『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン8(最終章)第3話『長き夜』感想です。
このエピソード観る前、珍しくめちゃくちゃ眠かったんですよ。
事前情報で『エピソード3は画面真っ暗で全然見えない』と聞いていたので、(今日は、観ないで寝ちゃおうかな・・)と思っていたのですが、先が気になってどうしても観たかったのと、見えないと言ってもても『ウォーキング・デッド』ほどじゃないだろ・・と安易に臨んでしまったのですが、エピソード3始めたら、1時間半近くもあるじゃん!!
1エピソードずっとナイツウォッチの回に寝落ちしてたりしていたので、さすがに今回も寝落ち確定かな、と思ったのですが、オープニング始まったら、さすがはゲースロ最終章。
目がパッチリ開いて寝落ちは免れました。
しかし、ウィンターフェルでの戦いは、ドラマ内だけではなくわたし自身にも降りかかっていたことを、この時のわたしはまだ知らない。
見えないことを完全に舐めていた・・。
ウォーキング・デッド以上に見えないドラマがあると思っていなかった。
人生はまだまだ想定外のことが起きる(笑)。
普段ドラマを途中で止めることはほとんどないのですが、開始30分、見えないこと疲れて、一旦トイレ休憩をはさむ。
今回のエピソードについては、色々言いたいこともありますが、その前に制作陣に強く言いたいのは、こっちはドラマを「観てる」のっ! そして「観たい」のっ!!
日本の時代劇、ウォーキング・デッド、そしてゲーム・オブ・スローンズに至るまで・・。
想像に任せる結末は、ストーリーの問題だから納得いかなくても受け入れる(こともある)。
しかし、途中過程は”見せて”くれないと・・。
ドラマなんだから! 映像作品なんだから!!
真っ暗な画面に貴重な時間を割かれると、めちゃくちゃ凹むんだよね。
せっかく、来るぞ、来るぞって言っていた冬がやっと来たんだし、雪原って意外と目が慣れると、夜目がきくんですよ。
雪景色に戦いの時だけ雲が晴れて月光や星明りが反射する程度の演出で、(視聴者が)だいぶ見えたと思うのに。
わかる、わかるよ。
想定外の敵にビビって混乱する同盟軍を描きたかったんだよね。
視聴者にも見えないことで不安を煽りたかったっていう演出でしょ?
よーく、目をこらせばあれはジェイミーっぽいなとかわかった。
でも、せっかく頑張ってビビってる演技しても、見てもらえないんじゃ役者さんだって不憫だよ。
多少リアリティがなくてもいいから、頼むから見せて欲しい。
しかも、ゲースロは最終章なんだよ!
こっちは一分一秒見逃したくないのっ!!
観終わったあとは、目がめちゃくちゃ疲れいて頭も混乱していました。
けっこう高価なため、いざという時の最終兵器に大事にストックしてある『めぐりズム蒸気でホットアイマスク』を繰り出す羽目に。
※わたしは、柑橘系の香りが好きなのでゆずの香りだけど、ラベンダーもマッサージ店に来たような妄想を味わえるのでおススメ。
床につき、アイマスクを装着・・。
はぁ~、目があったか~い。
ゆず、いいにお~い。
Zzzzzzzzz・・・・
第2話の感想はこちら
<広告>
~あらすじ(ネタバレあり)~
シーズン8(最終章)第3話『The Long Night』
静かな夜、ウィンターフェルにナイトキングの軍が到着していよいよ開戦となる。
メリサンドルは、呪文で巨大な火の壁を作るが、その壁もなんなく突破され、ドスラク軍はすぐさまその威力に圧倒される。
ブライエニーは自分の軍を必死で守り、なんとか対抗しようと試みるがなすすべがない。ジョンとデナーリスはそれぞれドラゴンに乗り、上空から攻撃を仕掛け、ナイトキングの乗るドラゴンとも対抗する。
その間にも、ナイトキングの軍はどんどん城に侵攻していき、城を守っていた人々も応戦することになる。
アリアは一人諦めずに死人に対抗している姿を見て、ベリックがハウンドを鼓舞して2人でアリアを守る。
メリサンドルがアリアの前に現れ、「これからあなたは【青い目】の人を殺す」と言われ、走るアリア。
ドラゴンの攻撃がナイトキングに効かなかったことで、デナーリスは死人とドスラク軍が入り乱れる陸に降りる。
ジョンもドラゴンから降りて、ブランの所に向かおうとするがなかなか進まない。
シオンが一人ブランを守る中、ナイトキングがいよいよブランの元に到着してしまう。
ブランがナイトキングの手にかかろうとしたその時、戦士がナイトキングの前に現れる。
ごめん、ちょっとよく見えなかったのもあって状況を理解していないのですが、結局スターク家(ブランとアリア)とメリサンドルがいればよかったってこと?
