映画『ソー:ラブ&サンダー』です。
ひっさびさにMCU作品で大満足した!!!
こういうのが観たかったのわたし(涙)
やっぱりさ、ヒーロー映画って、バーン、ドーンであまり深いこと考えずに勧善懲悪でスカッとしてるのが観たあと気持ちいい。
今までのMARVEL作品の中ではとソーのラグナロクぐらいまでとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーをかじっていれば存分に楽しめる程度の割とライト層にやさしい1作で、初めてでもそこそこ楽しめる内容だったと思います。
あと、お子さんと一緒に楽しめる内容なのもいいと思いました!
今月、わたし仕事がすっごい忙しくて疲労困憊でまた観に行けないかと思ってたんですよ、映画。
去年とは全然違う忙しさなんです。
それでドラマも観られてないしブログも書けてないんですけども。
最近劇場で観るのもマナー悪い人が居たりで気にならない人だったらいいんですが、そういうの気になるタイプで。
せっかく高いお金出して観に行ったのにストレス溜まって本末転倒なことも多くて。
最近MCUツボにはまらないし、どうせ、ディズニーにすぐ来るから待ってもいいかなとかいろいろ行かない理由をごちゃごちゃ考えてて。
でも、このままでは余暇時間なさすぎてまたメンタル崩壊してしまうと思って、重い腰をあげてさくっと思いつきで行ってきたらもう大当たりで忙しくて情緒不安定なこともあって、最後は悪役の悲しさと演技で泣いたりしてました。
今回は、事前情報ほとんどなしに観に行きました。
見た目では特殊メイクで全然わからなかったのですが、エンドロール観てて(え、クリスチャン・ベールだったの?)ってなったんです。
なんていうか、これ言うのご時世的にちょっと迷ったんですけど、信じていた神様に裏切られて怒りと悲しさから闇落ちするキャラクターなんですね。
すごい可哀そうで、そしてそのしなやかな線の細い繊細な悪役っぷりと駄々洩れの色気に劇中からすごいハマってしまって、さらに感情移入もしてしまって最後はダー(涙)。
『ワンス・アポン・ア・タイム』というディズニーのドラマがあるんですけど、それに出てくる悪役でルンペルシュテルツキンというキャラクターが大好きなんですが、それと同じ闇落ちの仕方なんです。
オタク的な言い回しだと、性癖に刺さったってこういうことかもって思いました(笑)
今回の『ソー:ラブアンドサンダー』で悪役を演じていたのはなんとDC勢『バットマン』だったという個人的な衝撃はわたしを混乱させました。
DCは全く無知なんですが『ダークナイト』は観たことあるんです。
そして、ストーリーは理解して、バットマンとジョーカーの間柄やゴッサムシティの感じなどは何となく理解したんですが、ハマるほどじゃなくてクリスチャン・ベールに対しても無。
マジでごめん。クリスチャン・ベール。
でも、今回のゴア役はすごいよかった。
今までのMCUの悪役で一番好きなのウルトロンだったけど、好きな悪役ランキングを塗り替えた!
さすが、バットマンだからアクションはお手の物だししなやかで線が細くて目の色気と狂気がたまらん。
あと、ソーをただのかっこいいヒーローじゃなくてラグナロクからコミカルに描いてくれたことで今作でさらに高まるソーへの愛着。
よく見たことがないけど、寅さんってこういうイメージ。
いろんなところに出没して、失恋して人情ほっこりみたいな感じにすごく癒された。
アスガルドという帰るところがある感じも寅さんぽい。
そして、ヤギね!!
登場シーンから面白かったけど、随所随所で笑わせてもらった。
家だったらたぶん爆笑してたと思う。
本当はもっと山羊を見たかったけれど、あのぐらいの登場がちょうどよかったのかもしれない。
本当にちょっとだけど大好きなガーディアンズのメンバーも観られてすごい幸せでした。
唐突ですが、
以下、ネタバレしまーす。
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冒頭の砂漠。
くそむかつく神のシーン。
あの神もワイティティだよね?
特権階級と庶民の縮図に見えて、最近の色々な事件もあるしでどうしても重ねてしまった部分があった。
ゼウスの描写も含めて、なんていうか痛烈な皮肉が込められてる気が勝手にしてしまいました。
そして、オープニングの楽曲のアレンジ最高!!
そこからテンションが爆上がりして、今日はもう当たりだと思いました。
ああいう最近よくやってるオープニングのロゴ的なものをアレンジするのすごく好きなんです。
最近一番面白かったのはコロンビア映画の女神いるじゃないですか。
あの女神が、手に持ってる松明的なものでゾンビを撃退するやつがあって爆笑した(笑)
ナタリー・ポートマンも久々の登場のわりにすごい自然な流れで戻ってきて活躍して後付けっぽいソーとの恋愛シーンも盛り込まれていてすごい楽しかったです。
こんな感じじゃなかったよね?(笑)
と思いつつもすごい面白かった。
あれらのシーンの差し込みよかったと思います。
あと、ヴァルキリー!!
ゼウスとのところ最高でした。
戦士として戦うところをもっと見たかったけど、手負いになってしまったし次は厳しいのかなぁ。悲しい。
コーグのことも含めて多様性も重くない程度にさらっと描かれており、好感が持てた。
コーグの子作りめちゃくちゃほっこりじゃない?
子ども軍団も可愛かったし、子どもが見ても問題ない子作りの設定。
思わず温かい気持ちでいっぱいになった。
子どもの成長が描かれてることも含めて家庭向けのMARVEL作品だなとも思った。
そして、個人的にストームブレイカーも悪くなかったけど、やっぱりソーはムジョルニアだと思ってて。
元カノと今カノの間で揺れ動く感じの描写もすごくよくて最終的にジェーンの愛を取り戻したところでムジョルニアがソーの手元に戻った流れもすごく納得できる展開でした。
子どもを育てる流れもありがちといえばありがちだけど、ニューヒーローの誕生としてすごくいいと思った。
今までキッズはいないもんね。
なにしろ、
エンドロール後の映像のファンサも含めて本当に大満足でした。
ロキとソーとヘラの雑芝居も俳優さんたちに愛されてる作品なんだなって雰囲気の良さを感じてゲラゲラ笑った。
次作は、神対神で、神の在り方みたいなものが描かれるのかな。
ワイティティはユダヤ系のルーツだけどユダヤではないと言っていて、神話的な物語をどう描かくのか非常に興味があります。
わたし、Twitterでもつぶやいてたんですけど、もしかしてMARVELじゃなくてワイティティ監督が好きなの? ってなってきたんです。
アイアンマンも好きだけど、最近のMCUの流れについていけてないところあるし、元々入りが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.2』の予告を劇場で観てベビー・グルートに一目ぼれしたことがMARVEL沼へのきっかけだし。
なにはともあれ、自作のソーもガーディアンズの新作も楽しみです。
久々にMCUが楽しくていい気分転換になりました。
それでは、また。
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