ブレイキング・バッド シーズン2 第11話の感想です。
シーズン2もあと残り2話! さくさく見ちゃっています。
ウォルターとジェシーの二人は、本編にもありましたが『1歩進んで2歩後退』という感じです。でも、シーズン2後半になってかーなーり、面白くなってきました。
みなさん
第11話も、「え?ここで終わり?」ってなりました。
今思い返すといろんなことがあったのですが、それだけ集中して観ていたということですね。
今回のエピソードを見る前に観ていた映画が、知名度も人気もある作品だったのですが、わたしにはもやもやが残る感想を抱いた結果に終わってしまったので、余計ブレイキング・バッドに集中しちゃっていたかもしれません(笑)
ドラマもそうですが、こればっかりは価値観や考え方は人それぞれなので、受け手の感情ひとつなので仕方ないです。
わたしは個人的に映画やドラマの好みを語るのは、ラーメンの好みを語るときと似ていると思っています(笑)
シーズン2 第10話の感想はこちら ↓ ↓
第11話は、ジェシーの手下の売人トラブルがまた勃発し、精神的にジェシーが追い込まれる一方、大量に作った薬の在庫を売りさばきたいウォルターが奔走という、二人のビジネスの方向性にずれが生じるエピソードでした。
また、ウォルターは抗がん剤治療の結果を受けて今後の治療方針を決めることになることと並行して、スカイラーの出産予定日が差し迫り、タイトル通り『混沌の渦』でした。
ちなみに今回のエピソードの原題の『Mandala』とはヒンドゥー教の何か(仏教画? アート?)らしいですが、読んでも意味がわからなかったから、そういった意味でも『Mandala』なのかもしれない(笑)
↓ 曼荼羅を参考にした記事
【この密集感…狂ってやがる!】曼荼羅はアート!まんだらって何? | ♡楽しいお絵かき研究部♡とどろきレミ ブログ
※以下、ネタバレありの感想です。
エピソード冒頭、アルバカーキの街はずれとジェシーの手下の売人と周りをうろつく自転車の小学生ぐらいの少年。
そのシーンに違和感は感じたけど、まさか子どもが銃を持ってて、手下を撃つと思ってなかったから!
びっくりしすぎて、すごいド深夜に観てたのですが、目がめちゃくちゃ開いた(笑)
そこからは、終わるまで一瞬たりとも眠くならなかったです。
薬を売るといっても、犯罪ではあるけれどビジネスだし、他人の縄張りを侵すというビジネスマナーを守らないものは命で精算しなくてはいけない。改めて過酷なビジネスだと思いました。
そして、
スカイラー、とうとう臨月!
臨月のスカイラーと、今後の治療方針を決めるため病院に向かったウォルター。
医療にはまったく詳しくないけど、腫瘍が小さくなったんだったら切ることはできないの? と思っていたので、医師の提案は想定の範囲内だった。
だけど、保険効かないからといって、手術代金が日本円で2000万以上?というのはさすがに聞き間違いかと思ったけど『17万ドルから20万ドル』って言った。確かに言った。アメリカで病気になるの怖い。お金持ちしか命を長らえることが出来ない国アメリカ。
ウォルターは病気が見つかった当初は治療もしないつもりだったし、潔く死ぬつもりみたいだったけど、ここに来てお金の目途もついてるし手術を即答したけど、スカイラーは、裏金稼いでいることを知らないしさすがに手術代に度肝を抜かれて、「よく話し合ってから決めましょう」って焦ってたけど、本人が生きるつもりで手術するって言っちゃってるのに、お金がないからと言って手術代金をねん出することが出来ないから、転移を待つかこのまま静観して死ぬのを待って欲しいとは言えないわ、わたしには無理だ。
でも、話し合うってそれ以外になくないですか?
