去年から、コロナ鬱だの死にたいだのさんざんっぱらわめきつつも、処方された薬を飲んだらだいぶ回復したという話は、リピーター読者の方はもう飽きているかなと思います。
去年、メンタルが落ちていた時からそのような状態ではあったのですが、世の中とお別れしたいという欲求の前では、夜中に何度も何度も何度も何度も目が覚めて安眠できないなどということは、二の次だったらしくメンタルが落ち着いてきた頃(そういえば、いつからか忘れたけど、二時間以上目覚めることなく寝てないな・・・)と思い至りました。
もともと眠りが浅い方で深く眠れないタイプだったので、睡眠問題に気付くのが遅れました。
気付いてしまったら、もう終わりです。
夜中目覚めてしまうことが気になって仕方がない。
こんなメンタルだから、薬飲んだり夜眠れなかったりするのだとは思いますが、性分なのでどうにもできません。
気付いてから大体の睡眠リズムを追ってみたのですがだいたい平日は、入眠直後が一番長く眠れて1時間~1時間半、長くて二時間後、そのあとは1時間半、1時間、30分、20分、15分、10分・・・というひどいときは分刻みで目が覚めていることが判明。
しかも、かなり意識がはっきりと目が覚めるし、寝ている間はだいたい変な夢を観ている。
5回以上の起きた時間を、分刻みではっきり記憶していたことも何度もありました。
その分休みの日は、変な時間(夕方とか)に眠くなり、悪夢を見ながら昼寝してる。
夜にぐっすり寝たい。
もちろん病院の先生に相談しました。
薬も出してもらいました。
効かない→量を増やされた→合わなかった
となったんです。
先生もわたしレベルの患者には、依存性の高い薬は出せない模様。
ここ数か月、原因不明のめまいもするし、運動あんまり好きじゃないけどYoutubeで体操やってみたりしていたんですが、効果薄。
そんな中、フォロワーさんに勧められたこともあって、前々からネットフリックスのサムネイルにあって気になっていた『ヘッドスペースの瞑想ガイド』を視聴してみることにしました。
※可愛いアニメーションの予告がこちらのサイトから観られます。
こちらの番組は、20分前後の番組が8エピソードで構成されています。
1. 瞑想(めいそう)を始めるには
2. 雑念を消すには
3. 人生を愛するには
4. ストレスと付き合うには
5. 優しくなるには
6. 痛みと付き合うには
7. 怒りと付き合うには
8. 無限の潜在能力を引き出すには
この目次はひとまず置いておいて『ヘッドスペース』ってなんだ? 脳のなんかしらを司る領域か? と思ったから調べてみたよ。
Headspace (company) - Wikipedia
イギリスで立ち上げられた、アメリカに本社があるイギリス系のアメリカ人が立ち上げた瞑想の会社・・・って、情報過多なんですけど(笑)
App StoreとGoogle Playでアプリを売ってます。英語バージョンです。
おそらく、ネトフリの瞑想番組で語りをしているのが創始者のアンディーかな。
番組を観た(聞いた)限りは、山で禅僧の修行したみたいだけど、僧になりたくて出家したというより、話を聞いていると実業家っぽいイメージだったので納得。
全然関係ないけどイギリス系だし『ドクター・ストレンジ』を少し思い出しました。
前半はヘッドスペース社の人のアンディーの各テーマに基づいた(?)語りで、後半は瞑想タイムです。
映像は、可愛いイラストの平面アニメーションで延々とナレーションなので、これは、別に映像は無関係のやつ、ってすぐさまなりました。
なので、目が疲れるだけなのでタブレットを見ることはやめて、横になりながら音声だけを聞くことに。
わたしは英語の95%ぐらいは理解できないので、吹替に切り替えました。
音声だけにすると、聴覚が余計に働きうるさく感じるため、もう1段階音量を下げるとミュートのところまで音声を下げて聴きました。
男性声優さんが、アンディーの修行体験期を語っています。
全部のエピソードを何回か聞いたけど、正直、中身覚えてないんだよね!
