ゲーム・オブ・スローンズ シーズン7 第6話 感想です。
第5話の感想はこちら ↓ ↓
最終話の1個前の第6話。
北のゾンビを生け捕りに向かったジョン一行のその後の話でした。
壁の向こう、いつ見ても寒いです!
わたし、北国生まれ北国育ちなんで、あの感じ、すごいリアルなんです。
雪が音を吸収して、とにかく静かな山。
凍った雪を一歩一歩、踏みしめて歩く感じ。重く動きにくい防寒具。
鼻の中が冷たくなって、髪の毛も凍るし、吐き出した自分の息もすぐ冷たくなって顔にかかって寒い。
ゲーム・オブ・スローンズはドラマなんで、みんなほっぺとか鼻とか赤くなってないですが本当ならなっている状況。
顔を隠したら誰が誰かわからなくなるので致し方ないですが、じっとしてたら凍死するレベルの寒さみたいなんで、目出し帽をかぶったほうがいいと思います(笑)
※以下、ネタバレありの感想に・・いく前に注意点!
わたしは、兼ねてから申し上げている通り一貫して、デナーリス推し、ジョン・スノウ アンチなんですよ。
この話を見た人はわかると思うんですが、今回はそんなデナーリス推しでありながら、ジョンのアンチ心を更に刺激するエピソードだったんです。
なので、ジョン推しの方は、読まないほうがいいと思います。
ジョンへの文句が止まらなくなりそうです(笑)
というわけで、ジョンへの文句の前にもう一個のサブエピソード、ウィンターフェルのサンサとアリアの姉妹の件について触れていきたいと思います。
サンサの目的がわからなくなってきました。
ただし一つだけ、アリアが邪魔なことはわかりました。
アリアも別にサンサと顔を突き合わせて故郷に居たいわけじゃなく、ジョンを助けたい、会いたいから帰りを待っているだけなのだろうと思います。
アリアはサーセイを殺す目的で、王都に一人で向かっているところジョンがいるから引き返してウィンターフェルに来たわけだし。
そして、ピーターの助言で、ブライエニーを騙し厄介払いしたことは、今後アリアと対決した時に邪魔が入ると困るからだと思うけど、これはあんまりだ。
ピュアなブライエニーに対してひどい仕打ち。
でも王都にブライエニーが行けばジェイミーに会えるのかなー。
ブライエニーといえば、野人がブライエニーをそういう目で見てるのほほえましかった(笑)かといって、くっついて欲しくはないんだけど。
そもそもブライエニー超面食いだし。
とはいえ、サンサとアリアの溝も回を増すごとに深くなって。
お互いのっぴきならない事情があって、今があるわけだけどこの姉妹の行方が全然読めないけど、アリア、サンサにやられないで!
というわけで、ここからが本題。
前置き長くてすみません(笑)
死人を生け捕りに行ったジョン一行なんですが予想通りああいうことになりますよね。
うまくいくわけないし、そりゃ来るよ、ゾンビも。
ホワイトウォーカーのリーダーは高みの見物してるし、怖いー。
ドスラク人ぐらいだと思う。あの軍団に対抗できるの。
で、絶体絶命のピンチになって、最後の手段でデナーリスを呼びつけたわけですよね。
デナーリス、あれで情にもろいところがあるから来るさ。
ティリオンなんかに止められても言うことなんてきかないよ。
一行の中にジョラーもいるんだもん。
でも、一人で行かずに誰か連れて行けばよかったと思う。
(蛇足ですが、デナーリスのコート姿が死ぬほど可愛かったです。超似合ってた、でもあんなうっすいコートでドラゴンに乗ってあの気温の空に乗り込んだらふつう死ぬと思います(笑))
そもそも、女王なのに一人で行動させるな!
ドラゴンいるから一人じゃないってことなのかもしれないけど、そこは違うだろっ!
必ず誰かそばについて、命を投げ出して守ってくれる人をそばに置いておけっ!
