『ウォーキング・デッド』シーズン9第16話(最終話)『嵐の予感』(The Storm)
感想です。
最終話『嵐の予感』って【予感】じゃないし、すごい嵐だったじゃん!!
原題も(The Storm)なのに、何故、邦題『予感』つけた・・。
シーズン10が『嵐始まり』っていうことで予感なのかもしれないけど、それはもうちょっと先の話だし。
なにはともあれ、いつも汗だくで薄着だったウォーキング・デッドのメンバーの、寒波による猛吹雪により冬服姿が観られたという貴重なエピソードではありました。
前回、祭り(委員会)で「もうすぐ冬が来るからセーター買わなきゃ」という発言があったので(ウォーキング・デッドに冬のシーンってあったかな?)と思ってはいましたが、まさかのひどい冬っぷりに、意表は突かれました。
北海道出身のわたし、死人出てるレベルの寒さなのに薄着を心配(笑)
あの軽装であの吹雪の中移動したら、息できなくて窒息死だよ。
しかし、このエピソード一体なんだったの?(笑)
前回の衝撃回を受けてのこの最終話・・。
前半は、ウォーキング・デッド名物【見えない】により、寝落ちの危機に見舞われましたが、この回を寝落ちして二回観るのは嫌だったので、リアタイの恩恵をフル活用し、CM中に動き回り寝落ちを回避。
なんとか、本日感想を書けることに相成りました。
<広告>
※以下、ネタバレありのあらすじ及び感想です。
シーズン9第16話。
激しい寒波の中、施設の老朽化と物資不足に耐えられなくなった王国の住民たちは、王国を引き払いヒルトップに受け入れてもらうことにする。
猛吹雪の中、老人や子供も含めた団体は、嵐に巻き込まれながらもなんとかヒルトップに進むが、いよいよ危険な状態になり、アルファの領地を侵しながら近道をすることにする。一方、アレクサンドリアでも大寒波で通常の暖房施設が働かなくなり、暖炉のある住居に集まって過ごすことにするが、檻にいるニーガンも凍死の危険があり檻を出されることになる。暖房の壊れていない家に嵐で視界の閉ざされる中移動中、行方不明になっているドッグの声をききつけてジュディスが移動の列を離れてしまう。
王国のメンバーは、無事ヒルトップにたどり着けるのか、アレクサンドリアのメンバーは無事嵐を乗り切れるのか、そしてアルファたちのグループの動向は・・。
それっぽく、あらすじをまとめてはみましたが、何が言いたいのかわからないエピソードでした。
SNSの実況感想でも『前回で終わりでよかったのでは!?』という意見が散見されていました。
印象深いエピソードといえば、牧師がキモイシーンがあった、エゼキエルの嫉妬がウザかった、普段あったかい地域がちょっと寒波がきたぐらいで、あんだけたくさんの人が渡れるほど川は凍らないのが普通(誰か落ちるフラグだと思った)。
しかも嵐のあとすぐ雪が解ける程度の寒波であんなに大きい川が、人が渡れるほど凍るのありえないって思ってました。
あとはジュディスにとってニーガンは、もはやパパってことぐらいですかねぇ・・。
リディアは罪悪感を持っていて最初はウザかったけど、アルファに虐待受けてるにしては割と普通の子だと今回は思ったし、それに一旦リディアはルークたちと人質交換して、アルファの元に返したじゃないですか。
あの一件は、ヘンリーの独断(ワガママ)のせいなんですよ!!
