2020年コロナ元年コロナ雑感。
コロナ関連の記事、記事数の割に今年はけっこう書いた。
まさかこんな1年になるとは夢にも思ってなかったけど、それは全世界共通だよねぇ。
あと3か月ほどで今年も終わりだけど、どんな年末を迎えるのかなと思います。
ちょうど、昨日(2020.9.24)東京都の食品工場で、70人以上の感染者が一か所で、という大型クラスターが判明しましたが、個人的には氷山の一角というか、社内で陽性者が出て周りを全員調べたから陽性者が芋づる式に出てきたんだろうし、詳しくは語れないですけど、きちんと社名公表して偉いなぁと個人的には思いました。
このSNS時代、隠してもバレるっていうのがあったのかもしれないですが。
食品工場という衛生状態の徹底管理が求められる環境で、しっかりした手洗いはもちろん、全身食品加工用の作業着、手袋、帽子、マスクや工場内に入るときには消毒や、ほこりを吹き飛ばす機械などを通ったり万全の態勢で臨んでお仕事されていたと思いますが、工場という流れ作業の工程的に、時間を分散させて作業するのは難しく、着替えや休憩などが致し方なく密になっていたのかもしれないとは思いましたが、食品製造はもちろんテレワーク出来ないし、供給止めたら変な方向からクレーム炎上パターンだし、取引先から注文受けてる以上納期があるから止められない。
スーパーやコンビニにお弁当やお惣菜を提供していたりするこういう現場の人たちも、
緊急事態宣言期間中を支えてくれた人たちなんだって今回のことで思った人も少しはいたらいいな。
70人以上の食品工場で働いていた人たちは、無症状かもしれないから買い物にも行き、家族も居て、お子さんが居る人もたくさんいそうだし、もう全員の行動経路を追うのは無理だろうなぁ・・。
普通に工場も再開するみたいだけど、自宅待機の人の補充どうすんのかな・・・。
陰性従業員さんたちのメンタルと過重労働が心配ですね。
東京は、Withコロナになっているので、70人以上のクラスターが出ても電車の混み具合が変わることもなく、通常営業です。
わたしも、さすがにコロナウィルスの出現から1年近く経過しているので、自分なりに状況(主にメンタルの)は変わりました。
※東京都のコロナ雑感は過去記事をご覧ください。
個人的にはGoToで東京に来るのも東京の人が移動するのも反対ですし、まだ、県外に出て友人たちと会食する気にはなれない状態ですが、薬の効果と夏(繁忙期)の終わりでだいぶメンタルどん底期を振り返ることができるようになってきたので改めて、その件をご報告させて頂きたいと思います。
コロナや、様々な事柄でメンタルが落ちている人の参考になれば幸いです。
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元々わたしは既往症からくる不定愁訴により、心療内科でお薬を定期的に処方してもらっていたことが今回のメンタルガタ落ち期をなんとか1段上がることに繋がったと思うので、人生何が功を奏するかわからないと実感しています。
お薬は現在、特にこれといった病名はついていないのに、5種類も飲んでいます。
そもそもは、婦人系のなんやかんやと、不定愁訴に効く漢方を3種類ずっと何年も飲んでいたのですが、試行錯誤を繰り返すうちに、1つすごい合う漢方がありまして、その漢方と出会ったことにより、寝つきがよくなり3種類のうちの1つの薬の量が減らせたほどでして。
そのほかに、PMSで猛烈にイライラしたりした時に飲むように言われていた軽い安定剤をずっとやめていたんですけど、緊急事態宣言中に飲み始めてしまい、さらに前回のブログに書きましたが、メンタルをこじらせて希死念慮に襲われるようになってしまったため、先生に相談したところ、新しい薬を処方されました。
PTSDやPMS、うつなどに効果を発揮する、依存性の少ない(とされている)脳が幸福感を感じたときに出すセロトニンという物質を外から取って補うためのお薬セルトラリンです。
