『13の理由』第2話 カセット1:B面感想です。
ドラマ内で重要な役割を果たしている。SONY【ウォークマン】。
ちょうど、初代から40周年(2019.7)だそうです。
わたしが社会人デビューした時は車通勤でしたので、カーステレオにCDとMD(若い子は知らないんだろうなぁ・・MD)がついていたタイプで、一人、シャウトしながら通勤していた為、ウォークマンは必要なく、その後、人生に色々あって電車通勤生活になり、(iphoneは音質が悪いから・・)と何故か通ぶって買った、MP3データを入れる今の形式の古い型のウォークマンが、ウォークマンデビューでした。
音質もよくてすごく気に入っていて長く使っていたのですが、バッテリーが充電してもしても持たなくなり、イヤホンジャックもガバガバになって、泣く泣く音楽をスマホで聞くようになってしまったので、今のところマイウォークマンはそのウォークマンだけになってしまいました。
ですが、スマホで音楽を聴くことに慣れきったある日、突然どうしてもそのウォークマンに入っているたくさんの楽曲を、今の端末に移したくなりほぼ丸一日ぐらいかけて色々調べましたが、サポートも終了して中のデータも取りだせない(サポセンに電話までしたけど無理だった)。
音楽の力というのはそれだけ強い印象を心に残しているとともに、辛い電車通勤を支えてくれた影の相棒としてなかなか捨てられない、塗装が剥げまくっている元々は鮮やかなブルーのウォークマンは、”ときめくもの”なので、断捨離の対象にはしません!(笑)
音楽というのは、最悪なくても生きていけそうな気がするけど、やっぱりなくては生きていけないし、常にその時々の自分とリンクしていて『No Mucic No Life』なんだなぁと、ウォークマンのことを調べつつちょっとセンチメンタルな気分になりました(笑)
なので、スマホがどれだけ進化しても、コンデジはガラパゴス化してしまったけど、ウォークマン自体はなくならないんじゃないかなぁと思うのです。
それでも時代とともに、ウォークマンがスマホに進化することはもしかしたらあるかもしれないとは思いますね(笑)
そして、こんなウォークマンも今年発売されるみたいですよ。
ファンの皆様は財布のひもが緩む一品なのではないでしょうか(笑)
ところで、クレイがトニーから(勝手に)借りたウォークマンは上記サイトに載っている初代じゃないような気がするんですけど、カセット式はカセット式なのでどのあたりのものなのだろうと思って、調べたんですけど進化が激しすぎてついていけなかったのです。わたしには判別つきませんでした・・。
第1話の感想はこちら
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~あらすじ~
第2話 カセット1:B面『Tape 1, Side B』
Tape subject: Jessica Davis, for mistakenly blaming Hannah for her breakup with Alex.
ハンナは、ジャスティンに写真をばらまかれたことで学校内で孤立するが、同じ転校生であるジェシカと、教師によって引き合わされ仲良くなり放課後カフェでココアを飲みながら、友情を育むようになっていた。そこのカフェに居合わせたアレックスも仲間になり、ハンナは友人二人との学校生活に楽しみを見いだしていたが、ある日突然2人に避けられるようになる。その後、2人がハンナに黙って交際を始めたことを知ったうえ、その後アレックスと別れることになったジェシカに呼び出され見覚えのない事実を突きつけられカフェで大げんかをしてしまう。
せっかく出来た友達も失って、また一人になってしまったハンナ。
一方、ハンナの死を悲しむ母のオリビアは、ハンナの部屋でジェシカがハンナに叩きつけた紙を発見し、そこに書いてある内容から『いじめの事実があったのではないか』と夫に相談するが、夫は協力的ではなかったため、ある人物に連絡を取る。
第2話以降、すぐさまいじめがエスカレートしていくような展開かと思ったら、ミステリー的な要素が付加されていて面白いです。
さすが、Netflix。
あと、わたし勘違いしていたんですけど、クレイに渡されたテープが次々に色んな人に順繰りに渡っていくと思っていたんですが、既に該当者には同じ日に配達されているんですね。
多分、トニーがそれぞれの家の前に置いていったのでしょう。
トニー、謎の人物・・。
クレイの幼馴染でありながら、学校に来ている様子もないのに、学校を仕切っている金持ちのドラ息子ブライスの手下にも睨みを効かせることができる力を持っている。
クレイみたいなタイプって学生生活をエンジョイしてないようになんとなく表面上は思えるんですが、わたしには、わざと気配を消して要領よく学生生活を送っているように見える。
いじめられるほど、目立って暗いわけでもなく成績も良くも悪くもなくクラスメイトと別に話さない訳でもない。
あと、クレイに手を出すとトニーが出てくるのでめんどくさいのでほっとかれているという事情もあるのかも。
何しろ、アレックスの書いたメモを見つけたハンナの母が呼び出したのがトニーだったのがすごく驚いたんですよね。
あと、もう学生からだいぶ離れてしまったので感覚が薄れてしまっていたんですけど、学生時代の美醜の感覚が、ちょっと一般的じゃないあの感じ。
目立つグループに居て派手にしている子や明るい性格の女子が『可愛い子』認定されていたり、運動部で活躍している男子が『かっこいい』扱いされていることに、学生時代から疑問を感じていると、こういう歪んだ大人に成長してしまうという典型的な例、それがわたし(笑)
ハンナがクレイに素で「ジェシカとわたし、どっちが可愛いと思う? やっぱりジェシカだよね!?」って言っているの、本当に心の底から驚いたけど、こういうことってそういえば思春期あるあるだったなーって・・。
(ジェシカ、別にブスじゃないけど比べるまでもないでしょう? ハンナ、超絶美人なんだよ!?)っていうことが起こりえるのが学生生活なんですよね。
社会性の成長と反比例して、自分の生物としての本能で優位性を示さずにはいられないというのがもうリアルすぎて怖いけど、そもそもの人類の歴史的な繁殖年齢から考えると、思春期ぐらいが一番そういう闘いが起こっても仕方ないのかなともなんとなく思いました。
熾烈な戦いに勝ち抜いたものがボス猿になる。
そして、戦いに敗れたものは、ボス猿に従うという・・。
あの混乱極まった様子を観ていて、何か既視感があるなと思っていたんですけど、子どもの時遠足でよく見ていた猿山っぽいなと。
ボスにならなくても要領よくやっている猿もいっぱいいるんだよねー。
グループの中で地位の高い猿の毛づくろいしてたりするの。
あれは、あれで処世術なわけなんですけども。
今回、ハンナのテープが周っているのはクレイの他に、ジャスティン、ジェシカ(アレックスもかな?)は、はっきりしていて、あと黒人の男性の教師もテープが来てるのかな。何か秘密がありそう。
クレイがぐずぐずして早く先に進まないから、わたしもジェシカみたいにぶちぎれたくなる(笑)
というわけで、それではまた。
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