ヘンリーが勝手にヒルトップ抜け出して、アルファに返したリディアのところに行ったから、ダリルとコニーは危険を冒してヘンリーを助けに行かなきゃいけなかったし、ダリルはリディアを置いて行けと言ったのに、あくまで連れて行くと言い張ったのはヘンリーなんです。そのため、ダリルとコニーはリディアへの責任も大人として持つことになってしまった。
大事な人が殺された責任を誰かになすりつけたい気持ちはわかるんだけど、エゼキエルがダリルに矛先を向けるのはお門違いも甚だしかったです。
エゼキエルは王国にアルファに侵入されていたことも気にしてないし、ヘンリーの勝手な行動の結果が今回のことにつながったなんてそんなこと微塵も思ってないみたいだったし。
口だけっぽかった。
自分が王国に居ながら(しかもアルファと喋っていた)人々があんなに連れ去られ殺されてしまったのは、王国のリーダーであるエゼキエルが責任を取る案件だし、キャロルとうまくいかなくなってるは誰かのせいじゃなくて、自分の問題だと何故思わない。
そういうところが王国がダメになった理由の一つでもあるし、ジェリーが甘やかし過ぎたと思う。
逆にキャロルは、ヘンリーが引き起こしたことって自覚があるんだと思う。
だから、リディアを見てヘンリーを思い出して、ヘンリーを失ったことだけじゃなくて自責の念に駆られている部分もあると思うし、わたしがヘンリーの母だったら『息子の不始末』に耐えられないところだけど、それはやっぱり日本人的な感覚なんだろうと思ったんです。
でも、だとしたら、リディアに矛先がいっているのはおかしな話なので、エゼキエルとキャロルに、ヘンリーのこと悪く言えないからリディアが攻撃されているのは、すごい日本っぽいなぁと思ったんですけど、あのリディアを攻撃してた人も元々救世主じゃない?っていう疑問もあったので、なんかもうよくわかんない(笑)
そして、最終的にリディアをキャロルが助けたのは、ヘンリーが命をかけてまで守ろうとした娘を殺すことはできなかったのと、ダリルが悲しむからだろうなぁ。
エゼキエルと別れて「もうおとぎ話は終わりよ」発言も、標的はリディアじゃなくてアルファだからだろう。
シーズン10は最強戦士キャロルがリーダーとなり、アルファのグループと立ち向かっている最中ミショーンを失い(シーズン10で降板が決定している)、これで晴れて親子の絆を深めたニーガンとジュディスが、ニーガンの指導力を受け継いだうえ、正義感も持った立派なリーダーとして成長していく物語・・。
うー、陳腐だ。
無線の相手が、ジェイディスだったらまた話は変わってくるんだろうけど、個人的には、リックの復帰はいりません。
あと、マギーも、戻ってこなくていいです。
手紙の返事もくれないぐらいだし、死んでるかもしれない。
あと、ニーガンに会わせたくないので。
生きてて手紙も返事くれないんだったら、相当困窮してるか、もう仲間だと思われてないかだから。
次のシリーズは来年の秋みたいなので、今回のシリーズの評判や口コミなどで新キャラ投入されたり、降板情報流れたりでストーリーの変更があるかもしれないですねぇ。
最後に、簡単にシーズン9を総評して終わりたいと思います!
・リック引退回までは面白かったけど、後半ぐずついた。
・マギーとミショーンのママ友争いを引っ張りすぎだった。
・ゾンビは今回いっぱい出たので、ゾンビが出ないと面白くないと再確認した。
・やっぱり見えないシーンが多くて、寝落ちの危険が常につきまとった。
・せっかく生かしたニーガンをうまく使いきれていなかった。
・エゼキエルとキャロルカップル、ロジータを含む四角関係が全然ピンとこなかった。
・ジュディスとドッグとルークを含む新キャラはよかった。
・人との戦いはもうお腹いっぱい。
・エピソード15の雑な脚本と展開は、伝説になるほどだった。
・後半二話はリアタイに参加したら、本編より実況の方が面白かった。
以上が箇条書きのシーズン9の感想となりますが、ここで謝らなければいけないことがありまして、
「途中、ぐだぐだ回の感想レビューのネタに困り、関係ない戦国武将の話ばっかり書いたりしてすみませんでした!!」
毎エピソードのレビューに付き合ってくれている方がいらしたら謹んでお詫びします。
これだけは、言っておかねばと思っておりました(笑)
こんなにぐだぐだにうんざりしていても、シーズン10も観ると思います。
今回のシーズン9の一番の収穫は、リアタイ実況に参加する面白さを知ったことです!
後半二話だけになってしまったのが悔やまれますので、シーズン10では積極的にリアタイに参加していきたいと思います。
みなさんシーズン9視聴長らくお疲れ様でした!
またシーズン10でお会いしましょう~。
それでは、またー!!
第15話の感想はこちら。
【ウォーキング・デッド】過去記事(だいたい愚痴)はこちらから。
<広告>