先日Twitterでメルカリを始めてみての実態を呟いてみたら、思いのほか反応があったので、きちんと記事にしてみます。
これから始める方の参考になれば幸いです。
そもそもメルカリを始めたきっかけは、趣味のグッズを売りたかったからで、まだアパレル系のものは慣れてからと思い、出品していないため、その点は参考にならない記事です。
ちなみに、取引実績は30品ほどの出品で、5品ほど売れています。
その5件の取引でもいろいろありました(笑)
初心者が手探りで出品を続けた結果の1か月後のリアルな感想ということでお付き合いいただければと思います。
メリット、デメリットたくさんありますが、まずはメリットからお送りしたいと思います。
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メルペイが便利
メルカリのスマホアプリに、メルペイというコード決済システムが併設されていて、売り上げがメルペイにダイレクトに反映されて、それをメルカリ内の支払いや普段の買い物で使えます。
コンビニ、ドラッグストア、ファミリーレストランなど使える場所は多岐に渡っていて、しかも新規登録者にポイント特典が豊富にあり、出品して売れた、本人確認をした、などで合計3000Pぐらいもらえました。
わたしはコンビニや、ファミレスなどで今のところ利用しています。
さらには、メルペイキャンペーンなどで、メルペイ支払いでポイントが20%や、50%還元などのお得なイベントも毎週のようにあり、売った利益より今はポイントの方で恩恵を受けています。
去年スマホが突然壊れた経緯から、スマホで決済する〇〇ペイに抵抗があって、今までは電子マネーは、クレジットとIDカードで回していたのですが、アプリも意外とシンプルで使いやすく驚きました。
ちなみに、今(2020.3)はメルペイサンデーという日曜日に買い物すると還元されるイベントをやっており、先週はローソンで色々買って400P、昨日ガストで食事をし2200円ちょっとメルペイでお支払いをし、本日450P還元されました。
色々なキャンペーンを展開していて、招待した方、された方がお得なキャンペーンもあるので周りに声をかけて招待コードを送ってもらったりするとwin-winになれていいですね!
もちろんわたしでも構いません(笑)
売れるとかなり嬉しい
メルカリを始める動機としては、不用品を売ってお小遣い稼ぎ的な方が多いと思います。
下記書籍のような年収60万アップは、メルカリを専門的にやっている人で高額商品ばかり売りさばいていれば可能でしょうが、家庭のこまごました出品物では、経費もかかりますし実際問題厳しいのが現実かなぁと思います。
5万の手取りを確保するには、1か月で5000円の品物を12品売らなければ手数料と送料で利益が5万を切ってしまいます。
しかし、メルカリ内での相場を読み、付加価値をつけたり、値ごろ感のある値付け、丁寧な文章で出品をした渾身の商品が売れると、かなりテンションが上がります。
相場師のような気分というか、おそらく株をやっている人はこんな気持ちなのではないでしょうか(笑)
5品しか実績がないのにそのうち1品は、出品から1分ほどで売れました。
このゲーム感覚がみんなメルカリにハマる理由かもしれません。
ちょっとギャンブル的な要素がある気がする。
10日以上値下げや再出品など色々策を講じても1個も売れなかったときに、思いがけない商品が売れたりして驚きももあったりします。
まぁ、ほとんどの商品は塩漬けになっているのですが。
というわけで、メリットを考えたらこの二つしか出てきませんでした・・(笑)
そして後半は、想像以上に大変な出品の実態を下記に書いていきたいと思います。
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梱包が過酷
メルカリは評価システムがあり、そもそも初心者が突撃するにはハンデがあります。
実績がない=評価がない
ということで、それだけで避けられる傾向です。
みんな信用できる人から買いたいからです。
逆の立場から考えると至極当然なのですが、フォロー制度もあり、その界隈で人気のある売り手さんも存在します。
そこで、一つ一つ信用を積み重ねるためには丁寧な対応をしていかなくてはいけません。
一度買ってくれた人がリピーターになってくれる可能性もあるからです。
なので、初心者のわたしは、慣れているひとみたいにサッと梱包して追跡や保障のない定形外で送るという選択肢は怖くてできませんでした。
だいたいの商品は一点物で予備はないため、安全性を考慮し、匿名配送、追跡ありのメルカリ便を使うことにしました。
下記はメルカリの公式らくらくメルカリ便、ゆうゆうメルカリ便のサイトです。
※らくらくメルカリ便(クロネコヤマト)
https://www.mercari.com/jp/rakuraku-mercari/
※ゆうゆうメルカリ便(郵便局)
https://www.mercari.com/jp/yuyu-mercari/
一番安い送料で、ゆうゆうメルカリ便のゆうパケットで175円(※2020年10月1日より200円に値上げ)、同じようなサイズのクロネコだと195円(※2020年10月1日より175円に値下げ)です。
A4の封筒で厚さ3センチ以内。
100均に厚さスケールが売っていなかったので段ボールで工作しました(笑)
基本的に、メルカリは送料出品者負担が原則なので、なんとか一番安い送料で見栄えよくするのが課題。
紙的なものを送ることが多いので、ボール紙や厚紙で挟み、折れを防止し、薄い透明なビニール袋(OPPと呼ばれている)に入れて水濡れ防止をしたうえで発送しなければいけないと検索で学びました。
梱包用に買ったもの
・OPP袋(ホームセンター)