一晩あけて、よくよく考えてみて、
ジョンがデナーリスを連れてきた意味、あんまりなくない?
って言うのが正直な感想なんですけど・・。
ジョンがデナーリス連れてきちゃったあとに、ジョンもブランと再会しちゃったから後の祭りだったし、今さらブランも「そんな大軍いらないかも・・狙いは自分だけだし」とは言い出せない雰囲気だったとは思う。
そして、ジョン側からすれば、ドラゴンが居れば勝てそうな気がしたのもわからなくはないけど、そういうところがリアナとかに責められるゆえんだったんだと思うよ・・。
あと、始終気になってたのは、ホワイトウォーカーたちってあんなビジュアルだったっけ? そして”ナイトキング”っていつから呼ばれてたっけ? という見えないから集中できなかったのもあって、余計なことばかり考えてしまっていました。
(ホワイトウォーカーたちのビジュアルをごまかすために暗くしちゃってたのかもなぁ~)とは、見えない間ずっと思っていました(笑)
あそこのCGにお金かけられなかったのかなと、みえなければ誤魔化せるし、敵味方入り乱れてわかんなくなってたもんね。むしろあの状況でよく戦えたなっていう。
ドラゴンだって、敵味方関係なく火あぶりにしていたわけでしょう?
しかし、メリサンドルの火と、ドラゴンの火は、綺麗だったし「見える!助かる!」って思ってました(笑)
結果的には、ナイトキングが居れば倒しても、死人が復活しちゃってたわけだから、火を噴くドラゴンもあんまり意味なかったよなー・・。
一言でいうと、あっけなかったよね。
やっぱり、こんなに長く引っ張って、シーズン1の第1話から登場させていたホワイトウォーカーの脅威、壁ができた理由、ナイツウォッチの存在意義などの回収を1話ですまそうとしたのが、無理があった。
せめて、前後編ぐらいできっちり描いてほしかった。
こんな最後にするなら、七王国の戦いメインにして、壁の向こうのことは適当にしとけばよかったのにって思う程度には。
今までの流れからして、もっと派手な対決を期待してたから、ちょっとがっかりといえばがっかり。
そして、これで、何千年も続くはずだった冬が終わるの?
