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【Netflix】『13の理由』シーズン1第4話『カセット2:B面』感想 【1986年】を振り返ろう。

『13の理由』第4話 カセット2:B面感想です。

 

クレイが持っているウォークマンWM-41というモデルじゃないかと思います。

ebayでJPY16160で売っていました。けっこう高級(笑)

 

 

www.ebay.com

 

日本では、どれだけ調べても、ほぼ同じ形のWM-40という製品しか出てこないので、WM-41は、海外モデルかもしれません。

ちなみにWM-401986年(昭和61年)という時代で標準小売価格、約30,000円です。

1986年は今から33年前平成生まれですら、まだ影も形もない年です(笑)

バブル景気の始まりの年と言われ、日本の浮かれ時代の始まり。好景気は好景気で大変なこともあったかもしれないけど、不景気時代しか経験していないわたしには、ただただ羨ましいっす。

そして、この年に流行ったものは、秋元康が仕掛けたアイドルの先駆けおニャン子クラブ、ハレーすい星が76年ぶりに地球接近、世間を騒がせた出来事は、アイドルの飛び降り自殺、シートベルト着用の義務化(!?)。

ボディコンファッションが流行り始め、ヒット商品は、インスタントカメラ写ルンですファミコンソフトドラゴンクエスト。栄養ドリンクのリゲイン、清涼飲料水『はちみつレモン』

流行語は、『家庭内離婚』『究極』(?)『定番』(?)『土地転がし』『プッツン』だそうです。土地転がしに、好景気を感じますが、なぜに、究極と定番が???

それまでは、無かった言葉なの?

ヒット曲、ベスト3は、石井明美CHA-CHA-CHA中森明菜『DESIRE』、少年隊の『仮面舞踏会』

邦画1位は子猫物語、洋画1位はバック・トゥ・ザ・フューチャー

高視聴率ドラマは、男女7人夏物語『あぶない刑事』となっています。

 

1986年の出来事で、シートベルト着用が義務化されていなかったことが一番驚きました(笑)

子猫物語はどんな話か知りません・・。

 

 

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33年前に時代をさきがけていた若者に人気のSONYの機械に、今をときめくbeatsのヘッドホンをつけているという違和感が、このドラマの絶妙なアンバランスさを現しているかのようで面白いと思います。

 

第3話の感想はこちら 

 

www.meganetamago.com

  

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~あらすじ(ネタバレあり)~

第4話 カセット2:B面『Tape 2, Side B』

 

Tape subject: Tyler Down, for stalking Hannah and spreading the photo of her and Courtney's kiss around the school.

 

ハンナは自分にストーカーがいるのではないかと疑いを持つ。

夜、不安で眠れなくなってしまったハンナは授業中に眠気を催す。

同じクラスを取っていて隣の席に座っていたコートニーは、そんなハンナの様子を見て事情を聞き、2人でストーカーを罠に掛けようと作戦を練る。

両親をディナーデートに送り出したハンナは、コートニーを家に呼び酒盛りをし、酔っぱらう。勢いでキスしてしまった写真をストーカーに撮られてしまう。

外にストーカーの気配を感じたハンナは熊退治用の照明で犯人を照らす。

犯人は学内で写真を撮る活動をしている、タイラー・ダウンだった。

ハンナは、タイラーに撮られた写真をデータごと取り返したはずだったが、2人の写真が学園中にばら撒かれてしまう。

ハンナを疑い、自分のセクシャリティーが漏れるのを恐れたコートニーはハンナから離れるが、写真の2人がハンナとコートニーだということは学校内ではバレなかったし、タイラーもそのことは明かさなかった。

クレイはテープの内容を聞き、ハンナの復讐の為タイラーの裸の写真を部屋の外から盗撮し、学校内に拡散した。

 


 

 『13の理由』に出てくるハイスクールの人々、なんですぐ写真を拡散するの?

現代っ子は日常的にやってることなのか、おばさんわからない・・。

ストーカーがフラれた腹いせに盗撮写真をネットにばら撒くなんて、ドラマ内でも言っていましたが、完全な犯罪。

犯罪行為を、別の行為に言い換えて、やってる人が犯罪者じゃないみたいな雰囲気に持って行っている事例ってけっこうあるけど、『いじめ』は犯罪の集約した行動みたいなもんだから、本当に『いじめ』っていう一括りにするのはやめて、一つ一つ、きちんとした言葉で表現したほうがいいと思う。

暴行とか、強迫、無視による精神的暴力・・とか。

ちなみに英語でいじめは【bullying】といい、いじめっ子はbullyといいます。

 

ハンナの場合は、美人で目立つからなのか色々嫌がらせを受けても、いい意味でも悪い意味でも人が寄ってきてそれが誤解や悲劇を生んだのかなと思うんですよね。

コートニーがハンナに声を掛けたのも、生徒会を運営しているからというただの親切心ではなく、多少の下心がなかったとは言えないと思うので。

もし、彼女が地味で目立たない没個性の転校生だったら、例えば、アレックスの幼稚なリストに名前を連ねることもなくジェシカは男を取られたとは思わないだろうし、穏やかに暮らせたのかなぁと思うんです。

美人じゃなくても、とにかくどんな理由でも【目立つ】ということが、学校生活では悪い方に作用することが多々あり、アメリカでもそれは例外ではないということがけっこう衝撃でした。

もっと、個が尊重されていると思っていたよ。

あと、ボス的存在に従うタテ社会みたいな構造?

ハロウィンのコスプレ大会とか、完全に出来レースじゃん・・。

 

そして、校長がナーバスになっている、訴訟大国アメリカの『いじめ裁判』。

アメリカのいじめについて色々コラムを読んでいたらこんな記事が出てきました。

 

www.newsweekjapan.jp

 

日本では、いじめ自殺などが起きると学校が責任を問われ、実際の加害者は罪に問われないケースが多い(未成年だから、更生の余地があるからなどの理由で守られる)のですが、アメリカではいじめを法律で禁止している州が数多くあり、学校側がいじめを発見し次第、警察を介入させたり、いじめをオープンにする傾向もあるようです。はっきりとしたいじめ行為には、加害者は裁判にかけられて、それなりの実刑が加害者に科される事例もある。

実際、『13の理由』のように、じわじわと精神的に追い詰められていくパターンもあるとは思うのですが、基本的に日本はいじめ加害者を守りすぎです。

本人に自覚がなく、いじめられた方だけすごく覚えていて、大人になって加害者に再会したらいじめた記憶がすっかりなく、思い出が美化されていたなんてよく聞く話なんで、さすがに自分はいじめをしたという自覚と記憶を一生背負う、罰則的な何かは必ず与えてほしいと、今後の日本に期待します。

あのテープに登場している人物の中にだって、ルールを破って『死んだやつはもう関係ない』って言って(表面上は)そんなに気にしていない人がいるし、そういう人も出てきても、全く不思議ではないもんな。

 

ハンナの場合は商売の関係で郊外に引っ越してきたという家庭の事情もあり、友達がいなかったことを母親は知ってはいたけど、いじめに近い状態で孤立していることを両親に言えなかったというのも、不幸でしたね。

 

ただ、まだそこまでじゃない・・とは個人的に思ってしまう。

自分のことを愛してくれている両親を裏切ってまで、死ぬ理由にはまだ及んでいない。

 

次、カセット3にやっと入るけど、クレイの件は最後のカセットまで引っ張るんだなぁともう諦めました(笑)

 

というわけで、それではまた。

 

 

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