たま欄

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【映画】オレの獲物はビンラディン 感想 変な映画(笑)あまりお勧めはしないけど、つまんなくもない。

 先日、動画配信されていないマーベルDVDを借りに久しぶりにレンタルショップに行ったんで、せっかくなので新作でもレンタルするかと思って、新作の所にずらーっと並んでいたニコラス・ケイジの笑顔がどうしても気になり、借りてきてしまった。

完全なるジャケ借りでした。

 

 

つまんない映画やドラマの時は有名作品でも、なかなか筆が進まずこんなブログですがレビューを書いていないことがこれでもあるのですが、この作品は、これを観て感じた変な気持ちを吐露したい気分になってしまった。

人には勧めないけど、ものすごくつまんないかと問われると、『もっとつまんない作品は他にも山ほどある』っていう感じかな(笑)

 

90分と割と短くまとめられている映画なのですが、ニコラス・ケイジが90分の間、ずーっと、ずーっと変なことを変なテンションで話してたり、変な行動をしてる映画なんです。でも、実話が元になってるんですよ。これが実話なんて(笑)

 

あらすじは、腎臓が悪くて透析もしている民間人の中年男性がですね、9・11のあとに神の啓示(?)により、たったひとりでサマ・ビン・ラディンを生け捕りにする任務を遂行しようとする話なんです。

変な邦題をつけることで話題の日本映画界ですが、この作品に関してはこの作品の邦題つけた人かなりセンスがあると思います。

原題は『Army Of One』っていうタイトルで、色々な解釈があると思いますが、映画の内容からすると【一人軍】っていうところでしょうか。

でも、それだとわけがわからないので、『オレの獲物はビン・ラディンに落ち着いたと思うのですが、作品をしっかりと観たうえで、愛情を持ってつけた邦題のような気がします。

わたしにはわかる。この作品をなんかわかんないけど愛着が出て、好きになっちゃう気持ち。

 

映画に特にメッセージ性とかストーリーとかなくて、本当に、主人公の男が変なテンションでずーっとしゃべってるんです。

いや、メッセージ性もストーリー性もあったのかもしれないけど、わからなかった(笑)

多分、この作品を作った人は、変な人が居たから映画化したら面白いかなって感じで作った映画っぽいんです。

でも、日本人のわたしにはどの程度の認識かイマイチわからない部分ではあるのですが、アメリカではビン・ラディンはものすごい悪だから、民間人で一人で捕まえようとするなんて、ものすごいヒーローだったのかも。

 

主人公のニコラス・ケイジ演じるゲイリーなんですが、一言で言うと変人なんですけど、でも、すっごくいい人なんです。

本当にただただ純粋なだけなんです。でも変な人。変な話をする変ないい人。

なので、周りからも嫌われてないし、どこに行ってもどんな変な行動をしても、誰からもものすごく愛されてる

そして、ニコラス・ケイジはなぜこの映画に出ようと思ったか不明なのですが、本人に会ってかなりそっくりに仕上げてきてると思うんです。

実話のもとになる本人がエンドロールで出てきますが、雰囲気そっくりで笑いました。

さすがニコラス・ケイジ(笑)

なんか憎めない変な人ってたまにいると思うんですけど、その究極な感じ。

彼を支える女性とその娘も出てくるのですが、この女性も美人でいい人だし、子どもも天使です。

 

映画に悪い人が誰も出てこないので観ていて嫌な気分にはならなくて、最後まで観ると主人公のゲイリーを応援したほうがいいのかな?みたいな気持ちになって終わりました(笑)

 

普段、誰かを殺したり殺されたりする映画とかドラマばっかり観てるから、たまにはこういう特にはない映画を観るのもいいかなと思いました。

コメディというほど笑えもしないけど、傷ついたりもしない。

自由に生きるっていいなって思ったのと、ニコラス・ケイジが楽しそうでよかったなと思った映画でした。

 

ジャケ借り、大成功・・とまではいかないけど、大失敗ではなかったかな。

いろんな意味で、今後観たことを忘れない作品になりそうです(笑)

 

 

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