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ベター・コール・ソウル シーズン1 第5話『羊飼いの少年』 感想 ジミーとチャックの複雑な関係に心が痛む。

 今回の『Alpine Shepherd Boy』という原題を見て、真っ先に浮かんだのはアルプスの少女ハイジペーターです。

 

 

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ユキちゃんがヤギなことはもちろん知っていましたが、何故かペーターを羊飼いと勘違い。

そうです、ペーターは山羊飼い少年。『Alpine Goatherd  Boy 』。

ハイジを観ていた頃は、暖炉で焼いたチーズとふわふわの白いパン、藁のベッドに憧れていたものですが、ペーターが飼っていたのが、山羊か羊かも判別できていなかったとは。

それを、こんな年になって改めて知ることになるとは夢にも思っていませんでした。

 

そして、もう一つ、個人的に犬好きとして触れておきたいのは、セントバーナード犬のヨーゼフはペーターの犬ではなくおんじの犬であり、そもそもセントバーナードはよくよく考えなくても牧羊犬ではなく、山岳救助の際のパートナー犬というお仕事犬ですよね。

なんとなく牧羊犬の気がしてたんですよね。

今思い返すと、暖炉の前で寝ているヨーゼフがうっすら記憶の底から出てきたのですが、アニメを観ている子どもがいかに何も考えていないか(わたしだけだと思いますが)、そして記憶があいまいか判明したところで、更に言及しておきたい犬の件がありまして。

 

【Shepherd(シェパード)】という英語は羊飼いという意味ですが、日本ではドイツの牧羊犬、ジャーマン・シェパード・ドッグのことを表現して使用することが多いと思います。シェパード犬、警察犬として有名になりましたが、わたしもかっこよくて、顔も好きで、硬派な感じも好きで、環境が整っていて経済力が伴っていれば、飼いたいぐらい好きです。色々と飼いたい犬はいますが、絶対候補に入れます。

 

大人の犬ももちろん大好きですが、ここは子犬の可愛さでアクセスアップを狙うという姑息な手段(笑)

 

可愛いシェパードの子犬の写真で癒されてください。(重い画像です)

 

 

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可愛すぎて思わず泣きそう(笑)

どアップに耐えられる、修正いらずの可愛さ。

 

【Shepherd puppy】で画像検索すると、海外の可愛い珍しいシェパードの子犬がたくさん見られてものすごく幸せな気持ちになれるので、犬好きの方は是非試してみてください。

 

※第4話の感想はこちら ↓ ↓

 

www.meganetamago.com

 

 

 第5話では、隣家から新聞を盗んだチャックが隣人に通報され、警察に連行されるなか、ジミーは看板撤去事件で売った名前で新しい販路を築こうと奔走するも、なかなかそうはうまくいかなく苦労するエピソードでした。

 

 ※以下、本格的なネタバレありの感想です。

 

『ベター・コール・ソウル』いい感じです。

シーズン1がちょうど半分終わったところですが、ブレイキング・バッドに比べて、ハードボイルド感が今のところは少なく、ジミーの職業も弁護士なので、落ち着いてじっくり見られています。

ジミーの軽いキャラがドラマの内容の重みも軽くしてくれています。

 

今回のエピソードでは、テレビで顔と名前を売って今後順風満帆かと思いきや、テレビを見て即刻連絡してくるようなミーハーなタイプはやっぱり変わっている・・という内容で始まりました。

 

自分の持つふんだんな土地でアメリカから独立して自分の国を作りたい夢を、まだ存在しない自分の国の通貨で叶えようとする男に始まり、子どもにきちんと排尿させるための機械の特許を取りたいと言う男、ジミー曰く「機械が発する言葉が卑猥」ということで、依頼者を激怒させてしまったりと。

わたしは個人的にこの機械の発想は割といいと思ったし、子ども向けではなくて大人向けなら意外と売れるのでは? と観ながら思ってしまいました。

言葉自体は別に、大人が勝手に脳内変換してるだけなので、問題ないとは思うし、公衆トイレとかにつけたら効果覿面じゃないのかなーと一瞬思ったけど、だいたいの大人が卑猥と思われる言葉に脳内変換される言葉が次々に発されるトイレになってしまうとなると、それはそれで問題なので、やっぱりあの発明は売れないですね(笑)

