今日はクリスマス・イヴということで、クリスマス映画をご紹介します。
クリスマス映画っていいですよね!
基本的にはハッピーな映画が多いじゃないですか。
わたし、大好きです。
ジェームズ・マカヴォイが多重人格者を演じたホラー映画『スプリット』
という、クリスマスにあんまりふさわしくない映画を観た履歴があったため、
Netflixさんが「マカヴォイ、クリスマス映画の声優やってるよ!」と気軽に紹介してくれた作品が『アーサー・クリスマスの大冒険』というアニメ映画でして。
気軽に紹介してくれたので、気軽に観てみたらすごくいい映画だったんですよー。
疲れた心が癒されましたー。
キリスト教だろうが、そうでなかろうがイベントはやっぱり楽しい。
クリスマスっていいなってすごく思えた。
上記、リンクのネトフリのあらすじはちょっと違うんです。
アーサーは任務を任されたわけではない。
実際のあらすじはこうです。
ーあらすじー
北極に、代々世界中の子どもたちにクリスマスプレゼントを配るサンタクロースの一家とサンタクロースに仕えるたくさんの妖精たちが住んでいる。
現職サンタののんびりした父、家族思いの母、先代のサンタの祖父、次期サンタを継ぐためシステムのハイテク化を進める兄スティーヴと、家族からは落ちこぼれと思われている心優しい青年のアーサーだった。
アーサーは、世界中の子どもからサンタに届くお手紙に返事を書くお手紙係をしていた。
クリスマスの夜、配達係の妖精たちを引き連れたサンタクロースは次々任務をこなし、スティーヴは北極のシステム基地からその様子を見守っており今年のサンタの任務は無事に完了したと思っていたが、アーサーはラインから漏れたひとつのプレゼントを発見する。
現職サンタである父と兄のスティーヴは何億分の1の荷物が届けられなかったからといって大した問題じゃないとやり過ごそうとするが、アーサーは断固反発する。
イギリスに住むグウェンという少女にピンクの自転車を届けるため、家族の目を盗んだアーサーの北極からイギリスへの大冒険が始まる。
そこに待ち受けていたのは様々な試練だった・・。
以下、若干ネタバレしつつ、この映画の魅力を語っていきます。
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公開当時の2011年、日本でも吹き替え版のみ東京で劇場公開されたらしいですが、2011年もアニメすごい。
景色、動物、人、乗り物、細部に至るまでのこだわりがすごかったです。
気軽に観たけど、オープニングの映像がすごくきれいでものすごく引き込まれました。
ストーリーもとてもいいんですけど、そういった意味でもアニメ好きにお勧めしたい作品です。
アーサーはじゃもじゃの目玉のついた室内履き履いてるんですけど、つるつるした床を歩くときは若干滑りながら歩いてるの。
細かい描写のひとつひとつがすごく可愛かったし、オープニングでサンタにお手紙を書いている少女が、
「うちの家にはえんとつがないけどどうやって家の中にはいるの?」
とか
「ひとばんで世界中のこどもたちにプレゼントをどうやってくばるの?」
みたいな素朴な疑問に、どうやったらイケるのか大人たちががん首揃えて真剣に考えた結果のストーリーだと思った。
広いオフィスであーだこーだ会議したと思う。
ハイテクシステムはすぐ思いついたかもしれないけど、どういうハイテクシステムなのかというのは熟考した気がする。
思わず(なるほどねーーー!!!(笑))と唸る結果になったし、現代の子どもに説明するのにぴったりな内容なので、全人類、この作品のストーリーで子どもを説得すればいいと思う(笑)
そういったわけで、アベンジャーズも真っ青のハイテクシステムと乗り物をサンタたちは駆使しているんですけど、ハイテクがすべてってわけじゃないっていうストーリーに後半は持っていきます。
世界中のみんなが憧れるクラシックサンタの実態にテンション上がります。
新しいのも素晴らしいし、古いのも素晴らしいっていうクリスマスっぽさ。
クリスマスは平等に誰のもとにも訪れるハッピーだという、映画のテーマに胸が熱くなるし、アーサー一家の家族愛も描かれるファミリー映画的な要素もあるんです。
エルフ(妖精)が何百人もいて、集団でいるのもすごく可愛いしアーサーにくっついてくるエルフもすごく可愛いんですよー。
プロ意識の高い女の子だし、超お気に入り。
そこもすごく現代っぽいなーと思うんだけど、エルフたちはジェンダーフリーな感じなの。
わたしは、マカヴォイ繋がりで紹介されたので字幕で観たけど、ウェンツくんの吹替もちょうどいい感じ。
観てくださいよー。このエルフの団体。
いろーーーんな見た目の子たちがそろっています。
観る人すべてに自分と似ているエルフが居そう。
1時間半程度の短い作品ですし、お子さんと観てもその点はいろいろ大丈夫だし、大人が見てももちろん楽しいです。
わくわくした感じを取り戻せる。
そして、ハッピーいっぱいのラストで幸せになってください。
それでは、簡単ではありますが、クリスマス映画のご紹介でした。
Happy Merry Christmas!
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