.8.15現在のレート)の
現場に居合わせたらなー。買えたかもしれないのになー・・・。
見ろー!! 金がゴミのようだー!!
って感じでしたよね、ああなってくると。
所構わず落ちているお金を軍の戦闘車で踏みつけるさま。
そして、お金が落ちているのに拾われない様は、非常にシュールな映像だと思いました。
あのお金を拾いに行けていれば・・(しつこい)。
第1話の感想はこちら
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~あらすじ(ネタバレあり)~
Season3 Episode 2 "Aikido"
造幣局襲撃の際、最後の手段でやるはずだった『チェルノブイリ作戦』を『マドリード作戦』として、飛行船から1億4000万ユーロを規則的にスペイン銀行の周りに降らせた教授。
大通りの街頭ビジョンをジャックし、リオがインターポールに不当に拘束、拷問されていることへの『宣戦布告』を受けると宣言した。
教授はスペイン銀行の作戦を実施する前に、昔イタリアでベルリンと共にスペイン銀行の強盗計画を立てていたマルティンに会いに行く。
教授は造幣局での計画のミスを謝罪し、今後の計画の仲間になってもらうと共に、マルティンはベルリンの地位を引き継ぎ指揮官としてメンバーを率いてもらうことになる。
スペイン銀行襲撃の三日前の夜、メンバーたちはそれぞれ心に不安を抱えていたが、デンバーがモニカに作戦に参加するのを辞めるよう進言するとモニカが反発。
夫婦げんかにメンバーたちが加わり大騒動になる。
モニカがデンバーの発言を許さないまま計画が実行に移されることになる。
教授とラケルはパキスタン人のハッカーを雇ってジャックした通信網の管理を2人で行い、現場に指示を出す。
メンバーが政府の軍を装ってスペイン銀行内に侵入し、作戦がいよいよスタートした。
今回のエピソードは40分と短かったですが、内容的には盛りだくさんで楽しめました。
世界的に、権力に対する抗議の象徴としてダリの仮面や赤いつなぎが使われていたりと彼らのしたことを正当化はしませんが、犯罪としての側面だけじゃなかったっていうこともわかったし、少なからず民意を味方につけているということ。
あと、今回のシーズン3は【ダリシンボル】が効果的に使われていることと、お金が湯水のように使われている感が出ていてて非常にいいですね!
相変わらず、オープニングとトーキョーのナレーションのシリアス感と中身があんまり一致はしていないんですけど、そういうところも含めて好き(笑)
そして、今回のエピソードで一番グッときたのが、ベルリンの死を心から悼んでくれて、そのことで教授を責めてくれる人が居たことが泣きそうでした。
自分だったら、ベルリンの命を最優先にした、教授は作戦上でベルリンを犠牲にしたのではないか。
現場に居ないで何をしていたっ!!
と、指揮官としての非を直球で糾弾してくれて嬉しかった。
誰も今まで言ってくれなかったから。
現場でみんなが頑張ってる最中、よりによって警察官といちゃついていた・・なんて、あの場でさすがにマルティンには言えなかったわけですが。
その後、すぐ和解していたけど、マルティンはそのこと知っても許してくれるのかなぁ・・。
今度こそミスは許されないと思うけど、無理だろうなぁ(笑)
そして、40分と短い尺なのにデンバーとモニカの夫婦喧嘩の時間。
なにこれ(笑)
前回の造幣局の作戦で、あんなに長期間合宿していたにもかかわらず父親を失うことになってしまったデンバーが、元々人質だったモニカを子供もいるし作戦に参加させたくないという気持ちはわからなくもないが、三日前って遅すぎる。
あと、モニカはやる気満々じゃん。むしろやりたがってる気すらしたし、その後の、「女性蔑視だー、家父長制度反対!」「いや、逆に男性蔑視だ!」のくだりからの教授のパジャマはファンサですか?(笑)
相変わらず、チームワーク悪い。
なのに、リオを助けるためには集まっちゃうんだよねー。
このアンバランスさが『ペーパー・ハウス』の魅力なんだけどさー。
デンバーとモニカの夫婦喧嘩がこのあとどっちか死ぬとかのフラグになりませんようにー。
マルティンのいう通り教授は前回、仲間に三人も死人を出すという失態をしたわけだし、今回はラケルと一緒にいるんだからあそこを離れないでずっと見張っててよね! っていう気持ちで一杯です。
教授が一人じゃないと言うのは安心感があるような気もするけど、ラケルもたいがいだからなー・・。
部下(アンヘル)の助言を無視して捜査に支障をきたし、恋に溺れて強盗と逃亡した元警察上層部ではあるけど、教授の作戦を見抜く目は持っていたから2人で協力すればなんとか今回はいけるかもしれないけど、イチャついて何か大事なことを見逃すとか、認知症の進んだ母親に何か事件が起きて、強盗が疎かになるとかそういうことが起こりそうですごく心配。
もはや、誰も何も信用できない(笑)
そして、最後に今回のタイトルである『アイキドー』。
教授、漢字書くの上手かったよね(笑)
『合気道』。
書き順もきっちりしてそうだったし、すごく練習したんだろうなーと思われる板書でした。
日本人として嬉しかったワンシーン。
しかし、「アイキドーッ!」「アイキドーッ!!」の掛け声は果たして正解だったのか・・(笑)
わたしも詳しくは知らないのでうまく説明できないのですが、『合気道』という武術は基本的に試合などがなく、優劣をつけたり、勝負をしたりしない武術。
色々読んでいるとどちらかというと、精神性を高めるのが合気道の目的っぽい感じがしました。
護身術的なイメージがありましたが、とっさに護身を合気道の技でやるのは非常に困難で、相手がこちらの技に併せて動いてくれるような演武を身に着けるのが基本。
「合気とは、敵と闘い、敵を破る術ではない。世界を和合させ、人類を一家たらしめる道である。」
なんか、違わない?
まぁ、そこは、詳しくはいいか・・とりあえず(笑)
もう作戦当初から相変わらずヒヤヒヤさせてくれますが、まだ新メンバーの詳細も名前も明らかになっておらず、さすがに次のエピソードでは紹介してほしい。
ディーゼルのジャケットの後ろに書いていた名前(スペイン語)を上から紹介すると、
・EL PROFESOR(教授)
・TOKIO(東京:日本の首都)
・NAIROBI(ナイロビ:ケニア共和国の首都)
・RiO(リオデジャネイロ:ブラジル、リオデジャネイロ州の州都)
・BOGOTÁ(ボゴタ:コロンビアの首都)
・MARSELLA(マルセイユ:フランス南部の都市)
以上が今回のメンバーのようですが。
あとヘルシンキがすごい下の方に名前が書いてあるのが気になる(オスロに続いて死ぬの?)
余談ですが、コロンビアでも大人気の『La Casa de Papel』なので、ボゴタという名前の新メンバーが加入したのが現地で大騒ぎだったようです。
というわけで、
Hasta pronto!(アスタ プロント)
(それでは、またー!)
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