まず、こちらの公式サイトの予告をご覧ください。
ルイーザという女の子を演じるエミリア・クラークが死ぬほど可愛いという感想をまず抱いたと思いますが、前半の宣伝文句は通常営業で誇張です。
そもそも『Me Befor You』という原題で、多分邦題に込められた意味はあると思う。
意味はあると思うんですけど、意訳しすぎじゃないですか?
直訳すると『あなたと出会う前のわたし』って感じだと思うんですけど、敢えて映画の内容を踏まえて邦画っぽくタイトルつけるなら『あなたと出会ってしまったから』(我ながらダサいがこれが精いっぱい笑)ぐらいの感じだと思うんですよね。
このポスターの二人がお互いを【世界一キライ】だった瞬間、映画内に一度もないんですよ?(たぶんですけど)そして、『あなたに』の『に』なんなの?っていう・・。
インパクト重視にしても腑に落ちない内容にそぐわないタイトル。
しかし、タイトルのことはもうこの際いいとして、映画は中身ですよね!
肝心のストーリーは邦画で年に10本ぐら製作されて公開されているような内容です。
まぁ、いわゆる『余命〇ヶ月の〇〇』的な。
そういうのは一生観ないつもりだったのに、エミリア・クラークだったので観てしまいました・・。
しかも、彼女がすごい不細工な顔(可愛い)で泣きじゃくっているのを観て、もらい泣きまでしてしまった・・。
それもこれも、エミリア・クラークが可愛いのが悪い・・。
この映画はストーリーだけ聞くと、邦画のイメージが強すぎて『余命〇ヶ月の〇×』的なイメージを持ってしまうのですが、実際は、社会派でメッセージ性の高い映画なんです!というか、予告映像は恋愛映画っぽい推し方なんですが、恋愛ではなくて、そっちのシリアスな部分がテーマだったんです!
~あらすじ~
はい、余命6か月(?)のお金持ちイケメンと一般庶民健康美女の恋ですよ!
注:ここからの感想は、普通のラブストーリーの感想を期待している人には大変申し訳ないのですが、『ゲーム・オブ・スローンズ』という海外ドラマで、デナーリスというキャラをシーズン1から推しているわたしの感想なので、普通の映画の感想ではありませんのでご注意ください。
最後に少し、映画本来の感想が入るかもしれません。
とにかく、観た感想は余命うんぬんはとりあえず置いておいて、エミリア・クラークの可愛さは罪でした。
性格もすごくよくて非の打ちどころがないうえ、映画内での彼女は笑っているか、さもなくば異常に『への字まゆげ』なんですよ。常に。
自分を可愛く見せようとか思ってないんです、既に可愛いから。
そんな、小さくて可愛いエミリア・クラークが、ものすごく可愛い服を着て、『ゲーム・オブ・スローンズ』ではほとんど見せない渾身の笑顔でずーーーーっと笑っている。
エミリア・クラークが可愛い街で、可愛い服を着て笑ってしゃべっている・・。
もうこれだけでも観る価値のある映画です。
そして、なんと、GOTでは敵であったタイウィン・ラニスター(役の人)と仲良く会話を交わしている。
これも、わたしの胸を熱くさせました。
そして、主人公ルーの家のいい人だけど生活力のないパパ役は、ダウントンアビーから登場。
イギリスドラマ、イギリス映画好きな人はそれだけでも見ていて眼福だと思います。
あと、主人公ルイーザの相手役の全身まひを負ってしまった青年ウィルを演じるサム・フランクリンは、個人的にかなり好きな顔面でした。
わたしは、英国俳優にどうやら弱い傾向があるようです(ヒュー・ダンシーとかジュード・ロウとか)。
映画では、『スノーホワイト』シリーズで王子をやっているそうですが、王子めちゃくちゃ似合うと思う。
顔以外はどこも動かせない役、すごく大変だったと思うけど、その分すごく整った顔が印象的でした。
そんな文字通りのハンサムに、天真爛漫に挑むエミリア・クラークがもう天使すぎて、彼女に心を開かない人は、世界中にいないのではないかと思うほどの天使ぶり。
シリアスなテーマを主人公の可愛さと純粋さとあえてのポップさでカバーして、重くならないように仕上げてはありますが、安楽死、尊厳死を扱っているという点で、やはりテーマは重いのです。
観ていて心が痛くなるシーンも、一度や二度ではなかったです。
ラストで2人がどうなるのかここでは言えないので、視聴後どうだったかの感想は伏せる形になるのですが、『ゲーム・オブ・スローンズ』のデナーリス推しとしては、非常に観てよかった作品でした!
いろんな衣裳を着ているエミリア・クラークを見ているだけで幸せでした(笑)
この作品を観たことがある人、これから観る人とこの作品のテーマについてじっくりと語り合いたい・・そう思わせてくれる作品でもありました。
興味のある方は是非一度みてみてください。
というわけで、それではまた!
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