たま欄

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ベター・コール・ソウル シーズン1 第8話『RICO法』 感想 RICO法についてわたしなりに知りえたことを伝えられるだけ伝えます。

今回のエピソード、原題【Rico】なんですけど、若い女の子が好きな何かの商品名みたいじゃないですか。

 

RICO、難しすぎるっ!!

 

可愛い名前をつけて、その難解さを誤魔化してるとしか思えない。

そもそも、もちろん略して【Rico】なんですけど、元々の略されてない【Racketeer Influenced and Corrupt Organizations】から脳がオーバーフロー。

ウィキペディアに関しては、初見では何を言ってるのかさっぱりわからなく、自分の知能指数の低さに打ちひしがれてたんですけど・・。

法律に興味がなければ秒で寝落ちするぐらいのわかりにくさだったんで、興味のある方は開いてみてください。

 RICO法 - Wikipedia

 

で、いろいろなRICO法の解説を見て、わたしなりに理解した【RICO法】を、できるだけわかりやすくお伝えしたいと思います。

(専門家ではないので、間違っているところがあるかもしれません)

そして、確信が持てないので、『思う』とか『思われる』とか『らしい』を連発していて読みにくいです。ご了承ください。

 

RICO法とは『ラケッティア活動』をする人たちを刑事や民事で罰する法律なのですが、RICO法を検索するとイチイチ『ラケッティア活動』という文言が出てきます。

「だから、そもそも【Racketeer】がわかんないしっっ!(怒)」

とキレそうになって調べたところ、日本でいういわゆる反社会的勢力の人々や、そういう人たちがよくやっている悪事の総称のことで、ラケッティアの人たちが組織的に行う違法な利益を得る活動のことを『ラケッティア活動』というらしいです。

 

ラケッティア活動が多少わかったところで、今回のエピソードで、何故ラケッティアの人たちとも思えないイチ老人ホームがこの【RICO法】に引っかかってるのか。

RICO法自体のそもそもの起源が、1970年、ニクソン大統領の時代にマフィアやギャングの組織に対する取り締まり強化法律として制定されたものなのですが、この【組織(enterprise)】という解釈が大きく拡がり、のちのち本来のラケッティアの人たちだけではなく、個人で組織犯罪する人や企業という組織にも法律が適用されるようになったという流れです。老人ホームという営利組織が、故意的に詐欺を行い不当に利益を得ているというところがRICO法に抵触しているということだと思われます。

 

そして、今回のエピソードに盛り込まれていた【民事3倍】の件なのですが、今回ジミーたちが手掛けている老人ホームの案件は、RICO法内にある【民事救済】という項目でのやりとりで、老人たちが搾取されていたお金を民事訴訟という形で取り戻そうとしているという状態だと思うのです。

現状、老人ホーム側自体は刑事訴訟は避けたく、和解に持っていきたい(非があるから)

 

RICO法は、その活動で得た利益の全部没収という刑事罰のほかに民事RICO法というものがあり、懲罰的な意味合いも含めて賠償額は3倍で請求できる決まりがある・・とわたしは理解したのですが、その3倍請求の意味が正直よくわからなく曖昧です。

そもそも何を基準に、倍とか3倍なのかわからないし、賠償請求額に定価は存在しているのかどうかも不明だし。

現在では、その3倍請求には問題もあり色々と議論はされているようですが、とにかく3倍の賠償額を請求できるのが民事RICO法。

ということで、企業が組織的に悪事を働いて不当に利益を得ていることがバレると、ものすごく大変なことになるというプレッシャーはありますよね。

民事訴訟になると莫大な費用が必要になる。

アメリカは、資本主義大国で多分そういう国なので罰則が厳しいのだと予想しました。

訴訟大国でもあるし。

 

RICO法について、かいつまんでご説明させて頂きましたが、上澄みだけでもすくっていただけたでしょうか。

書いているわたしが、よくわかっていないので、多分あまり伝わっていないですよね。

すみません・・。

わたしレベルで説明できるのは、この程度が限界でした(でも、頑張ったので誰か褒めて欲しい(笑))

 

というわけで、ものすごく大がかりなことに手をつけてしまった個人弁護士のジミー。

本来であれば集団訴訟となり、何人もの弁護士で弁護団を作るレベルの案件だと思うので、このまま一筋縄ではいかないと思うのですが、このあとどうなるのでしょうか、すごく心配です。

