同じくNetflixで配信のドラマ『sense8』を観る前に、二択で迷っていたこちらの作品『13の理由』。
この時に、Twitterのフォロワーさんに『13の理由』について、
「シーズン1はすっごく面白いけど、シーズン2は観ない方がいい」
という意見を数名の方から頂きまして。
観たい気持ちを抑えてシーズン2を観なければ「面白いドラマだった」で終われる・・。
観る前に頂戴した貴重なこのご意見、大変参考になったのです。
ということで、この時は迷いましたが『sense8』にしてみました。
sense8は、シーズン2まで観て、非常に興味深い考えさせられるドラマだったのですが、このドラマもシーズン2の最終話がたいがいで、その後、わたしと同意見の方が多数いたらしく、Netflixが批判と抗議に負けて作った『sense8』のスペシャルドラマが、二時間半と長丁場のため、ゆっくり時間を取れる時に観たいので、平日でも頑張れば観られる『13の理由』視聴スタートです。
第1話を観る前は、シーズン2は観ないつもりでした。
7月は『ストレンジャー・シングス』も、『ペーパー・ハウス』の新シーズンも始まるし、更には、これだけ何人もの人に観たことを後悔させる、という威力。
鉄の意思でシーズン更新視聴はしないつもりでしたが、第1話を観終え、タイトル画面に戻った時に、目を疑う文面が視界に入ってきました。
シーズン3 2019年に配信開始・・・って書いてない?
え!? どういうこと??(笑)ってちょっと混乱。
シーズン2までで打ち切りだったら、やっぱりそういうことなんだなって納得できたかもしれないけど、シーズン3に更新してるってことはそれなりの理由があるはず。
シーズン2の反省を踏まえて、奇跡が起きてシーズン3がすごく面白いかもしれない!! という思考が一瞬で頭を駆け巡りました(笑)
シーズン1の最後次第では、みなさんが必死に止めてくれたシーズン2を観て、更にはシーズン3を観てしまうかもしれない・・。
とりあえず、第1話を観た段階では続きが気になるし、シーズン1は完走するつもりですが、このままでは「だからシーズン1でやめとけって言ったのに・・」っていう方を増産させる未来がうっすら見えてきていますね!
楽しみです!(笑)
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~あらすじ~
第1話 カセット1:A面『Tape 1, Side A』
Tape subject: Justin Foley, for spreading a racy picture of Hannah along with a sexual rumor about their encounter.
学校で一人の転校生だった少女が自殺を図った。
自殺したハンナに淡い恋心を抱いていた同級生であるクレイは、自宅の玄関で自分の名前だけが書かれた箱を見つけ、中から街の地図と色とりどりに装飾が施されたカセットテープが出てくる。
スマートフォン世代のクレイはカセットを聞く機器を持っていなかったため、父親から古いCDラジカセを借りてカセットの内容を聞くと、そこからは死んだハンナの声が流れてきた。ハンナは、自分が死んだ理由をこのテープに吹き込んであるといい、その”理由”になった人々にテープが周るようにルールづけをしていると語る。
自分が、ハンナの自殺理由の一つになっていると知り、焦るクレイだったが、母親にカセットを聞いているところを見つかり、焦ってCDラジカセを壊してしまう。
友人のトニーが持っていたウォークマンを盗み、テープの続きを聞くクレイだったが、誰かに尾行されているような危機感も感じていた。
夜の公園で一人、カセットを聞いているクレイのところにトニーが現れ、「ルールに則って全て聞かないと、もっと大変なことが起きる」と告げて去って行った。
そして、テープ1のA面は終わり、B面に移る・・。
第1話、一言で感想をいうと非常に【Netflixっぽい作品】でした。
オープニングのキャストたちによる、『いのちの電話相談室』への案内も含めて。
思春期特有の、先を考えない悪意のこもった他人に対する行動が引き起こす問題を非常にリアルに描き出している作品だと思いました。
今、大人になっている誰もがあの中の”誰か”であったと思います。
今回自殺したハンナという少女を演じている女優さんは、すごく綺麗だし演技もうまい女優さんで華があるし、ゴールデングローブ賞ノミネートも納得だなぁ・・とか思っていたのですが、何気なく彼女を調べていたところ、ハンナ演じる、Katherine Langford(キャサリン・ラングフォード)は、なんと、なんと!!!
マーベル映画作品『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、成長したモーガン・スタークとして撮影に参加していたみたいで、そのシーンはカットされたみたいなんです。こんな思わぬところで、成長したモーガンに会えるなんて・・。
美しく成長したモーガンとトニーのことを考えると涙を禁じ得ない。
しかし、一体どんなシーンだったんだ!!
そして、何故カットしたんだ!!(怒)
観たかった・・・。観たかった・・。
アメリカでは、カットされた部分が追加されたものが上映されるらしいけど、それにはそのシーンは入っているのだろうか。
『13の理由』を観たことで、マーベルオタクという別方向からの怒りが湧いてきてしまったのですが、話を本筋に戻しますね・・。
そうそう、ハンナすごくいいです。
第1話を観て、一番印象深かったのがハンナです。
今後のMCUに参加もあり得るので、個人的に要注目の女優さんになりました。
そして、ストーリーに関しては、ハイスクール嫌な展開あるあるというか・・。
本人には”いじめ”のつもりはないのかもしれない、ただ悪意はしっかりあるという。
ただ『悪意の先に何があるのか想像するほどの力がまだ備わっていなく、責任は取れない』という危うい世代なんですよね。
小さい町の小さな学校というごくごく限られた世界に住む、思春期の人間関係が歪んでいくさまへの道の流れが非常にリアルでした。
途中、ハンナを部屋に叱りに来たハンナのお母さんが、学校に私物を取りに来た時に、非常にやつれていて見る影もなくなっていて非常に切なかったこと、彼女のロッカーの外側は綺麗にハンナの思い出で装飾されていたのに、中には海外ドラマによく出てくるロッカーみたいな友達との写真や私物が何も入っていなかったことのギャップが、非常に怖かったです。
だって、あの装飾をしたのは、きっとハンナとなんの関係もない人たちで『#彼女を忘れない』ハッシュタグでツイートした人たちも、本人たちはいいことをしているつもりなんだよね。
そして『忘れない』とか言いながら、ツイートした直後に学校のカフェテリアで恋バナとか、週末の予定とかを話しているわけじゃないですか。
授業で「気が滅入るからもうこの話はやめたい」って言ってた子が一番まともに思えた。
でも、あの男の子が写真拡散騒動とかパーティーに居た子なのかどうかはよく覚えていないです。
まだ第1話で、謎が多いのですが、何故、クレイが1番目にテープを託された人物になったのかも含め、彼女に恋心を抱いていたはずの大人しそうな彼が、彼女に一体何をしたのか、非常に気になります。
よくある『保身で何もしなかったこと』が原因かなと予想はしていますが。
B面に一体何が吹き込まれているのか、そして次にテープが渡る人物が誰なのか、そしてクレイの友人であるはずのトニーの謎も気になります。
ダビング(って言う言葉久々に使ったよー)してあるテープもトニーが持っているのかどうかも。
ちょっとだけ疑問に思っているのは、『13の理由』と言うドラマで、エピソードが13話なのはわかるとしてもカセットは7本しかないし、1話終わって1個目の理由がはっきり判明しなかった(わたしには)。
このままいくと、1話で2個とか3個の”理由”が判明していかないと数が合わなくなるし、わたしははっきり言ってくれないとわからないバカなので、毎回テープの終わりに『これが〇〇個目の理由です』と入れてほしいです。
というわけで、それではまたー。
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