で、結果、デナーリスに間一髪助けてもらったけど、大きな代償を払うことになってしまった。まさかのホワイトウォーカーの槍で、
ドラゴン一人、あっけなく死亡(?)
(え? 今、何が起こった? ちょっと待って。)
一瞬すぎて、ちょっと理解が追い付かなかった。
ジョンに、デナーリスが「乗って!」って言ったのに、なぜか乗らずにゾンビに立ち向かったジョン。
ジョンが乗らないから、デナーリスがその場で少し待機してしまった。
その一瞬のあいだに、不敵な笑みを浮かべたホワイトウォーカーが槍で飛んでるドラゴンを射抜いた?
ジョンが乗らないから飛び立ったデナーリスだけど、ジョン死ぬつもりなのかと思いきや瀕死の所をベンジェン叔父さんに救われてるじゃん!
叔父さんはどうしたんだよ! 死んだの!?
反抗期も乗り越えて大事に育ててきたドラゴンを、もたもたしてたジョンのせいで一人失うことになってしまった。(反論もあるかと思いますが、わたしにはそう見えた)。
そんななのに、ジョンの帰りを待つデナーリスにもイライラしてきたわたし(笑)
子どもより男かよっ!?
わたしはドラゴンを失ったショックをまだ受け止めきれてないよっ(涙)
さらに、瀕死で帰還した眠るジョンの手を握って看病するデナーリス。
ジョン目が覚めた途端、いちゃついてるじゃないですかー。
デナーリス、ジョンはダメ。
ナイツウォッチの誓いを立てたくせに速攻女作るしそういう男だよ、ジョンは。
そして、わたしの勘違いかもしれないけど、ジョンは兄かもしれません!
ゲーム・オブ・スローンズを見ている知人に何人か確認したのですが、そういった記憶はないと言っているので完全にわたしの勘違いかもしれないんだけど、ジョンはターガリエンっていう意識がずっとあったんですよ。
エダードとロバートの若いころの回想にそんなくだりがあったような、なかったような。ジョンはエダードの子じゃないのに、キャトリンに苛められていたという思いがあったので。
もし、ターガリエンじゃないとしたら、だれの子なんだっけ?
ロバートの狂王への謀反にも、その影響があったようななかったような?
なので、ジョンが馴れ馴れしく目が覚めた途端デナーリスのこと「ダニー」とか愛称で呼んでて、(ダニーって誰? 意識がもうろうとして昔の女の名前呼んだ?)って思ってたらデナーリスが『兄にそう呼ばれていたからその呼び方は嫌だ』って返したのはその伏線の回収かなって思ったんです。
でも、デナーリスとジョンがそういう生々しい関係にならないのであれば、もうジョンがターガリエンでもなんでも構わないです。
そもそもデナーリスが愛人をバッサリ振ったのだって、女王が弱みを持っちゃいけないってことだったはず。
そして、男作ってもいいけど、ジョン以外でお願いしたい。
と、ジョンとデナーリスの関係にイラついてたら、最後の最後にさらに傷をえぐるシーンが盛り込まれて一晩あけた今でも立ち直れない。
人のゾンビたちが、湖からドラゴンを引き上げてるところを見てまさかと思ったけど、そのまさかで。
冒頭ゾンビのクマに襲われてたけどそういうことだよね。。。。
ゾンビドラゴンの誕生の瞬間。
敵に超良質の高級塩を送ってしまった今回の失策。
そもそも、サーセイにゾンビを送る案自体どうでもいい感じだったよね。
すっごくいいアイデア!とは全然思わなかったわ。
旅行気分で壁の向こうに、ひと狩り行こうぜ!みたいなことになるからこうなる。
ショック。(個人的に)大事にしてたドラゴンが敵になってしまったことが、今シーズン始まって一番のショック。
最後の1話がまだ残ってるけど、ゾンビドラゴンの事実は変わらないしな・・。
見た人によると最終話は、「言葉を失う自体」らしいけど、既にわたしには言葉を失う自体は訪れてるんだけどこれ以上なにが・・。
第7話(最終話)の感想はこちら ↓ ↓
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