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ザ・ギフテッド シーズン1 第3話 感想 ミュータントとして生きる尊厳、悲哀に迫る切ない第3話。

 ギフテッド 第3話 感想です。

 

第2話の感想はこちら ↓ ↓

 

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第3話は、警察に捕まったパパのその後と、子どもを守ろうと奮闘するママ、ケイトリン。各ミュータントたちの能力や人柄に迫る回でした。

 

※以下、ネタバレありの感想です。

 

今回は、第3話にして更に切ない回でした。

今は刑務所に囚われているローナと、コロンビア人マルコスの心の交流を描く3年前のシーン。

親にも捨てられ、自分がミュータントであることを呪っているマルコスには、ミュータントであることに折り合いをつけて強くふるまうローナがそれは、美しく思えたことは想像に難くありません。お互いの能力が掛け合わさって生まれたオーロラ、めちゃくちゃキレイ(涙)

早く、ローナのこと助けてあげてっ!

ってことで、第3話の掴みはオッケーでした(笑)

 

彼女自身がミュータントではないことで、あくまで『向こう側の人間』であるミュータント姉弟の母であるケイトリン。ミュータントたちの諦めに満ちた目を振り切って行政や身内にすがってしまう切ないエピソード。

わたしも、ジョニーやらマルコスと同じ顔になってたと思う(笑)

 

子どもを連れて兄に助けを求めに行ったけど、案の定ダメでしたね。

それは予想通りだったけど、正直あそこまでひどい迫害を受けるとは思っていませんでした。

能力者であるとはいえ、近所の屈強な男たち(男しか来なかったことにも意味があると思った)が子ども2人をぶっ殺そうと猟銃持って家に押しかけてきたうえ、車で追跡して銃を撃ちながら襲ってくるなんて。

洋画や海外ドラマといえば、日本で生まれ育ったわたしには過剰とも思える子ども第一主義じゃないですか。

子どもであるだけで全て許される的なところがあるにもかかわらず、あの扱いにはさすがにびっくり。

大人ミュータントたちの今までの苦労が一瞬でわかった瞬間でした。

ちょっと気になるのが力に目覚めたアンディがちょっと暴力的になってきていることかなー。

思春期ミュータント能力気づきあるあるなのかな。もし、今自分が子どもでそういう能力者であること知ったらああならないとは言い切れない。

お姉ちゃんのローレンは、かなり達観してる感じだけど。

なので、大人のミュータントが周りに何人もいるのは彼らにとってかなりのラッキー。

普通は居なくて孤独になりそうだもん。

 

 そんなたくさんの理由で重要な存在である大人ミュータントたちの助けもあり、なんとか猟銃男たちからは逃げ切った一行でしたが、ここで今までは脇役だったミュータント地下組織リーダーのジョニーと、ドリュー・バリモア似の女性(名前はまだ覚えていない)の切ない色恋沙汰も盛り込まれてしまった。

ここで驚いたのですが、ミュータントって、破壊的なことだけじゃなくエモーショナルな能力も持っているんですね。

自分の記憶の一部を他人の記憶に植え付ける。植え付けた記憶は消すことはできなそうだけど、そのことができる自分にいつ気づいたのか、どうやって気づいたのかものすごく気になる。

あの程度なら、普通の人に混じって普通に暮らすことも可能な気がするのですが、あえてミュータントとして生きることを選んだのでしょうか。

なんでジョニーと距離を置いたのかとか、なんか色々気になりすぎる(笑)

 

一方、まだ警察と駆け引きしているリードパパ

ミュータント親子に親切にしてもらって、寸前のところで良心の呵責によって、ミュータントたちを売らずにすんだけど。

でも、どうするの!?(笑)

パパはミュータントじゃない一般人だし、家族で感動の再会はいつできるんだろう。

そして、今後どんな展開になるんだろう。

 

子どものいじめとかもそうだけど、異質なものを排除したくなるのは人間の本能なのかもしれないけど、排除される側に立って見てみると本当に理不尽なことばかり

そして、普段マジョリティ側だと思っている人間がいつマイノリティになるのかわからない世の中。切ないドラマではあるけど、すごく面白いと思って観ています。

 

木曜日の配信(字幕派なので)が本当に楽しみです!

 

第4話の感想はこちら ↓ ↓

 

 

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