『ペーパー・ハウス』シーズン4第8話(最終話)『パリ作戦』感想です。
ところで、前回の記者会見時から、記者団の中に気になる女性。
めちゃくちゃ流暢な日本語をハスキーボイスで話す、アジア人記者がいる。
ネイティヴジャパニーズスピーカーのわたしが聞き取ったところ、日本人かどうかは不明だけど、私と同じネイティヴジャパニーズスピーカーなことは間違いないと思った。
【トーキョー】 が主人公なぐらいだし、シーズン4までの間に割と親日感があるのは薄々感じ取ってはいたけど、海外ドラマや洋画といえば、日本人役であるにも関わらず、たどたどしい日本語を話す日本人役の俳優さんを多数見てきたものとしては、どうしても確認したくなってしまった。
Wiki・・確認できず。
というわけで、出でよ、IMDb!
【La casa de papel full cast】をしらみつぶしに確認した。
名前はない役だろうし、そして、うー、スペイン語・・。
Elika、Saraなど日本人ぽい名前を順番にクリック、調査していくうちに【Periodista】
が、記者やジャーナリストを現わすスペイン語だということが判明。
・・・・・・居たーーーー。
Maya Murofushi!
お美しいです!
代表作は、
女同士の恋愛を描く、ちょっと大人な感じの映画みたいです。
ジャケットは主演女性、ムロフシさんは、相手役みたいです。
ちなみに、Amazonレビューは★2・・・。
まぁ、そういうストーリー性を求める感じのやつじゃないのかもしれないし、映画はそもそも肌に合う、合わないがありますしね。
調査は難航しましたが、疑問が解決したのでわたしは満足です。
ちなみに、漢字のお名前は『室伏摩耶』さんというらしい。
これから、他の作品でも見かけることがあるかもしれませんね。
ますますのご活躍を期待しています!
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~あらすじ(ネタバレあり)~
Season5 Episode 8 "Plan París"
フラッシュバック
ベルリンは自分の率直な気持ちをパレルモに告げ、パレルモと二人で立てた計画の終わりとともに、彼の元を去る。
シエラは記者会見の表舞台に出て、リオの告発の内容をすべて認める発言をしたうえで警察や政府に不利になる内容も全て暴露したうえで、行方不明になる。
警察官としての違法行為を働いたとして指名手配される身となるが、独自に強盗団の捜査を進める。
教授はリスボン奪還作戦として、マニラの父であるベンジャミンとともに炭鉱夫チームを築き、銀行内部にいる仲間とともに”パリ作戦”を実行に移す。
エピソード7の感想はこちら
COVID-19騒動による、メンタルへの影響で海外ドラマへのモチベーションが下がって、配信からだいぶ出遅れての視聴になってしまったけど、なんとか、完走した~。
エピソード6への怒りで、もうこのまま中途半端にして離脱か・・と思ってましたが、残り2話だったので、シーズンラストまでこぎつけられました。
ラストエピソードはベンジャミンおじさんの力が大きかった。
【パリ作戦】の理由が、適当だったのが、え・・?(笑)って感じでしたが、ベンジャミンおじさんが、可愛い、かっこいい、ミスしない、素敵。
惚れた!(笑)
っていうか、炭鉱夫チームのほうが、仕事確実にこなしてくれて、すごい安心感があった。
時間通りに穴も掘るどころか、壁を作りペンキまで塗っちゃう。
有能すぎる。
教授が厳選してスカウトしたはずの元犯罪者のプロ集団は、余計なことばっかりして、ミスしまくりだからさ・・。
まず、いつものメンバーであの状態なら穴掘らないで、恋愛したり余計な小競り合いが始まって、時間通りに穴を絶対掘り終わらないわけじゃん。
さすが、職人は仕事きっちりやるなって思っちゃいましたよ、これはもうしょうがないですよね。
こういうのが観たいのに、やってくれないから。
まず、ベンジャミンおじさんのチームなら仲間きっと死なないよな・・(←しつこい)
それと、ラケルを銀行内に入れたのは、【追われない】っていう点から見ると一番安全だったからかもしれない。
居場所がわかっていてれば、追う必要はないわけだもんね。
だったら最初は教授と一緒にいても戦力になってなかったわけだし、銀行内のチームに居ればよかったんじゃないかな。
脱出しなきゃいけないメンバーがまた一人増えたっていうのもあるし、ナイロビと入れ違いになって人数的には戻ったけど、腑に落ちない。
だいたい、あの強盗団の失敗の理由って、チームをまとめる人(教授)が外に居ることが一番の原因だと思う。
計画に集中できない人ばっかりの団体だから、この計画が始まったときにラケルは中に入れておいた方がいいのにと思っていたし、なんとなく書いてたような気もするけど、自分の書いたレビューは振り返らない主義なんで、曖昧な記憶です(笑)
ラケルの替わりに追われる身となったシエラ。
アントニャンサスがスパイだと気づいておきながら、ターゲットを教授にするあたりはさすがと思ったけど【ネゴシエーターに隠れ家がバレる】って、
あれ・・? わたし、あれ?最新話観てたよね・・?
この展開・・二度目やないかーい!ww
まさか、新シーズンは教授、未亡人シエラと恋に落ちるんですか。
なんかさー、こっからはシーズン全体の感想になりますが、わたしなりに『ペーパー・ハウス』のことはすごく愛してるんですよ。
なので、ナイロビのことも含めてショックが大きかったかな。
今までで一番ミスが多くなかったですか?
新鮮なシーズンだから、昔のさまざまなミスを忘れてるだけですか?
ヘルシンキさんは今回の計画に参加したことで、オスロに続き、ナイロビまで・・と思ったけど、前回の造幣局の計画では、オスロ、モスクワ、ベルリンと三人失ってるんだったわ。
(もしかしたら他にもいるかもしれない)
その覚悟を持って臨んでいるっていうのはわかるけど、今回は、そもそも人助けが目的の再集結だったはずじゃないですか。
なので、再会とか、絆とかそっち方面に話を振ったほうが観ているほうが、感情移入もしやすかっただろうし、二度目なんだから、少しみんなが大人っぽく成長している姿を見たかったなとは思った。
これは、国民性の違いかもしれないが最終的には、計画に参加するという決定を下したのは本人たちだけど、そもそもトーキョーとリオのカップルのせいじゃない? っていうのはずっと思っていて、トーキョーが島を出て、リオが不安になり、電波を飛ばしたっていう。
何故、事の発端の二人が全く悪びれる様子がないの・・。
確かに、お金のあるみんなが【人助け】で集結ってことじゃないと、根拠は弱くなります。
しかし、それにしてもだよ、今回のシーズンは今までで一番ダメだったかもしれない。
好きなドラマがどんどんダメになっていくのに惰性で見ちゃうの辛いんだよね。
スペインは今、COVID-19ですごく大変で、ラケルも陽性になっていたし、次のシーズンがいつになるかわからないし、製作されるかも不明だけど、もし作ってくれるなら、お願いだから脚本家変えてください。
全体的にとっちらかりすぎだったと思います。
『ペーパー・ハウス』はファイナルシーズンまで、好きでいたいです。
それでは、次のシーズンでまたお会いできたら、その時はよろしくお願いいたします。
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※早く普通に海外旅行行けるようになりますように・・。