エージェント・オブ・シールド シーズン1 第22話(最終話) 感想と総評です。
第21話の感想はこちら ↓ ↓
第22話、シーズン1最終話です。
ウォードの手によって海に落とされたフィッツシモンズ。
ギャレットとの最終対決がどうなるのかという回でした。
以下、ネタバレありの感想です。
レイナによって精製されたGH325によって超人的な能力に目覚めたギャレットが暴走を始めました。
ギャレットに、おまえにもう用はないからどこでも行っていい、自由に生きろと言われるウォード。
今までけっこうギャレットに尽くしてきたのに、あっさり用無しだと捨てられる(笑)
コールソンとスカイは今のところ大丈夫そうなのに、ギャレットはレイナが作った薬が悪かったのか、ギャレット本人の精神力というか本能の問題なのか、コールソンが心配していた副作用ってこれだったのかな。
ギャレットがおかしくなったとレイナに責めたてるウォード、もうギャレットに興味を失いスカイの出生やらなにやらに興味を引かれているレイナ。
取り乱すウォードに対して、逆にレイナが『スカイを手に入れられるかもしれない』とそそのかしますが、ちょっとその気になっているのにおえーっ。
仲間だったフィッツシモンズを海に落としておいて、そのことは一切気にせずにスカイに執着してんの気持ち悪すぎだよ。
ずっとウォードのことは終始嫌いだったけど、こんなに変なやつだとはなー。
スカイが自分のものになる可能性が少しでもあると思っているところに狂気を感じる。
そして、ウォードによって飛行機から何かの箱ごと海底に落とされたフィッツシモンズ。
このくだりはさすがに泣いた。
意識を失ったシモンズを見守るフィッツ、死を覚悟した二人の会話、脱出方法を2人で編み出したものの、シモンズだけを助けようとするフィッツ。
そして死を前にして、やっと自分の気持ちをシモンズに伝えることができたフィッツ(涙)
2人とも死にはしないと思います。メイン登場人物はそんな簡単には死なないので。
だけど、それにしても、
2人をこんな目に遭わせたウォード、生かしてはおけない。
そして、なんとか意識を失うフィッツを引っ張って命がけで海上に頭を出したシモンズのところに、颯爽と長官登場。
長官、かっこよすぎか!(笑)
ゲストに長官が出てくるのは予想してたけど、こんなところで。
ほっとしたのもあり、かっこよさ倍増。
そして、サイバーテック潜入のくだりは、やっぱりウォードが気持ち悪くて。
スカイと顔合わせたときもそうだし、メイとの戦闘中もそういう関係だったこと匂わせてたりおえーってなってたけど、メイの方が一枚上手でしたね(笑)
コールソンと長官とギャレットの対決では、個人的に一番テンションあがったのは、マーベルツムツムのコールソンのスペシャルスキルで出てくる、どでかい銃を実際に使っているのを見たときですね(笑)
ピーターソンは最終的に寝返ると思ってたし、めでたしめでたしで、ギャレットもいったん死んだと思いきや、コールソンがビームで分解したのでさすがにもう出てこないとは思いますが(笑)
シーズン2への布石として、フューリー長官から新シールドの立ち上げをコールソンに依頼、新しい基地の贈呈、スカイの親らしき人の登場というのがありました。
残念ながら、フィッツは重体のまま目を覚ますことなくシーズン2へ。
ウォードは死ななかったのでシーズン2も出てくるんでしょうね。やだー。
シーズン1の最終話ということでしたが、話がおさまったような全然おさまってないような感じです。フィッツのことがかなり残念。
シーズン2へ持越しです。
最後に、シーズン1の総評をざっくり述べて終わりにしたいと思います。
率直な感想として、マーベル作品を謳ったドラマとしては若干地味に感じました。
それぞれの登場人物のキャラ設定も最初はちょっと微妙で馴染むのに時間がかかり、退屈に感じることもありましたが、これはマーベルドラマに限らず海外ドラマ全般そうなので、エージェント・オブ・シールドに限った話ではありません。
コールソンの率いるチームは、年齢的なバランスとキャラのバランスとでファミリーっぽくてよかったです。
メンバーでは、終始ウォードが嫌いで、辛かった。そもそも顔が嫌いだし、全然なじめなかったうえ、メイとの関係があきらかになってからは決定的にダメになってたのに、まさかこんな形でウォードが終わるとは夢にも思ってませんでした。
わたしにとっての悪役はクレアボヤントやイアンやヒドラではなく、ウォードでした(笑)
若者が3名居て(スカイ、フィッツ、シモンズ)キャラがまだまだ発展途上なところがあるので、シーズン2での変貌に期待したいと思います。
ストーリー的には、MCUファンとしては、もっとアベンジャーズ絡みの話が出ると嬉しかったなーと思います。 スピンオフドラマとはいえちょっと少なすぎたと思うし、期待して観てた人も多かったと思うんだよなー。
例えば電話越しとか、テレビニュースとかそんなんでもいいからスタン・リーぐらいのカメオ出演があると嬉しかったと思います。
ざっくりしすぎたストーリー展開や、大ざっぱな割愛はマーベルあるあるなので、それがダメな人はそもそも観ないでしょう(笑)
ちょっと古めのドラマを観る利点としては、すぐさま次のシーズンに入れることですね!(笑)
シーズン2では新しいメンバーも入って人間関係も変化すると思うし、多分ここからがドラマの本番ですね。
ヒットしたドラマはシーズンが進むごとに予算も割かれどんどん面白くなる傾向にあるので、シーズン2に更なる派手さを期待しています。
シーズン2のレビューでまたお会いしましょう~。
それでは、また。
シーズン2第1話の感想はこちら ↓ ↓
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