たま欄

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この数年、海外ドラマ沼に落ちて感じた心境の変化。メリット、デメリット。

ブログが丸3年経過してるということは、正確な時期は不明ですが海外ドラマにどっぷり浸かるようになって4年以上経過しているということが判明しました。

海外ドラマを日常的に観るようになってから自分自身変わったなーと思うことが、最近多くなってきたので、そのことについての雑感を書かせていただきたいと思います。

 

よくよく考えてみると完全なメリットもあれば、完全なデメリットもあって、メリットのようでいてデメリットの部分もあったりするという感じではありますが、そこは物事全般表裏一体なので(笑)

 

わたしにとってのメリット・デメリットということで、まずは思いつく限りのデメリットから進めさせていこうと思います。

 

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睡眠時間が奪われる

 

元々長距離電車通勤で朝は早いほうだったのですが、本当であればウィークデーは今より少なくとも1時間~2時間は多く寝ないといけないと思う。

眠りも浅く、寝つきも悪いのに布団に入る時間が遅すぎる。

本当はウィークデーにドラマを見ている暇はないぐらいの生活スタイル。

良い子の皆さんは寝るぐらいの時間に晩御飯食べてる。

でも、生きるためにドラマは必要な不可欠なので無理して観る。

完全に依存症なので、ないと生きていけない。

睡眠時間を削っていい年齢じゃないのに、日々を生きるために寿命を削っている感がある。

 

運動不足

 

完全字幕派なので、ながら見はできない。

元々の運動不足に拍車がかかってしまっている。

そもそも別にアクティブではない性質のため、海外ドラマにハマっているというのもある。

 連休などにどこにも行く予定がなくても全然問題なく、じっとしていられる。

使うのは目の筋肉と鼓膜だけ。

 

料理へのモチベーションと食に対するモチベーションが下がった

 

アメリカ、イギリスのドラマにおける家庭の食事は基本的にはあまり凝ったものは作らないし、デリバリー食べていることも多い(南米が絡んでくると、とたんにご飯がおいしそうになる)

お弁当も、ぼそぼそのパンのサンドイッチとフルーツ丸かじりとかなので「あの食事でも死ぬわけじゃない」と極論に達してしまい、一人食事がめちゃくちゃ適当になり、〇〇だけですます、のような単品食事に罪悪感が全くなくなった。

一汁一菜どころのさわぎじゃない。

元々料理も別に好きなわけじゃないので、今年の冬は鍋ばっかりだった。

 

洋服も適当になった

 

ドラマの登場人物はシンプルな洋服を着ていることも多く、特にお洒落していなくてもかっこよかったりする。

刑務所系は囚人服だし、勝負服はドレス系だったりもして参考にならず、見た目が良ければなんでも着こなすという事実で、わたしがお洒落してもな・・・と卑屈になり、この数年の間ほとんど服を本当に買っていなかったし、興味がわかなかった。

消耗品である靴などは買っていたけど、さすがにまずいと思い、最近色々と買い足した。

 

いろんな動画配信サービスに入りまくってしまう

 

最初は『ウォーキング・デッド』が観たくて入ったhuluだけだったのに・・。

現在は厳選して、hulu、AmazonNetflixにしていますが、本当はまだまだ加入しておきたい。

マーベル好きだから、Disnyデラックスとかも入って観たいときに観たいだけ、好きな作品を観たい。

でも、観る時間はないし、セレブじゃないので観たい作品によって泣く泣く取捨選択。

宝くじ当たったら、入りたいやつ全部入る!!(涙) 

 

 『お・も・て・な・し』心の喪失

 

わたしは首都圏に勤めているので頻繁に外国人に遭遇するのですが、毎日毎日テレビで外国人を見ているし、心がグローバル化しているので、外国人だからっていう忖度がいつのまにかなくなっているのに気付いた。

元々、地方の人(観光地)なので外国人旅行者には親切にしないといけないみたいな気概があったみたい。

横柄な取引先の中国人にもイラつきつつも、努めてビジネスライクに対応していたが、向こうに合わせて横柄にしていたら、なんだか距離が縮まった(笑)

英語圏の人が相手ならば、無駄に映画の喧嘩言葉の語彙力が増えているので、相手を罵倒することならばいくらでも今ならできるので、失礼な態度を取られたら臨戦OKだけど、まだそのような場面に出くわしていない。

 

 

そして、これが一番のメリットでありデメリットかもしれません。

 

自分の常識、世間の非常識

 Netflixではフェミニズムや多様性に特化した作品が多く 、SNSでも海外ドラマや映画好きの方は多様性に志向が向いている人が多くいるのですが、日本はまだまだそういう社会じゃありません。