どのエピソードか忘れたけど、修行中に普段は出ないアイスクリームが食事に出たのに、食事の前に座禅組む時間があったから、アイスが溶けてむかついた話しか。
なんの話しとんねんっ!って思ったので。
そんなには中身のない話(いや実際はあるのかも)が10分ぐらい続いて、いい感じに脳がフラットになったころに瞑想タイムが始まります。
あとは、指示に従って呼吸したり意識をどこかに向けたりするだけです。
最後覚醒できなくて、何度か寝落ちしました。
ですが、声優さんのお声が、個人的には瞑想タイムになると声を落ち着けるために低くなり若干ホラーっぽく感じることもままあって、ギョッとして覚醒することもありましたので、念のためご注意ください。
普通の方はおそらく大丈夫です。
難しいことは特にないので、瞑想初心者入門的には、けっこういいんじゃないか? と思います。
このネトフリの番組は、第三の目やらチャクラがどうのとか、宇宙エネルギーがどうのとか、そういうスピリチュアルなことは言わずに、瞑想の効果は科学的に証明されていますというくだりも、そういうことに懐疑的な方にはとっつきやすい気もします。
ここから始めてYoutubeなどで配信している本格的な長めの瞑想をやってみてもいいですし、 このページを開いたという方は興味がある方だと思いますので、瞑想&マインドフルネス、是非一度試してみてください。
後半は、わたしの実際の瞑想への評価をお話させて頂きたいと思います。
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色々なご意見があるかと思いますが、わたし個人的にいえば効果はありました。
いきなり朝までぐっすり! みたいなうまいことはもちろんないわけですが・・・。
最初に瞑想を行った日は、3時間ぐらいぶっ続けで眠れました。
3時間目覚めずに眠れたのはたぶん、年単位ぶりだったと思います。
時計を見て驚きました。
過去には自律訓練法なんかも試していたことがあったのですが、今思えばこれも瞑想の一種ですね。
自律訓練は割と時間がかかるので、面倒になり最近はやっていなかったのですが、お薬に頼らないと日常生活が危うい状態な今、そういうことに無理にでも時間を割かなければいけない時期に来たんだなと思い始めました。
というわけで、瞑想は寝る前に継続しています。
このほか、メンタルが落ちていたときはスクワット一回、ストレッチ数秒ですら一切やる気がなく、体を引きずるように生きていましたが、現状は軽い運動も出来る状態になってきたので、Youtubeでこれらの動画を観て、ちょこちょこ運動もしており、運動がだるい日は、瞑想だけでもやらないよりマシかと思ってやっています。
そんなわけで、海外ドラマを観る時間を1時間ほど削り、寝る前の時間を運動と瞑想にあてているという現状。
肩こりの運動をやると、バリバリに固まってるものを少しほぐしてコリが白日の下にさらされるから、ちょっと辛い。
運動やる以前よりも凝ってる気がして気になってしまう。
現状は、運動と瞑想で【以前よりも中途覚醒の回数が減ったような気がする】という状態です。
日によってばらつきはありますが、少なくとも5分、10分ウトウトして時計を見るということはない感じです。
しかし、初日に3時間ぶっ続けで寝て以来、3時間は続けては眠れていません。
最長で2時間かな。
ただ、このブログもそうですが、意識が色々飛んで、頭の中が様々な考えでいっぱいになるタイプなので<次々湧き上がってくる意識を手放す>という瞑想の指示はそういった意味だけで考えても、脳の休息になっているような気がして気に入りました。
最後に、そういった個人的な事情で時間がないため、今年に入ってから海外ドラマや映画のレビューをなかなか書けず、このブログもますます雑記ブログと化していますが、お許しください。
このあとの事後報告はさせていただきたいと思います。
それでは、また。
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※この顔、ペ〇パーくんみたいな怖さがある