Amazonオリジナル作品『ザ・ボーイズ』(The Boys)シーズン1第4話【彼女】感想です。
あったー!!!
ドラマのBGMリストを掲載しているサイト(海外の)で、今回のエピのページを見ていたんですが【BOYS AND MEN】ってアーティスト名を見た時、海外のグループだと思って、スルーしてたんです。
だって、曲名とアーティスト名しか載ってないからさー(笑)
でもどのサイトを見ても【BOYS AND MEN】って書いてあるし、そして4曲しかリストがないなか、あの曲が載ってないのおかしいよなと思って、曲名を一曲ずつじっくり見たら【Howoagero!】って書いてあって。
Howなんちゃらって単語だと思うじゃないですか、なんとなく。
わたし、英語出来ないし。
でも、ん!?と思ってよくよく見てみたら、見えた、見えた、見えたーー!(笑)
すごいトリッキーだったけど、分かった時のすっきり感といったら・・。
せめて、単語ごとにスペース空けてくれていたら。そしたらすぐわかったのに。
話を戻しますが、(Amazonオリジナル作品にとうとうジャ〇ーズの息が・・・) と思ってたら違いましたねー。
グループ名は、その名も【BOYS AND MEN】だし。
え・・? まさか、名前で選ばれた?(笑)とは若干思いましたけど。
このグループ、なんと名古屋のご当地(アイドル的な)ユニットだったんです。
みなさん、知ってました? 関西系のジャ〇ーズJr的な何かのグループか、もしくはそれらしいグループを作って流しているんだと思っていたので驚きました。
それらしいグループのMVにしては完成度高いな・・と思ってたんですよ。
東海に住んでる方ならご存知なのかもしれないですが、わたしのように検索してやっとたどり着いた、このグループを知らなかった方のためにざっくりとご説明させてください。
通称、ボイメンっていうらしい。(『BoyzⅡ Men』と混同して混乱した)
2016年レコード大賞新人賞を獲ったらしい。(知らなかった)
アイドルと言ってはいけないらしい。(本人たちがアイドルではないと言っているため)
武道館公演、47都道府県ツアーをやるほどのグループらしい。(知らなかった)
※ボイメンオフィシャルサイト。 一見さんに優しくない。
※ウィキペディア。グループ内で色々あったみたい。
※ベストアルバム
ボイメン・ザ・ベスト(初回限定盤A YanKee5盤)(DVD付)
- アーティスト: BOYS AND MEN,YUMIKO,DY-T,You Sudou,Soma Genda,MEG,Hayato Yamamoto
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2018/12/19
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
というわけで、海外ドラマを観ていて突如流れてきた日本語のきちんとした歌は初めてかもしれなくて(あれは誰だ・・?)という疑問をすっきりさせることができたので、よかったです。
今度、日本のTVにボイメンが出てきたら、逆に(あ、ザ・ボーイズの・・)ってなるのが、なんだか不思議な気もします(笑)
<広告>
~あらすじ(ネタバレあり)~
シーズン1第4話【彼女】"The Female of the Species"
ポップクロウからAトレインが使用しているコンパウンドVの入手先の情報を得た【ザ・ボーイズ】のメンバーは、薬物組織のアジトを見張る。
Aトレインは、ポップクロウに自分の薬物使用の事を誰かに話したか問いただすが、ポップクロウはあくまで口を割らない。
ボーイズのメンバーは、アジトに踏み込んでAトレインが繋がっている証拠を探し出そうとする。
フレンチーはその際に日本語の歌が流れているTVを真剣に観ている女性が監禁されているのを発見。
フレンチーは女性に同情し、監禁されていた女性を逃がそうとするが、薬のため凶暴性が増していた女性は、アジトの内部に居た人々を次々に手にかけ、その場を走り去ってしまう。
その時、アニーからヒューイに着信が入り、ブッチャーの指示で携帯に盗聴器をしかけるため、アニーとデートすることになったヒューイはアニーとボウリングに出かける。
監禁されていた女性の後を追うブッチャーとフレンチーとMM。
Aトレインも彼女の行方を探しておりどちらが先に彼女を見つけることができるか、せめぎ合いだった。
フレンチーは地下鉄で彼女を発見し、自分の過去を彼女に話すことで心を開かせようとするが失敗、また逃走されてしまいMMと一触即発になっているところをブッチャーが止め、仲間の重要性を語り2人を仲裁する。
一方、ヴォートではトランスルーセントの公的な発表をどうするか協議していた。
その時、マデリンの元にハイジャックの知らせがあり、なんとか世論を味方につけたいマデリンは、ホームランダーと、クイーン・メイブを現場に派遣。
ハイジャック犯を撃退する2人に機内の乗客は大盛り上がりだったが、その後とんでもない事件が起きる。
その頃、ディープは、”セブン”内での立場やヒーローとしての自分に疑問を感じており、突発的な行動に出ていた。
※第3話の感想はこちら
色々盛りだくさんだったエピソードだったけど、ホームランダーの胸クソ加減がすごくて胸やけが激しく全部持っていかれた・・。
わたしも人のこと言えたガラじゃないけど、ザ・ボーイズに出てくるヒーローたちは、何故みんなちょっと(?)知性に欠けているんだ?
