みなさん『ピノキオ』の話、ちゃんと覚えてますか?
っていうかどんな話だと思ってます?
ちなみに連れ合い氏のピノキオのうろ覚えストーリーは、Twitterでもつぶやいたんですがこうです。
~うそつきのピノキオの鼻が伸びて、鼻を短くすることと引き換えにおじいさんが殺されて、そのことで嘘をつくことを反省したピノキオが良い子になる悲しい話~
いくら、嘘つきは泥棒の始まりという日本の常套句があるとはいえ、嘘をついただけでおじいさんが鼻を短くすることと引き換えに殺される(誰に?)ってあんまりじゃない? と、同時にうろ覚えがすぎる(笑)
ちなみにわたしはこう思っていました。
~木のおもちゃの職人のゼペットじいさんが、木の男の子の人形を作り、あー、この子が、生きてたらいいのにー、と思っていた。
ある日突然喋るようになったピノキオは、嘘をつくと鼻が伸びた。
それでも態度を改めなかったピノキオには、しまいにロバの耳と尻尾も生えてきた。
ゼペットじいさんは、ピノキオを叱り、なんやかんやでいい子になったピノキオは人間の子どもになった。めでたしめでたし。~
連れ合いのうろ覚えを爆笑していたけれども、こうして書き出してみると大差ない(笑)
後半がどうしても思い出せなかった。
ちなみに、正しいストーリーは元々のお話(イタリアのピノッキオの大冒険)も含め調べたけど、言わないでおくよ!
そういえば、ピノキオって、ピノッキオって【ッ】を入れただけで急にイタリア感高まる名前だわ。
そして、今回、エピソード6を観ていて、
「コオロギ、コオロギ言ってるけど、コオロギってなんだよ!!」
って若干イラついていました(笑)
イラついてはいましたが、エピソード6は今までの 中で一番大好きなエピソードになりました。
色々とすごいツボにハマってじんわりきた。
そして、『ピノキオ』(1940)観てみたよ。
まず、感想としては、
「この歌(星に願いを)、ピノキオなの?」っていうのと「このアニメ本当に1940なの?」っていう二つが主です。
だってさー、1940年ってさー、81年前だよ?
すっごいお洒落で度肝抜かれました。アニメーションが。
色使いもそうだし、音楽や金魚までが美しい。
『風と共に去りぬ』(1939)がカラーだったので、当時から色はついていたんだと思う。
81年前、1940年(昭和15年)の日本の出来事の代表的なもの。
・予定されていた東京オリンピック、第二次世界大戦(1939~1945)が始まったばかりで世界が混乱の極みだったため中止
・杉浦千畝ユダヤ系難民に旅券発行
・「ぜいたくは敵だ」の立て看板が東京市(!)内に。
一方、アメリカではウォルト・ディズニーが、原作がちょっとそのままアニメにするにはアレだったため(コオロギ、ピノキオがハンマーで瞬殺など)構想に構想を重ねて、ジミニーを準主役として大幅にストーリー公開した『ピノキオ』公開も、爆死。
株価暴落。
しかし、ジミニー・クリケットが歌う、『星に願いを』がアカデミー賞を獲り、九死に一生。
なに、この差?
今の政治もかなりヤバいけど、本当にアメリカ相手に戦争に勝つつもりだったのか。
日本は、子どもにまともに米もお腹いっぱい食べさせることができない状態で(米食禁止令)戦争にじゃんじゃかお金を注ぎ込んでいるなか、アメリカは、子供向けアニメーション映画を公開していたという。
と、脱線したところで話をジミニー・クリケットに戻します。
どなたか知らない人に急に怒られたくないので、エピソード5に言葉として頻出していたコオロギのジミニー・クリケットのイラストは【ディズニーキッズ公式】さんのリンクを貼らせてもらいますね。
引用元もきちんと表記しましたよ! しましたからねっ!
