ブレイキング・バッド シーズン2 第7話の感想です。
エピソード6のレビューで申し上げた通り、時系列がおかしくなっていたのですが、ここで元にきちんと戻しました。
あー、こういうこと・・ってやっと話がつながった(笑)
シーズン2 第6の感想はこちら ↓ ↓
ところで、『ブレイキング・バッド』を見る前に、Amazonプライムオリジナルの『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』というドラマにハマって観ていたのですが、そのドラマのメインキャストである超絶好みだったイケメンキャラクターがメキシコ人の役だったし、演じる俳優さんもメキシコ人だったんですよね。
で、ドラマの中に出てきたメキシコがとても美しく印象的だったし、そのあと観てるドラマがこの『ブレイキング・バッド』なので、今まで全く興味のなかったメキシコに興味がすごい出ています。実際は、ブレイキング・バッドは、メキシコとの国境のアメリカが舞台ですが、ところどころに感じるメキシコの風が、南米への興味を更に掻き立てます。行けるものなら行ってみたい国ランキング圏外でしたが、8位ぐらいには浮上しています。快挙です(笑)
※ちなみに、『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』のドラマ紹介 ↓ ↓
メキシコの風をがんがん浴びせてくるオープニングで始まった第7話。
前回、ジェシーが対決したジャンキー夫婦の事件が引き金となって、状況が様変わりしたアルバカーキの薬流通事情がメインで描かれました。
そして、相変わらずのホワイト家のゴタゴタと、ハンクの単身赴任。
ハンクの単身赴任は、大事件も勃発。と盛りだくさんな内容の第7話でした。
※以下、ネタバレありの感想です。
まずは、浮かれたメキシコミュージックに乗せて現在のウォルターの状況が説明されました。
ウォルターの薬の質が良かったため、その筋の流通業界内で話題になり、国境を越えてメキシコの麻薬流通組織の耳にも入り、凶悪なボスに命を狙われているが、ウォルターの正体はまだバレてないのと、本人は命を狙われていることに気づいてないという内容の歌でしたが(笑)
病魔と他殺、ウォルターが果たして今後どちらで死ぬことになるのか。
せめて他殺の脅威から身を守れるのかは、今後のストーリーの肝になるのでしょうか。
ところで、化学の成績が悪い生徒と対峙するウォルターが、生徒に「すぐ、バレる嘘はつくな」と偉そうに言うシーン。
今日現在、『おまえが言うな・オブ・ザ・イヤー・2018』ですね(笑)
ウォルター、相手が悪かったらすぐさまバレる嘘ばっかりついてる。
最初の頃は、ウォルターは化学の知識でピンチを乗り越えたり、妻や息子にも気難しい感じで接していて口数も少ないし、クールな理論派の化学者だと思ってたけど、けっこう短気だし、最近はただの天然なんじゃないか? と思うようになってきました(笑)
ずっとジェシーの電話を無視していて家に来たときは激昂してたのに、自分が用事があるときはジェシーにしつこく電話をかけて、家まで押しかけたり。
「銃で脅して金を取り返せと言ったけど、やらなくてもいい」。
やっぱりねー、適当にその場の勢いで言っただけだと思ってたんだよ(笑)
もうやっちゃったあとに言われても、取り返しつかないし、目の前でATMで頭を潰された男のことがトラウマになって引きこもりになっちゃって、葉っぱを吸いまくって現実逃避する、かわいそうなジェシー。
でも、結果、ジェシーがジャンキー夫婦を脅しに行ったことの話に尾ひれがついて、ジェシーが「お金を払わないことにブチギレて、ATMの機械でそいつの頭を潰した」という武勇伝に膨らんでいて、卸業者のボスとして恐れられる存在に成長(?)していた。でも、ジェシーはたった一人でかなり頑張ったし、そのぐらいの武勇伝はいいと思う(笑)
そのことで引きこもっていたジェシーも勢いづいて、流通組織をどんどん膨らますはずが、今度は流通を制限して値段を釣り上げると言い出したウォルター。
もう、どっちなんだよ(笑)
このドラマの一番の教訓は今のところ、悪事を働くにも事前の勉強と悪事を働く環境と経験値がそれなりに必要ってことですね。
素人は安易に手を出したらいかんってことです。
ジェシー、ウォルターに振り回されないで頑張って!!(笑)
そして、今回はジェシーとウォルターの件以外に妻のスカイラーと、義弟のハンクのことも描かれました。
まずは、家計のために臨月間近の身で仕事を探すことにしたスカイラーは、過去のコネを使って元居た職場に高待遇で復帰。
職場のボスは、当時妻が居た身でスカイラーを口説いていた男らしかったけど、ウォルターと違い紳士でハンサムだし、しかもお金も持っているうえ、今は独身。
余命も怪しく経済力もないウォルターと夫婦関係が現在たいしてうまくいっていないスカイラー、職場のボスとの不倫あるのかなー(笑)
スカイラーもまんざらでもなさそうだったしね。
そして、ますますかわいそうになってくるハンク。
全然好きじゃないけど、ブレイキング・バッド内かわいそうキャラナンバー1かも。
マリー、仕事のことがあってもなくても転勤に絶対ついていかないと思ってたけど、やっぱりついていかなかった。
それは予想の範囲内としても、トゥコの件でPTSDぽくなってるハンクが新参者いじめに合っているのを見るのもかわいそうだった。
前の職場では、かなり好きなようにやっていてアットホームだったから余計そう感じました。
そして、アルバカーキよりメキシコの国境に近いから街中でジャンキーを追うより過酷な環境だということは一瞬でわかった。
麻薬組織からのDEAへの威嚇で、DEAに情報を売った情報屋の生首が亀に乗って歩いていたのはまだしも、ハンクがちょっとその生首から離れている間、亀(か生首)に爆薬が仕込まれていて、それが大爆発して職場の仲間の足が無くなったり、多分死んだ人も出たのでしょう? ますますハンクのPTSDひどくなっちゃう。
大部分のチームの人が今回の爆発でやられたとなると、ここからは予想なんですが、運よく無傷だったハンクが応急処置をしたり仲間を救おうとしたことで評価がまた上がり、やられた人のかわりに新メンバーが何名か入ってきて、チームのメンバーが入れ替わり、転勤先でもチームをけん引する重要なポジションを任されて、断れない性格のハンクが真面目に頑張っちゃう展開ですかねー・・。
このままハンクがこれ以上ひどい目に遭わないうちにアルバカーキに帰してあげてほしいけど。
という、第7話でしたが、次の第8話はいよいよ、タイトルが『Better Call Saul』(ソウルに電話しよう!) です!
スピン・オフドラマとしても有名だし、ファンも多い。
そこまで魅力的な人物のソウルが出てくるってことですよね?
主人公として何シーズンもあるドラマが続いているわけだし。
今回のエピソードの終わり方で弁護士が出てくるようなことはなかったように思われたけど、どんな人で登場人物で、今までの登場人物とどういう関係なんだろう?
めちゃくちゃ楽しみだー。
第8話の感想はこちら ↓ ↓
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