本当は木曜だったので、ザ・ギフテッドの12話の配信(字幕版)があったので、そちらを観るつもりだったのですが、どうしても昨日の続きが気になり、ハンニバルの第5話にしてしまった。
1日1話の視聴が限界なんで、こういう時は究極の選択を迫られる。
第5話は、4話の最後でレクター博士の家を証拠発見のため家探ししていた女性監察医ビバリーが、レクター博士が殺人を犯した決定的証拠を見つけてしまったのですが、それをレクター博士に見つかってしまい、ビバリーが博士に銃を向けているところで終わってしまたので、ビバリーの生死(死んでるとは思ったけど)に一縷の望みをかけて、5話を観ました。完全に4話の続きです。
※以下、ネタバレありの感想です。
今回のサービスシーンは、博士の美しい朝食作りのシーンでしたね。
刑務所のまずそうなご飯と対照的なプロの仕業の美しい朝食。
あと、思わず大文字にしてしまうほど、前髪おろしてる博士の色気がすごすぎる(笑)
マッツ・ミケルセンのハンニバル・レクターは、その色気に加えてちょっと天然感も出している不思議ちゃんサイコパスなところが、ひとを引き付けてやまない原因なんだろうな。
そして、ビバリー、さすがに死んでるとは思ってたけどまさかあんな形になってるとは・・。
いい人だったし、ウィルのことを助けてくれるのは彼女しかいないと思っていたし、好きだったので、切なくてちょっと泣いた。
薄情なようだけどまったく今まで出てこなかった人の知らない人の変死体と、好意を持って見ていた人の変死体はちょっと感情が違ったな。
あの形はウィルへのメッセージだったのかもしれない。
でも、博士、あんまりだ・・と思ってしまった。
そして、記者のラウンズにも人の心があったんだなと思った。
信念と野心があり、ハンニバルの中では好きなキャラですが、死体を見に来たジャックに、「あなたの部下だから見ない方がいい」と進言する感情は持ち併せていたんだなって意外でした。
そして、ビバリーを失ったウィルがラウンズを利用しようとしたことは、(あー、いい案)って思わず納得してしまった。博士、ラウンズの記事のファンだし(笑)
今後、ラウンズの記事に扇動された博士がどう動くのか見ものですね。
カーッとなって罠にかかるかな。
そして、今回びっくりしたことが何個かあったんだけど、その一つが、ウィルがチルトンに要請して、自分の近くに呼び寄せたギデオンのことなんですが。
完全に死んでると思ってたらすごい元気そうだったし、よくよく見たら頭のよさそうなおじさんだったってことです。
そして、チルトンの洗脳が完全に取れてはいなくて、レクター博士の顔も全然覚えてなかった。でも、もしかしたらこれから思い出すのかな。
今後、ウィルの協力者になれればいいのに。
ビバリー死んじゃったからもう味方いない。
そしてもう一つ、ウィルの裁判に関することで起きた殺人で、1人目の犯人と2人目の犯人が別人だったことがすごいびっくりました。
2人ともレクター博士だと思ってたけど、そういえば1人目の殺人はなんか雑で美しくなかったような気もした(後からなら何とでもいえる(笑))
判事は博士で、一人目はウィルのところの施設の職員。
その職員を使って、レクター博士の抹殺を頼んだウィルだったけども、(博士殺しちゃったら真犯人いなくなるけど、いいの!?)って思ったけど、アビゲイルのこととビバリーのことあるし、自分のことより復讐が優先になってしまったんだなと思いました。
そして、まさかのサイコパスけっこうやるやつだった(笑)
あんな小者が博士に勝てるわけないと思っていたけど、プールでのさっくり博士を襲撃後、博士のキリストの磔のようなお姿。
あの博士がまさかこんな目に遭うなんて前代未聞。
しかも半裸!!
お顔が奇跡的に美しいとは言っても、おじさんなんでちょっとゆるめの裸がリアルだし、そのゆるさがなんか逆に色気を漂わせてしまっちゃってると思ったのはわたしだけでしょうか(笑)
ウィルに博士抹殺を依頼されたサイコパスは、駆け付けたジャックとブルーム博士にあっさり撃たれてしまったし、万が一そいつが死んでなかったとしても、ウィルは『そんなことは頼んでない』って言い張ればいい話だから、博士、あんな目に遭ってウィルのことどう思うんだろう。
ウィルの指示ってことはたぶん博士ならすぐわかるよね。
今避けられてるってことも気づいてるし。
ビバリーの腎臓美味しそうに食べてる姿は、達成感に満ち溢れていたけど、ウィルの救いを食べてしまって、恨みを抱かれてそれでもあくまで、【友達】なのかなー。
博士の気持ちとか、わからない、何もわからない。でも面白い。
『切り裂き魔ウィルじゃない説』もだんだん濃厚になってきたドラマ『ハンニバル』。ジャックに恩を売って信頼関係を築いているレクター博士。
人のいいジャックが博士を疑い始めるのは一体いつになるのか。
第1話の冒頭、早くー(笑)
第6話の感想はこちら ↓ ↓
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