ウォルターがそう言っている以上は、選択肢としてスカイラーは覚悟を決めるしかないんだけど、急すぎて覚悟できない気持ちもわからなくはないけど、表に出しちゃダメだ(笑)
売人に引き入れたために、友人が殺されて精神状態がおかしくなってしまったジェシー。小悪党として細々やっていたのに、ウォルターと関わってしまったため、色々と大変な目にあってしまってかわいそう。
ウォルターは教室の天井に携帯を隠しているので、すぐに連絡取れない状況だし、危険な仕事を共にしているパートナーなのに緊急事態の時の連携がお互い取り切れていない。
売人仲間が一人捕まり、一人殺されたことで、残りの一人も売人稼業から手を引くと言い出し、薬を売る人がいなくなってしまったジェシーとウォルターは、ソウルに相談。
もう、友達が殺されたことで、元々メンタル弱いのにとどめを刺されたジェシーは、肺がん患者であるウォルターの前でがんがんたばこ吸ったりして、もうズタボロ。
普段のジェシーだったら絶対しないなー、かわいそうだなー、ウォルター薬売りたいのもわかるけど、ちょっとは気にかけてあげなよ、とは思いました。
ソウルの口利きで、凄腕の売人を紹介してもらえることになり、待ち合わせ場所に向かいましたが、どれだけ待っても売人は現れなかった。
ソウルは二度と連絡は取れないっていうし、よくよく振り返ってみると、セルフサービスのファーストフード店で、店員さんがあんな風に御用聞きに来るの変だから、店に居た店員の黒人男性の人怪しいなーと思ったけど、ジェシーの態度が悪かったからダメだったのかなーと予想してたら、ウォルターも考え抜いた末やっぱりそう思ったみたいで、執念で話し合いに漕ぎつけられた。
ほんとよかったよ。手術代金の件もあるしさ、これがダメだったらどうなってたことか。
ソウルの紹介してくれた凄腕売人、迫力あってかっこよかったなー。
御用聞きに来た時はもっと若い男性かと思ったけど、20年やってるっていうから変だなと思ってたら、間近で見るとウォルターと同世代ぐらいの人だった。
ウォルターは、やっぱり素人だから本物の本気のビジネスしてる売人に気迫負けしてたうえ、自己評価高すぎて面白かった。
ウォルター、自分のこと用心深いと思ってたんだ(笑)
用心深かったらこんなことになってないだろ! って見てる全員突っ込み入れてたと思うし、売人の人にもたぶん鼻で笑われてたよ?
そして、ジェシーと一緒に仕事してる理由は彼のことを信用してるからだとはっきりと公言。
だけど、前日の待ち合わせの時に会ってくれなかった原因はジェシーだった。
時間も守らないし、ラリッてるしで、ビジネスするに値しないと判断された。
確かに、仕事の待ち合わせで相手に対して失礼すぎる状態で現れたと思うけど、ジェシーは、友達が殺されたことで、精神状態が崩壊状態。
付き合っている彼女もせっかく更生したのに、今までは葉っぱだけだったけど、2人してとうとう注射的なものにまで手を出してしまって。
彼女はすごい手慣れた手つきで注射用意してたから、せっかく苦労して更生したのに振り出しだね・・。
って、しんみりしてたら、売人から連絡が来て急に薬を持って待ち合わせ場所に向かわなきゃいけなくなったウォルター。
そういったわけで、ジェシーは夢の世界へ旅立っていて使い物にならないし、これを逃したら二度とチャンスはないと知っているウォルター焦るし、わたしも焦る(笑)
そんななか、会社の不正の発見をボスに言って正義感を振りかざしていたりしたスカイラーに陣痛が来てウォルターに連絡も来るけど、薬の件をなんとかしてから病院に行け! とわたしは思っていた。
そして、ごみの袋じゃなくて、ごみ箱に入れろ! 破ける! とも(笑)
スカイラーといえば、クオリティのそんなに高くないマリリン・モンローのモノマネを会社で披露したりして決して悪い人じゃないんだけど、あれは目の前でやられたら、ベネキー社の人たちと同じ微妙な顔にわたしもなること間違いないな(笑)
というわけで、色々ありましたが、今のわたしの心配事は、ウォルターが取引を成立させることがきちんとできるか、無事健康で元気な女の子が生まれるか、そして、ジェシーと彼女2人ともこの先、薬をやめてきちんと更生できるんだろうか。
という3点です。
ウォルターはきちんとジェシーのこと助けてあげられるかな。
次のエピソード観るのすごい緊張します(笑)
それでは、またー。
第12話の感想はこちら ↓ ↓
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