毎度おなじみの余談ネタが今回は思いつかなかったので、原題の『Cobbler』(コブラー)を紐解くことに。
紐解いてみたら、興味深い結果に(笑)
コブラー、知っている人は知っていると思うんですが、わたしはなんのことか知らなかったんです。調査の結果、英国やアメリカ合衆国で食べられている焼き菓子のことと判明しました。
ちなみに、わたしはこの原題を見た時、真っ先に思いついたのは、こちらでしたが、(嫌いな人がいる可能性もあるため、本物ではなく【いらすとや】さんのイラストで緩和)
こちらの蛇のコブラは、正式には【キングコブラ】(Kng cobra)というらしく、【コブラ】で検索すると、読んだことがない『コブラ』という漫画のことばっかりでした。
コブラとコブラーでは綴り意味も全く違いましたが、わたしの脳内では、【Cobbler】→ヘビということで、チャックのヘビのような執念のことをタイトルにしたのかと思ったのです。
しかし、邦題が『クリームパイ』。また意訳か! と憤っていたのですが、調査の結果、意訳は意訳(?)なんですが、正しい意訳というか、日本人に優しい意訳というか・・。
今回のエピソードでジミーとキムが食べていたタルトのようなケーキのことを表現した【Cobbler】だと思うのですが、コブラーを調べると、なんかあれ、ちょっと違わない?という疑問が出てきてしまったのです。
製作がコブラーというからにはコブラーなんでしょうけど、ちょうど今回のエピソードではジミーとキムがケーキを食べているシーンでは甘党で甘いものに目がないわたしなのに、食欲よりも睡眠欲が勝ってしまっていてかなり朦朧としていたのです。
話している内容も、白いケーキもきちんと覚えている(つもり)なのですが、ウィキペディアで調べたコブラーはこんなんだし(コブラー - Wikipedia)、画像検索するとどれも美味しそうだけど、なんかちょっとあれとは違うような・・。
というわけで、【コブラー】自体に馴染みがあまりない日本人へ、訳した人の優しさが垣間見える『クリームパイ』という邦題でした。
色々言いましたが、コブラー自体はすごく美味しそう。
ふわふわしたケーキよりも、ザクザク及びどっしりしたケーキのほうが好きなわたしは、絶対これ好きだわ。
シフォンケーキは空気だから、ケーキとみなしてなくカロリーゼロだと思ってるし。
【コブラー】ではなく【cobbler】で画像検索すると本場のものがたくさん見られて目の毒でした。
ハイカロリーでジャンクな感じもするし、ブルーベリーたっぷりのものが特に食べてみたい。雑な感じが逆に美味しそう。
大ざっぱできちんと測るのが究極にめんどくさくなり、目分量でやってしまい失敗を繰り返すお菓子作りには全く向かないわたしでもこれなら作れるかなぁ・・と思った次第です。
※シーズン2第1話の感想はこちら ↓ ↓
シーズン2第2話では、キムの口利きでHHMと老人ホームの案件を手掛けることになったD&Mで働くことになったジミーのその後と、マイクがプライスの騒動に巻き込まれるエピソードです。
※以下、本格的なネタバレありの感想です。
今回はジミーの案件と並行して、職場の薬をナチョに横流しして設けているプライス(仮名)が調子にのってマイクを護衛につけずに取引に行き、ナチョに個人情報を見られてやらかしたせいで面倒事に巻き込まれることになったマイクも描かれました。
『ブレイキング・バッド』のウォルターたちと一緒で、素人が慣れていない悪事に何も知らずに迂闊に手を出し、今まで手にしたことのない大金を手に入れた人が陥る失敗の典型のような事例。
マイク警察署の駐車場でプライスと会えてセーフだったと思う。
あのまま、ほっといたら口を割ってマイクのことも口を滑らせて大変なことになっていたかも・・と思うと、本当に”素人が安易に悪事に手を出してはいけない”という『ブレイキング・バッド』の教訓を思い出しますね。
でもさー、プライス(仮名)は本当にバカでイライラしました。
あの生活水準でハマーは分不相応だし、ウォルターもスカイラーに叱られていたけど、突然金回りがよくなったら、怪しまれるとか一瞬でも考えないのだろうか。
警察から怪しまれなかったとしても、近所の人とか職場の人など身近な人から嫉妬されて変な噂流されたり、余計なことを詮索する人だっているのに。
あのハマーは特別仕様車だから、日本円で1000万円はくだらないと思うんだけど、警察にはリースだと言っていたけど、そんなの調べればすぐわかることだし。
あの車見るたびにイライラしてたから、ナチョに取られてせいせいしました(笑)
今後プライスがまた取引始めようなんていう変な気をおこさなければ、マイクも安心だけど、プライス(仮名)は本当に生粋だからほとぼり冷めたら何をするかわからない。頼むからこれっきりにしてほしいです。
一方、新しい職場でバリバリやることになったジミー。
嬉しいはずだけど、まだちょっと困惑気味で弱気になっている部分が垣間見えますね。
そもそも、弁護士になれるっていうこと自体、世間的に勝ち組だと思うから周りの同僚は自信満々な人が多いし、働いてる人もキラキラして働いてるから気おくれ気味なのかなぁ。わたしはあんな意識高い系の職場無理です(笑)
弁護士としての実績がまだ乏しいジミーが不安に思うのも仕方ない。
そんな中、ハワード自らチャックのところに出向きジミーがD&Mに雇われたことを伝えに行きます。
さすが、『大手弁護士事務所を率いているだけはある』と思うような、余計な感情論は言わず、要件だけをしっかり伝えチャックに有無を言わせない物言いが見事でした。
だけど、ジミーの出世が気に食わないし、どうしても気になるチャック。
弁護士だし、『自分の言い分は完全に正しい、ジミーは弁護士をやめるべきだ』って信じて疑ってないんだろうなぁ。
例のサバイバルスーツを着て、HHMとD&Mの会議にチャックが登場し、動揺して言葉が出なくなるジミーをキムがサポートしてなんとか乗り切りましたが。
そこまで粘着するなんて、怖いよ・・。
華々しいジミーの姿を見たチャックが今後また、妨害行為をしてきそうで嫌だな。
それも含めて、電磁波の件もあるし専門医(精神的な)に診てもらうか入院したほうがマジでいいと思う。
D&Mの件で忙しいのに、マイクに呼び出されてプライスの件を処理させられたジミーでしたが、依頼人を逮捕から救いキムに意気揚々と報告したジミーでしたが『証拠捏造はいけない』と何度も釘を刺されてしまう。
プライスはクズだし捕まってしかるべきだし、キムの言うことは正論で100%合ってるんだけど、ジミーの中でなんとなくもやもやしたんじゃないかなぁ。
わたしも、もやもやしたから(笑)
【法を守る】のがもちろん弁護士の役目なんだけど、ジミーの中では例えどんなやつでも【依頼人を守る】っていうのが弁護士の役目っていう考えがあるからシナボンの結果を招いたんじゃないかと思っていて。そこが根底的に正統派弁護士のキムと、元”スリッピングジミー”との価値観が違うところなんじゃないかなと思いました。
この小さなズレが、今後どんどん広がるのか、埋まるってことはないと思うので、ズレが小さな段階でせき止められるといいけど。
あとは、マイクにチャックの暗殺・・とまではいかないまでも、動きを封じるのを誰か依頼してほしい。盗聴とかGPSとか尾行とか、とにかくジミーに近づかせないで欲しいです。第3話も気になりますが、次は眠くない状態で臨みたい(笑)
というわけで、それでは、またー。
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