ハンニバル シーズン1 第6話 感想です。
第5話の感想はこちら ↓ ↓
異常犯罪者が収容されている病院で起きた、猟奇的な殺人事件。
過去の犯罪の模倣犯か、それとも2年前に迷宮入りした連続切り裂き事件の犯人なのか。という内容でしたが、終始緊張感のあるエピソードでした。
※以下、ネタバレありの感想です。
いつ来るのか、いつ来るのかと思っていたハンニバルがらみのエピソード。
ここに来て盛り込まれてきました。前回の第5話のジャック夫妻の話がこの回への伏線だったなんて油断できなさすぎる。
最初に、精神異常犯罪者の収容所みたいなところで起きた事件からものすごい緊迫感。
看護師さんが、色々な管を倒れている人につけてるところから何か来る感じがありありだったし、心電図の機械のピーーーーーッ音からの振り返れば奴がいる恐怖。
そして、現場の凄惨さ。なぜあんなにたくさん体に棒が刺さっているんだ!!
その後のウィルによる、事件再現、看護師さんを目つぶしからの逃げる看護師さんに点滴をぶら下げる台でのトドメ。
あー、その台をそんな風に使わないでっっ!!
(過去にあの台の重要性を実感するとともに、ものすごくお世話になったことがある)
というわけで、ものすごく怖かったわけなんですが、その後まさかのその事件は昔の事件模倣犯展開に、まさかハンニバルがらみなの!?とドキドキしてました。
なんせ、あの今さらヘアーの赤毛チリチリジャーナリストを巻き込んで書かせた、事件に関するネタ記事を読んでる時のハンニバルの顔がね(汗)
いつもの淡々とした感じと一線を画してましたよね。役者さんってほんとすごいよ。
そしたら、次はジャックの過去に担当していた事件が今回の事件の元事件で、それに伴うトラウマが出現。その事件に若い女の子の優秀な捜査官をミリアム巻き込んでしまい、その後行方不明になっていたことが判明。
奥さんのことといい、本当に女難の相ですな。ミリアムとのやり取りはかなりほほえましかったのに。
そして、そのほほえましさからの黒幕犯人の凄惨さと追い詰め方がひどかったです。
生きてると見せかけてジャックにミリアムの声で何度も電話を掛ける。
最初は本人が寝ている頃を見計らってのど深夜、次は仕事中にジャックの家の寝室から(しかもミリアムの証拠を残す)、そして最終的には彼女の腕のみに電話を持たせてそれを発見させるという。その腕を発見した時の絶望さったらないよね。
何故ミリアムが生きている希望を持たせたんだってことで妻の癌に悩むジャックに希望を持たせるハンニバルのシーンが効いてくるわけですよ。
そして、ミリアムがジャックの指示で一人調査を進める中、
ドアを開けたらハンニバルが出てきた時の衝撃。
やっぱり、そうだったのかっ! わかってたけどっ!っていう確信と恐怖。
っていうか、ハンニバルって元外科医だったんだね。
だからあの手さばきなんだ。
後々の凶行に役立つから外科の知識を学んだのかな。
うまかったろうなぁー、手術。
そして、心理学を学んだのも人心掌握術を身に着けた方が後々の犯罪に役立つからだったのだろうか・・
とか、ミリアムがバックハグで、ハンニバルやられてるさまを見ながらボーっと考えてたら、1エピソード終わってしまったんですよね。
6話、全体的に盛り込み過ぎでしょ。話!
1話にどんだけ、いろんなこと盛り込むのさっ(笑)
このあと、ミリアムはハンニバルにしばらく監禁されて、あの電話の声とか録音もしたうえで、最終的にはやられちゃったんだろうなー。
その様子は今後お送りされるのかしら。
そして、ハンニバルに新人捜査官が迫っていた過去があって、ジャックやウィルがハンニバルのそういう部分に気づくのはいつなのかな。
しかし、ハンニバルがそういう部分を出すごとに増幅する恐怖と色気。
シーズン後半に向けてこの話がどうなっていくのか、楽しみでならないです。
第7話の感想はこちら ↓ ↓
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