 

  

 

※第7話の感想はこちら ↓ ↓

 

www.meganetamago.com

 

 

 第8話では、ケトルマン夫妻の大型案件を逃したジミーが老人ホームに通いコツコツと真面目に小さな仕事をこなしているなか、ホームの依頼人とのやり取りで、老人ホームが老人たちから不当にお金を搾取していることに気づき、解決に導こうと動き出すエピソードです。

 

 ※以下、本格的なネタバレありの感想です。

 

冒頭のジミー、切なかった。

 

司法試験が通った時点で何歳だったかわからないけど、チャックの弁護士事務所で下働きを一生懸命しながら、通信教育のロースクールで、三度目とはいえあの年で司法試験に通るなんてどれほど真面目に努力したことか。

冒頭のRICO法一つで頭がおかしくなりそうになったわたしには、もう考えただけで泣けるレベル。

 

そして、司法試験に受かった当初はまだバリバリやっていたチャックに合格を報告した時、ちょっと恥ずかしそうに褒めてほしい感を満載に出し、母性本能を刺激する『弟』ジミー。

これは、ずるい、ずるいけど、でもそれまでの血のにじむ努力に対しての見返りとしては、当然だし控えめな方だったと思うから、チャックにはもっと褒めてあげて欲しかったなーと(笑)

今のところハワード・ハムリンに対しての印象は、クズとは言い切れないけど、仕事やビジネスに対しての欲が強く仕事で評価を出さない人間には血も涙もないタイプ。

 なので、いくらチャックの弟とはいえ、稼げる保障が一ミリもなく、実績もキャリアもない中年の弁護士を司法試験に受かっただけで雇うということはしなかったのでしょう。かわいそうだけど、ハワードの立場なら仕方ないかな。

 

そして、まだチャックがハワード事務所を辞めた経緯が描かれていないですが、個人弁護士として貧乏生活をし、兄を支えるジミーが、大案件に発展しそうな事案をどうにかしようと夜中にゴミ箱に入ってまでも一人奮闘し、証拠を探すジミーに伸びる兄の救いの手。

徹夜で床で寝落ちしたジミーに枕を敷いてあげるのとか、じわじわ来ませんか?

わたしは来ました(笑)

 

チャックも頑張る弟に触発されて、ジミーの仕事を手伝い相手の代理人に一緒に会うまでに。

最初は、会う前もナーバスになってたし、何も喋らなくて大丈夫かと思ってハラハラしたけど、最後に鶴の一声の2000万ドル(22億円)。

確かに相手の提示する和解金が少なすぎるとは思ったけど、それは最初から高額提示してくるわけはないので、ここからだなとは思ったけど、最初から飛ばすな、さすがだなとは思いました。

 

その後、ジミーが集めた証拠をチャックが吟味したり大きな案件にだんだんとチャックの精神状態も安定してきて、ジミーも兄と一緒に仕事ができることを喜んでいた時、ソファに倒れこんで一瞬寝落ちしてしまったジミーが車に忘れたという証拠品を取りに、案件に夢中になり無意識で外に出るチャック。

一人で外に出たチャックに気づいて、焦って外に出るジミー。

わたしは、(このまま、無防備に外に出たことに気付かせるな、声をかけるな、ジミー、家に戻って寝たふりをしてくれ!!)と祈る思いで観ていましたが、外でチャックと顔を合わせてしまった。

この展開が、今後吉と出るのか凶と出るのか、せっかく状態がよくなったチャックが振出しに戻ったらジミーがかわいそう。

でも、もしかしたらいい方向に向かうかもしれないので、ちょっとずつ外に出られるようになるかもしれないし、チャック本人もそう願っていて一人で訓練していたりしていたので、わたしも祈っています。

 

最後に、マイクの件ですが、あの獣医のところにやっぱり行きましたね。

シングルマザーになってしまった息子の妻と孫の生活を支えるためです。

保護施設から連れてきたと言っていた、あの犬はマイクが飼うのかな。

すっごいかわいかったんですけど。

また出てくるといいなー。あのわんこ。

 

そして、この展開でガスとの出会いももうすぐですかね。

シーズン1最終話とかで出てくるのかなー。

早く、ガスに会いたいです。

 

というわけで、それでは、またー。

 

 

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