 

依頼3人目のおばあちゃんは、自分の大事にしていた置き物を、身内に一人ずつきちんと形見分けしたいという依頼。細かい作業ではあるし、大変な作業ではあるけれども、終活としては割とまともだと思うし、ジミーとしても気持ちに応えてあげたい依頼だったのだと思います。

依頼料を提示するとき躊躇して分割でもいいと言ったり、貰う時に罪悪感を感じていた節があったけど、ダメダメ。お仕事、お仕事! ってわたしは思っていました。

余談ですが、おばあちゃんの家の黄色のソファがすごく可愛かったです。

 

そんな大変な一日の締めくくりとして、現在も恋人なのか、それとも元恋人なのか、あきらかに肉体関係がなかったとは思えないハワード・ハムリンの事務所で働く弁護士のキムの足に一生懸命ブルーのペディキュアを塗るジミーに思わずグッと来るわたし。

 

ガスが早く出てこないとこのまま、ジミーに推しが変わってしまう!!(笑)

 

年を重ね、『男は情緒が安定しているが大前提』という信念を持つようになったのですが、元々はメンタル弱めが好きなタイプ・・。

推し変は自分のポリシーに反するので嫌なんです(笑)

 

という、余計な話はちょっと今回はこの変にしてドラマの話に戻します。

 

そんな、ペディキュアをキムに塗るという静かな時間を過ごしているなか、ハムリンからキムにチャックが病院に運ばれているという連絡が来て、病院に急行するジミーとキム。

 

電気が煌々とつけられていて、電子機器が溢れているという病院のベッドに寝かされ苦痛を訴えるチャックに、焦って電子機器を回収し、蛍光灯まで取り外そうとするジミー。

医師はチャックの症状が落ち着いたところで、ベッドの電子機器を動かし、ジミーに暗に【身体的苦痛は、電磁波によるものではなく精神的なもの】と示して、専門的な治療が必要だから精神病院を紹介するから入院させるように強く言い、キムもジミーの気持ちを推しはかって強くは言わないまでも、専門家の助けを借りるようにジミーに何度も促す。

 

でも、ジミーの決断は「家に連れて帰る」だった。

 

割と優柔不断で流されやすいジミーが、ことチャックのことになると強固に考えを変えないし、ムキになってしまう。

 

ジミー自身が、チャックの電磁波過敏症は、精神的な問題だって一番よくわかっているのと、こうなってしまった原因は自分にあると思っているのかなぁと今回のエピソードを見ていてうっすら思いました。

 

過去のチャックとジミーに何があったのかわからないけど、小悪党だったジミーが弁護士資格を取得するには相当な努力と根気と時間が必要だったと思うし、弁護士を目指すそれなりの大きな理由があったと思う。

今はまだそれが明かされている状態ではないけど、今後わかるのかなー。

お互いに愛情を持っていないわけではないように思われる兄弟なので、かなり根が深そうに思われて胸が痛みます。

 

次回は、マイクがなんかしらの騒動に巻き込まれるエピソードのような形で第5話のエピソードが終わりましたが、このペースだとあっという間に1シーズン観終えてしまいそうです。

余談ですが、マイクブレイキング・バッド撮影時より痩せたのもあるけど、若返ってますよね。

時系列的に見た目若いのは当たり前なのですが、撮影のタイミングを考えると老けているはずなのに逆に若返っている。自然の摂理に反しています。

アメリカの特殊メイク術か、フォトショップ的なものでの撮影技術なのか、それとも門外不出のアンチエイジング術なのか・・。

アメリカのドラマ界の若返り術は本当に不自然さがなくて毎回驚かされています。

あの技術を民間にも適用すれば、すごく儲かりそうなのになー(笑)

 

というわけで、それでは、またー。

 

 

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