先生のお話を要約すると、即効性はなく、飲み続けているうちに効果が現れるお薬で「落ち込むことは止められないけど、底が浅くなる、どん底までいかなくなる」という
ような説明でした。
結果、わたしは今どう思っているか。
世間一般の人たちは、きっとこのぐらいのメンタルで日々生きてるんだろうな。
ってなっています。
要は、ものすごい楽。
思考の癖は変わらないので、すぐネガティヴ方向に意識が向くんですけど、戻るのが早い。
ぐずぐず一個のことを考えなくなったというか。
先生の説明通り、どん底まで行かないです。
少なくとも、死んでもいいかなとは思うけど、積極的に死にたくはなくなっています。
薬を飲み始めるまでは、ほぼ通勤と仕事と寝るしかしてなくて、大好きな趣味も面倒になり、休みの日は過眠気味で、何かあってもなくても、消えたいと思ってました。
ごはんも掃除も面倒になって、家事はテレワークなどで家に居ることの多くなった家族にほぼ丸投げ。
ただ、普通に毎日仕事に行き、お風呂に入り、空腹は満たしていたので自分は違う、もっとひどい人がいるもん!と思っていたけど、もう、完全に初期鬱じゃん!! って今になると思うんですが。
だって、この症状が家族だったら、鬱だな・・・、鬱だよ・・・って思うよね。
病院連れて行かなきゃってなると思うんです。
渦中にいると気づかないもんなんだなって実感しました。
正常バイアスって怖いですね。
なので、心療内科に通っていて「コロナでメンタル潰れて、日々死にたいんですけど」って先生に言ってなければ、もっと症状が悪化して最悪の結果になっていたかもしれないです。
昨日、久々に野菜食べたくなって自分で料理しました。
古いものを捨てたい欲に駆られたり、汚いものが気になったり、家の中を右往左往してて、横になっている時間や、座っている時間が減りました。
明らかに元気になっている(と思う)。
セルトラリンは、最初1日2錠処方されていたのですが、最初は薬の副作用が出やすいらしく、翌日猛烈にボーッとしてしまったので、その後は1日1錠に勝手に変えて飲んでいます(通常は薬剤師さんか主治医にご相談ください)が、普段飲んでいる漢方との相乗効果で寝つきがものすごくよくなりました。
気持ちを落ち着ける薬3種類も飲んでるから、さすがに(笑)
ただし、二時間以上は続けては寝られない。
これはもうわたしの睡眠の癖ですね。
二時間とか一時間おきに一度は目が覚めちゃう。
睡眠が深くはなっていないけど、元々寝つきが悪かったのに、眠れるようになってるだけでも儲けものな気がする・・・っていう、このポジティヴ思考も今までにはなかったもの!
ここで、そろそろまとめなのですが、メンタル系の病院やお薬に抵抗のある方もまだまだいらっしゃると思うんですが、メンタルの専門家はメンタルのお医者さんなんですよね。
歯が痛いのに内科行かないじゃないですか。
辛いと少しでも思ったら、お薬に頼ることも一案に加えてもらえたらと思うんです。
副作用はもちろんあるし、合う、合わないはあると思うんですけど、わたし個人の話でいえば、完璧と言わないまでも楽になってるし、そのことでたぶん自分の周囲も楽なんです。
家族に辛い人が居たら心配するし、なんかしらの負担をかけてしまう。
逆の立場なら解放してあげたいと思いますよね。
わたしは、たまたま普段から病院に通っていたので相談することが出来ましたが、メンタルの不調は自分でなんとかしようとしがちだと思います。
しかし、専門家や誰かに頼ることはけして恥ずかしいことではないです。
わたしも、先生と相談しながらやっかいな自分の心と付き合っていきたいと思います。
わたしでよければ、相談にはのりますので、ご自分を大事にしてあげてください。
それでは、また。
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