飛行機の墜落事故の後現場処理の場に行き、自分たちの必要性をアピールしたホームランダーだったけど「自分たちが着いたときは、墜落の3分後で間に合わなかった」とドヤって答えていて、マデリンは大満足していたけど、墜落の原因はホームランダーだってことをマデリンはおそらく知らないし、飛行機事故調査で重要な役割を果たすブラックボックスの存在が気になるところです。
ざっくり読んだところ、ブラックボックスは事故の際比較的損傷の少ない機体後尾に厳重に収納され、FDR(フライトデータレコーダー)とCVR(コックピットボイスレコーダー)の二つを合わせて通称【ブラックボックス】というみたいなんですけど。
重要なのは後者のCVRの件ですよね。
天井にマイクがついていてそれで集音し、墜落直前の音声を30分以上録音するシステムみたいなんですけどブラックボックス発見されたら、ホームランダーとヴォート社、かなりヤバいよね。
もちろん、ハイジャック+飛行機墜落事故という合わせ技の世界的な大事件でブラックボックスを回収するのは人命救助の次に重要な案件だし、必死に探すでしょう。
そして、悲しいことに人命より無事な可能性が高い。
ただし、あの音声が録音されていたとして、人は神のように信じていたヒーローが悪魔だったってことを受け入れることが、心情的にできるのか。
信者の中で、嘘だ、ねつ造だって騒ぐやつが必ず現れるし、その気持ちは正直わからなくもない。
でも、ハイジャックだけだったら、墜落もなくあれだけの死者を出さずにすんだかもしれないのに、自分が飛行機の電気系統を破壊して墜落を招いたのにしれっとしてるサイコパスメンタルがないと実際はヒーローとか無理なのかしれないとは少しは思った。
クイーン・メイヴは普通の人の心を持ってるから、ヒーローとして生きるの辛くなってきているし。
今後、どさくさに紛れて口封じのためにホームランダーに殺されちゃったりするのかなぁ、クイーン・メイヴ。
今回のエピはフラグかもしれない。
ディープはスターライトにあんなクソな仕打ちをしておきながら、イルカと駆け落ち・・。
心が通じ合ってるもの同士の駆け落ちに対しては特になんとも思わないですし、好きにすればいいと思うんですけど、もう一つ気になった、日本の捕鯨に対する批判のことを改めて調べてみたんですね。
捕鯨反対派の人たちが、捕鯨をセンセーショナルに描いたドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』の舞台になった和歌山県の町の捕鯨のことを『和歌山県』として公式に反論したページがありました。
ものすごく冷静に、生きるため、産業をなくさないため、食文化のため、捕鯨文化を自分たちは守りたいんだと訴えています。
太地町でのイルカ漁業に対する和歌山県の公式見解 | 和歌山県
捕鯨関係の組織も反対派と肯定派で意見は平行線を辿り、決して交わらなく組織として成り立っていないのが現状。
捕鯨を文化として行っている国は日本だけではなく、他国もあるようですが、日本は他の国より責めやすい国なのだなというのが、色々読んだ結論です。
わたし個人としては、馬は可愛いし、とても好きだけど食べる人を責めはしないです。
可愛い馬を見て(美味しそう)と思う人は少ないと思うのですが、桜肉は食べるって人もいますよね? 専門店もあるし。
でも、牛だって、豚だって、鶏だって、羊だって、鴨だって、フグだって可愛いと思う人はいるし、ジビエにはウサギだって、鹿だってあります。
植物は話しかけると美しく育つと言うし、そういう意味では心を持っているのに、野菜はいいのっていう反論ももちろんでてくるので、食べるか食べないかは、違法じゃない限り個人の自由だし、根付いている文化をどうこう言うのはちょっと・・って思うんですよね。
マ〇ー牧場では、さんざん可愛い羊たちと触れ合わせたうえ、羊ショーを見せて、レストランでは羊肉を出してるけど、別にどうこういわれてないじゃないですか。
羊は食べていい動物だとみんな認識してるからだと思うんです。
食べると認識してる人が少数派だからって責めていいの? 攻撃していいの?っていう疑問が湧くんですよね。
逆説的に少数派だから責められてるんだなとすら思ってしまう。
ここまで書いたのは、あくまで個人の見解ですので怒らないでくださいね。
わたし、食に対してストライクゾーンが広いタイプだし、肉も卵も食べるのに人の食べるものに対してあれこれ言えないと思うだけなんで。
それにしても、せっかく駆け落ちしたのに、最後悲惨な展開になってしまったディープ君。
あれは、かわいそうだったね・・(イルカが)。
えっと、長くなってしまったので、この辺でまとめたいのですが、文字数的に『ザ・ボーイズ』のメンバーのことを書くのをためらう感じになってきた(笑)
なので、箇条書き!
ブッチャー役のカール・アーバンのニュージーランド訛りの英語素敵です。
あと、フレンチーは頑張って、ボイメン観ていた彼女を捕まえてください!
最後に、何日か間をあけて鑑賞したらヒューイはまだまだビル・ヘイダーです!
というわけで、それではまた。
<広告>