サムネイル画像が出ていないので、ジミニー・クリケットをご存じない方は、ポチッとしてほしいんですけども。
上記ブルーレイジャケットの右下にいるのと同じキャラクターなんですが。
これ、ピノキオのジミニーのことを知ってから『ワンス・アポン・ア・タイム』観たかったなー。
ジミニーのキャラクターめちゃくちゃいいんだもん。
傘のこととかもさー、くそー。
後半の展開も、絶対ピノキオが元になってるし。
もう1回エピソード5観ちゃおうかな。
今度から、うろ覚えの作品は、原作を見てから臨もうかなと思いました。
後半はネタバレ感想です。
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ep4 魔法の代償 ~The Price of Gold~
シンデレラ(現代)をエマとヘンリーが救う物語でした。
なかなかよかったです。
10代で妊娠したシンデレラに対し、熱く語るエマ。
自分が捨てた息子を前に「覚悟があれば育てられる」と熱弁し、それを生温かい目で見守るヘンリー君は、さすが人生二回目なだけあって大人っぽいと思いました。
キャプテン・マーベルのブリー・ラーソンみたいな感じで、エマ、すごくいいんですよね。
直情的な主人公、割と好き。
それと、地味に街の人たちを温かく助けている赤ずきんの子(?)が、非常に可愛いしいい子なので、彼女の回を期待しています。
個人的には、現代のシンデレラの継母と姉二人が観られなくて残念だったので、今後出てくるといいなーと思います。
あと、ラストシーンでチャーミング王子(呼称)が、まだまだ歩けない生まれたばかりの娘に、靴を王子っぽく履かせるのが素敵でしたねー。
ストーキングからの好きな女性に靴を履かせるのではなくて、娘っていうのがなんかよかった。
ep5 小さな希望 ~That Still Small Voice~
ヘンリーのカウンセリングの主治医アーチーの過去の物語。
ジミニー・クリケットという旅芸人の両親の元に生まれた青年がコオロギになるまでの悲しいお話と、現代のアーチーとヘンリーの交流が描かれました。
6話観た中で、一番好き。
残酷さと、優しさを併せ持った感じがよかった。
このエピソードでは、不器用さとピュアさ、そしてヘンリーへの愛情が隠し切れない
女王がだんだん可愛くなってくる。
元々、なんていうか悪に染まれない可愛いキャラクターだなと思ってたんですよ。
サノス(アベンジャーズの登場人物)的な行動により、多大な代償を払い呪いの力を手にした女王だったけど、一体、白雪姫と何があったの?(笑)
白雪姫への個人攻撃ではなく、おとぎの国全体に呪いがかかっていることからみても、社会全体に不満があったんだろうけども。
現代の女王は、白雪姫に対してなんとなく遠慮のようなものを感じてる気がするので、継子のことをものすごく愛していたがお互いこじらせて、子を手放してしまったーみたいなことなのかなー。
でも、結婚式に来て悪態ついてたからどうなんだろう。
女王の話は引っ張ると思うけど、幸せになってもらいたいなー。
ep6 王子と羊飼いの男 ~The Shepherd ~
白雪夢とチャーミング王子の話再び。
あんまり恋愛系のストーリーは得意ではないので、個人的には早めに片をつけてほしいです。
おとぎの国では、お高く止まっていた別の国の王女が、現世ではいい人なのが驚いたけど、彼女に「友達」と言われて喜びを隠せない女王にキュンとなりました(笑)
【友達】のために力を尽くそうとする女王可愛すぎない?
わたしも友達になりたいよー。
あと、チャーミング王子が今まで色々な外国人見てきたけど、ハンサムすぎます。
どっから連れてきた!!
あの甘いマスクヤバい。
でも、二人の行く末にはそんなに興味がないです。
だって、くっつかないとエマのことあるし。
と、ざっくりではありますが、三話分の感想をお届けしました。
今度はまた違うディズニーネタでお会いしましょう。
それでは、またー。
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