元々、リベラル的なものの考え方をするタイプだったので、田舎で暮らしにくくはあったのですが、海外ドラマを観続けたことでそれが顕著に。

なので、自分と世間のズレみたいなものを感じることもしばしばです。

地上波のテレビ番組に嫌悪感を抱いたり、日本の社会で女性として生きる生きづらさを改めて突き付けられた辛さという部分もあります。

世界は世界で、細かく掘れば色々出てくるとは思うのですが、日本みたいにおおっぴらにいまだにポリコレに触れるセンシティブなことを言っていいというわけでは徐々になくなってきていると思うので、日本も一刻も早く、せめていろいろと世界スタンダードぐらいになればいいなと思います。

 

というわけで、皆さんも思い当たるふしのありそうな(?)デメリットをいくつか挙げさせて頂きました。

こうしてみると衣食住の衣と食に顕著に影響が出ていますね。

これはわたしの元々の怠惰な性格が表に出てしまっただけだと思いますので【睡眠時間】以外は当てはまらない方も多いと思います。

 

もやーっとしたネガティヴな気持ちなってしまったところで、もちろんメリットもたくさんありましたので、次はメリットに移ります。

 

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英語のリスニング力がものすごく上がった
 
アメリカ英語、イギリス英語の聞き分けを始め、かなりリ英語のスニング力が上がっています。毎日、数時間英語を聞き続けていれば、耳が慣れるのも当然でしょう。わたしがまだ学生だったり、さらには英語を生かせる仕事だったら役立てることもできたでしょうが、リスニング力が上がったところで【読み、書き、話す】は全くできなく、ただ聞いてるだけなので、メリットとして挙げはしましたが、実際はわたしにはなんの得もいまのところない。 洋画や海外ドラマを観ていて、”セリフと字幕の意味の違いがなんとなーくわかることがある””役の名前と字幕の名前が違う呼び方してることがある”ぐらいで・・。ただ、英語を勉強している人には役立つ情報かもしれないと思った次第です。特に勉強をするつもりがなくても、リスニング力(だけ)はしっかり上がるよ!
 
ブログを書き始めた
 
海外ドラマに出会って、一番大きな行動力を発揮したかもしれないブログ開設。海外ドラマや映画の感想を書くために、疑問点をリサーチしたりして、世界の文化や宗教のことを学べ、今までスルーしてきた教養が少しは身についたかなと思います。キリスト教の素地がないと内容がわかりにくいドラマがけっこうありました。歴史や文化を知ることでフラットな気持ちを持つこともできた。日々、気持ちをアウトプットすることも精神衛生上よかったと思うことも多々あり、それもこれも海外ドラマが日々ブログのネタを提供してくれていることのありがたみを感じます。
 
人の目があまり気にならなくなった

 

わたしは、自己肯定感マイナス人間で未だに自分のことは好きにはなれませんが、他人(の目)に怯えることがかなり少なくなりました。

何故なら、海外ドラマの登場人物がそんなことはあまり気にしていないからです。

大事にしてるものといえば基本的には、家族、恋人、自分、友達、仕事、趣味・・ぐらいでしょうか。

自分を大切にする過程でお金が絡んだりはしてきますけど、自分が大事に思っていない人間のことでジクジク考えたりはしない。

自分の人生を全うしようとしている人が多く、ずーーっと毎日その様子を見ていたら、”よそはよそ、うちはうち”的な概念がものすごく強くなったような気がします。

これは洗脳的な部分もあるかもしれないですが、ずいぶんと楽な気持ちに。

 

交流の輪
 
これが一番大きいメリットだと感じています。
何しろ、海外ドラマは日本ではまだまだニッチな趣味です。
ちなみに、映画自体も日本人の劇場鑑賞は2018年に発表された調査で全体の35%。
その中でも劇場鑑賞を下支えしているのは、映画が趣味で年に何度も足を運ぶ人たちです。洋画が好きな人には海外ドラマ好きも多い。
しかし、映画好き>海外ドラマ好き なので、【趣味:映画鑑賞】の人よりもっと少ない。
趣味ができると、大体の人は同じ趣味の人と色々話をしたくなるものです。
 
Twitter大感謝。
 
同じ趣味の人たちには問題ない用語でも、全く関係ない人には英語よりも意味不明な言葉だったりするのが趣味の世界。
 
言葉が通じるって素晴らしいっ!!
 
情報収集と、ドラマの話で交流するのも楽しいうえ、大人になると距離感を保つお付き合いを余儀なくされるところ、年齢を超えたお付き合いができるというのも非常に楽しいです。
 
 
以上、海外ドラマにハマったわたしが感じるメリット・デメリットでした。
 
何を価値観とするかで違ってくるとは思うのですが、わたし的にはQOLが上がっていると感じるので、寿命や健康を犠牲にしていたとしても今のところメリットのほうが価値が高いと思います。
多分、おもしろいドラマを見ている時は変な脳内物質が出てると思うし、お酒もたばこもやらないわたしには、これしかないんだよっ!
 
それに、いざとなれば辞めるのは簡単だよねっ!(笑)(←完全に依存症の人の発言)
 
というわけで、皆さん楽しい海外ドラマライフをお過ごしください。
それでは、また。
 
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僕らはそれに抵抗できない 「依存症ビジネス」のつくられかた
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