わたしは、普段はお家大好き人間で家から一歩も外に出なくても全然平気なタイプなんですが、基本的にオタク気質なので、何かにハマると聖地巡礼したくなるタイプです(笑)
大河ドラマでは『八重の桜』の時に、福島の会津まで行って大河ドラマ記念館とか色々観てきたのですが、すごく楽しかったです。
『のぼうの城』も映画公開直前に、原作にハマってたので石田三成が作った人っ子ひとりいないなんの変哲もない土手とか、石田三成が本陣を築いた場所とか、文庫の装丁の田んぼアートとか見て超満足してましたが、交通の便がものすごく悪くめちゃくちゃ遠かったです(笑)
今回の『いだてん』は、主人公の金栗四三の出身地が熊本なので、大河ドラマ記念館はちょっと遠い。
しかし、東京が舞台の物語だし東京の街はセットですが、調べればどこか行けそうなところありそうです。
ちょっと、行けそうなところは行ってきてみたいと思います!(笑)
#1~#5話までの感想
~6~10話までの『いだてん』あらすじ(若干のネタバレあり)~
嘉納治五郎(役所広司)は、羽田で行った競技大会で金栗四三(中村勘九郎)という学生がマラソン競技で世界記録を出し、オリンピックに出場できそうな選手を見出せたことに歓喜する。短距離の三島弥彦(生田斗真)とともにオリンピックにエントリーを促すが、2人とも辞退したいと言い出す。嘉納は金栗をなんとか説得するも国際大会に選手を派遣するお金を工面できない彼は、得意の弁舌でに金栗に自費での出場を要請。四三は熊本の兄、実次(中村獅童)にオリンピックの渡航費用の工面を願い出る便りを出す。費用の捻出もままならない中、着々とストックホルムへの渡航の準備が進む。そして、お金はあるがオリンピック出場を快く思っていない家族がいる三島弥彦(生田斗真)。四三と弥彦にも徐々に友情のようなものが芽生えていく。四三は学生仲間の募金活動や、兄が幼馴染のスヤ(綾瀬はるか)の働きかけでお金を工面し、東京に会いに来てくれたことに力を得て、弥彦と共にストックホルムに旅立つが、同行人の監督大森(竹野内豊)夫妻や、初めての外国人に囲まれる列車の長旅でストレスがたまる。なんとかストックホルムにたどり着くも、元々持病を抱えていた大森の病状が悪化、嘉納は国の許可が下りず、ストックホルム入りが遅れており、慣れない海外生活、選手団が弥彦と四三、2人だけの日本チームにはそれぞれ孤独と不満が蓄積。とうとう弥彦の精神状態が壊れてしまう。ストックホルム大会の開会式が迫る中、とうとう嘉納がストックホルムに到着する。
一方、橘家円喬(松尾スズキ)に弟子入りし、毎日人力車に師匠を載せて東京の街をひた走る美濃部孝蔵(森山未來)は、ある日師匠から「芸は足で覚えろ」という言葉とともに、初給料の五厘とともに、『朝太』という名前をもらう。
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5話~10話までの感想です。
けっこう、サクサク話が進んでいます。10話までですでにストックホルム大会の開会式直前。
シベリア鉄道とか、現存しているストックホルムのスタジアム:Olympiastadion Stockholm – Wikipediaとか、さすが大河ドラマで歴史的なことも学べるので楽しいですね。
列車の旅は観ているだけで疲れましたが、今現在ストックホルムまで行こうとすると一番簡便な方法としてはフィンランド航空の直行便で成田、関空、名古屋、福岡(季節限定)で、フィンランドの首都ヘルシンキまで飛び、そこから乗り換えて行くのが一番早そうです。
ちなみにヘルシンキまでは、飛行時間10時間程度、ヘルシンキからストックホルムまで一時間半程度。新橋から成田に向かい、飛行機までの待機時間、トランジットも含めても北半球同士だからか、南米などに行くよりは早そうです。
長い列車と船の旅を終え、無事ストックホルムに降り立った日本選手団。
ドラマ内では、今あるストックホルムのスタジアムをそのまま見せたっていうのも逆に臨場感があってよかった気がします。
5~10話までは、若者男子3名のそれぞれの悲喜こもごもが印象的でした。
裕福な家ではないけれどそれなりの我儘を言える家庭環境に育っていて、弟のたっての願いをかなえてあげようとする兄や、彼に協力してなんとかお金を工面してあげようとする友達がいる四三。
愛がないわけではないけれど、本音で話すことができず心がすれ違ってしまっている裕福な家庭で育った、プライドが高く見栄っ張りで本当は気が弱い弥彦。
そして、大好きなこと(落語)を見つけてそれに情熱を傾ける姿が印象的な自由人孝蔵。
三者三様の様子が、非常に面白かったです。
あと、ストックホルムでは現在でも有名な金栗四三が、何故日本では大河ドラマに取り上げられるまで全然メジャーな人物ではなかったのか・・。NHKのナレーションでは、「これから明かされます」と呑気に言っていましたが、日本ってそういうところある。
今までのフリの感じでは『四三はマラソンコースを間違えてメダルは獲れなかったにも関わらず、割と好成績を残した』というオチではないかなと思っています。
ドラマを観ていると、スポーツの概念が日本に来たのもかなり遅かったみたいだし、未だにマスコミは、何かの世界大会といえば、メダルだの、順位だの結果ばかり言うので、この時も四三は、メダルは獲れなかったと踏んでる。
それで、結果を残せなかったので知名度が低いのかなーと。
日本でオリンピックに初めて出た選手がメダルだったら、歴史的偉人としてかなり有名人になってる筈。
わたしは、スポーツを観るのは好きだけど、マスコミの日本の選手を初めとした世界の選手たちへの失礼な態度には腹を立てることが多いので、初めてのオリンピックでも日本のマスコミの手のひら返しに遭ったという結果だったら、来年の東京オリンピックでは今年の大河を観て反省したマスコミが、まだ1年ほど時間があるので、出場選手たちや周りの人の思いをドラマを観て学んでほしいです。
それと、熊本では春野スヤ(綾瀬はるか)演じる町医者の娘が嫁いだ先の大店の女主人として登場した大竹しのぶの存在感がすごい(笑)
この役に大竹しのぶが登場したからには、この先のスヤちゃんの動向もドラマでは放送されるのだろうけど、既にスヤちゃんの新婚の旦那さんに死亡フラグが立っているし、このままでは跡取りを生むのも危うい感じだから、大竹しのぶとスヤちゃんどうなっちゃうんだろうなぁ。
泣かせる展開期待してます。
死亡フラグといえば、大森氏にも既に死亡フラグが立っているし、時代劇自体100%全員死亡、ネタバレ前提ドラマなので仕方ないのですが、嫌ですよねぇ・・。
最後に、主人公じゃないから仕方ないけど、孝蔵くんと円喬さんもっと出してくださいっ!
森山未來くんの演技完璧だし、松尾スズキの色気すごいしで、あの二人でスピンオフ朝ドラワンクール作れそうなぐらいじゃないですか(笑)
というわけで、次はオリンピック、ストックホルム大会の様子でお会いしましょう!
それでは、また。
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