ストーリーにそういった不満はありますが、もちろんアリアは、モーガン(ウォーキング・デッドの)みたいな棒を振り回して、すごくかっこよかったし、生まれながらの戦士ぶりを発揮してもちろんMVPだと思うのですが、それはみんなわかっていると思うので、違う人のことを。
わたしは領主として最後まで気の強さを発揮した少女、リアナ・モーモントが巨人の目を突き刺した時、かっこよすぎて泣きそうに。
リアナの芯の強さ大好きでした。
あと、死亡フラグランキング第1位だったシオンの死は想定していましたが、実際観てみると、予想以上にかっこいいシーンで、ドラマが始まった当初はあんなにチャラついていて卑屈だったのに、実はこんなに強かったんだっていう姿を観られてよかったし、素直にかっこよかったです。
自分がシオン推しだったら、こんなシオンを観られてよかったってすごい感動したと思う。
シオン推しの人が少し羨ましく思いました。
それに比べて、今回もジョンは見せ場なかったっすねー・・。
ブランのところに行くはずも間に合わなかったし、シーズン8今のところいいところなし。
そして、今回の戦いで一番の(わたしにとっての)損害は、ジョラーとデナーリスの別れですよね。
死亡フラグランキングに入れてたので覚悟はしていたけど、デナーリスが予想以上にガチ泣きしているのを観て、もちろんもらい泣きしたし、これを書いてる今も泣きそう。
ジョラーにとっては、”カリーシ”を自分の命が尽きるその時まで守れて、最期を看取ってもらえるなんて、これ以上ない、 最高の死に方だったと思うんですよ。
「最後までお側に居れて幸せでした。そんなに泣かないでください、カリーシ・・」って、優しく言うと思う。
わかってても泣いてしまった。
というわけで、前回の記事の、死亡フラグランキング結果発表です。
1位のシオン、大本命で、順当に死亡。
死亡フラグランキング、2位のジェイミー、生死不明(ブライエニーも)。
3位のハウンド、アリアを守ってはいたが、死ななかった。
戦いが終わってみると、これから、マウンテンを殺す役目があるので死ぬわけにいかなかったんだなと納得する。
4位、ジョラー(涙)
5位、ダヴォス、何故か生きてる。
6位、7位、サムとジョンは相変わらず運がよく死んでない。
妄想で番外編のティリオンを書きましたが、ホワイトウォーカーのことを収めなきゃいけなかったから、そこまで話を拡げる余裕はさすがになかったですね(笑)
でも、外に出たがっていたティリオンをサンサが宥めていていい感じでした。
今のサンサなら、ティリオンといい夫婦になれるんだろうな。
人生のタイミング、難しい。
この先、サーセイとの戦いの中で、デナーリスの手であるティリオンが、スターク家のサンサとうまくやれれば道が拓けるかもしれないので、今回の2人での地下避難は意味があったと思う。
これで、前半終了で残りの3話でいよいよ、【鉄の玉座】を賭けた戦い(になるんですよね?)なのですが、ラニスター兄弟はジェイミーもティリオンもサーセイから離れてしまい、サーセイが孤独すぎる。
そして、グレイジョイのヤーラも復活してるし、劣勢すぎない?
ドラゴンの存在を確認してるスターク家は、北部を守れればそれでいいと考えていそうなので、ターガリエンと勝負はしなそう。
ジョンはスタークをとるのか、ターガリエンをとるのか不明だし、そもそも本当にこれから玉座争いはあるのか。
玉座争いをする必要性があるのかどうかも、この段階ではわからなくなってきた。
そもそもの七王国自体、もうタイレルとマーテルはなくなってるし、ラニスターはあってないようなものだし、玉座にこのまま座っていたいサーセイ・バラシオンと、玉座にどうしても座りたいデナーリス・ターガリエンの一騎打ちしか考えられない。
あとは、エイゴン・ターガリエン(ジョン・スノウ)がどうするのかぐらい?
あ。
【アリアのリスト】に、サーセイと、マウンテンが入ってるんだった。
それがどう回収されるかだよなー。
今回ハウンドは、ベリックに助けられ死ななかったので、マウンテンを殺そうとするアリアがピンチに陥り、そこにハウンドが割って入り、マウンテンとハウンドの相討ちになってほしいと個人的には思っているのですが。
こうなってくると、サーセイの首が取られるならアリアしか居なくなるので、アリアはあんまり玉座に興味がなさそうだけど、アリアが玉座エンドもありえる?
そして、この戦いでデナーリスの心境にどう変化が生まれるのか、ジョンが兄の息子だと知ったことで、終焉に向けて話がどう動くのか・・。
泣いても、笑ってもあと3話!
というわけで、それではまた。
<広告>
欲しい(笑)
DAチョコレートお土産キャンディー・ ゲーム・オブ・スローンズ・ヴェステロスの大家・チョコレートギフトセット有名なテレビシリーズデザイン13x13cm 1箱 (城)
- 出版社/メーカー: DA CHOCOLATE
- メディア: その他
- この商品を含むブログを見る