・梱包用の封筒(ホームセンター)
・マスキングテープ(100均)
・切れ味のいいカッター(ホームセンター)
・ビニールテープ(ホームセンター)
・長い定規(100均)
などなど。
初期投資がけっこうかかった。
OPPは再利用もできるけど、あまり何度もリサイクルされているようなものは汚いので見栄えがよくないです。
しかも買うとけっこういい値段するんだよねー。
梱包用品と出品商品管理で、断捨離するはずが家がごちゃついています(笑)
出品したものは、いつ売れるかわからないので、適当にしまっておくわけにはいかなくなりました。
しかも、商品によって梱包方法が違うので、売れると1件あたま梱包でそれなりに時間がかかる。
趣味の時間を圧迫していて辛い。
最近は、梱包のことを考えて出品してない商品などが出てきました。
厚みのある小さなフィギュアとかは、専用梱包材と送料で500円弱かかるので躊躇してます。
実質、利益がそんなには出ない
例えば、相場が800円ぐらいの品を、当初1000円の値段をつけたとして、やっぱり売れなくて800円で決着がついたとします。
送料が一番安くて175円、メルカリへの手数料が(10%)80円取られて、梱包費に50円かかったと仮定すると、販売純利益が495円です。
着なくなった服なんかを古着屋に持っていって495円で買い取りしてもらえることなんてそうそうないので、まぁまぁ利益が出ている気はしますが実際、出品にかかる撮影の時間、トラブル回避のための出品の際の細かい商品説明、梱包と出荷手配、やり取りの手間を考えると、本当に捨てるものだから利益は数百円でいいのよーと思っていたとしても、持ち主が本当に捨てたいようなものは、実際は売れにくいし、自分もたぶん買わないと思う。
今のところ高額商品は全然売っていないので、売り上げの約25%は送料と販売手数料です。
時間に余裕があって、細かい対応ができる人ならともかく、今の生活スタイルの自分に割が合ってるのかどうか、もう少し続けてみないとわからないというところです。
メルカリ独自の距離感がつかめない
公式外の独自暗黙ルールがたくさんあるメルカリ。
一応、今のところ公式ルール以外のことはやらないようにしていますが、プロフィールに色々書いてらっしゃる方もいて、トラブルに巻き込まれたんだろうなーという同情の気持ちでいっぱいです。
わたしは5品しか売れて居なく、1か月ほどしかやっていないにもかかわらず戸惑っている部分もあるので・・。
5品売れて、その中の二人目のご購入者さんが評価スルーだったんですよね。
評価スルーとは、購入者さんが荷物が届いたら出品者を評価しなくてはいけないシステムなのですが、メルカリ事務局から評価を催促されても、特に何もアクションしないことです。
コメントのやり取りもこちらから一方的にお知らせするだけだし、評価もその時点で一個しかついていない方だったので覚悟はしていたし、メルカリ初心者は初心者から買いたい気持ちもわからなくはなかったので静観していました。
評価されないと何が起きるか。
・配達から9日、取引が自動終了になるまでしばらくの間、お金がもらえない。
・実績がつかない
です。
購入専門の方だと、評価されないと出品者がお金をもらえないことを知らない方もいそう。
トラブル回避のための措置なのですが、配達が完了して購入者さんが品物に問題がないと判断したら、出品者を【良い】【普通】【悪い】で評価して、こちらも購入者さんを評価して、そこで取引が完全終了し、お互いやり取りができなくなるようになっています。(注:評価を催促するのはルール違反です)
ここで「丁寧な取引をしていただけました」などのコメントを残していただけたり頂けなかったりするのですが、わたしは二件目の取引だったので、実績がつかなかったことが痛手だったし、売り上げ二件目のお金をお預けくらってメルカリの洗礼を受けた気がしました(笑)
こちらがコメントしても返事が来ないことには五回やっているうちに慣れてきて、ビジネスライクに対応するようには最近はなってきたのですが、出品者としての評価がべらぼうに高い人に品物を送るときは逆にものすごく緊張しました(笑)
あと、非常に困ったことが一回あったんです。
「セット売りです!」と明記していたにもかかわらず「バラ売りできませんか」とコメントが入ったことがありまして、お返事するまでもなく、ものの30分程度で「今回はいいです」と言われたことです。
まだ始めたばかりだったので、そんなにメルカリに張り付いてなくちゃダメなの・・?
と思った事件でした。
”いいね”がついても売れない
出品した商品に対して、ユーザーがSNSのように”いいね”をするハートボタンがあり、ユーザーが後から購入希望品を見返したりできる機能になっています。
10%以上値引きすると、”いいね”した人に通知される仕組みらしいので、”いいね”がある程度ついた商品に関しては、ある程度値下げするようにしています。
しかし、最終値下げと提示しても”いいね”がつくばかりで売れないです。
いいねの通知が嫌になったので、オフにしました。
あまりにも視認性が低く売れない商品は一度引き上げて、売り方を変えて再出品しているものがあるのですが、この”いいね”がついている商品についてイマイチつかみ切れていないです。
今、わたしの出品商品でいいねが10以上ついている商品が二品以上あります。
ちなみに今まで売れた商品たちは、”いいね”をしてくれた瞬間に、同じ人が購入手続きに入ったか、”いいね”なしで即購入でした。
独自ルールで、購入意思のない”いいね”はおやめください。と言っている方もいて、わたしは公式のルールにのっとりたいので言及はしてませんが、非常に気持ちはわかります(笑)
というわけで、メルカリ初心者の実体験をお送りしました。
これから、始めようとしている人は「めんどくさー(笑)」と思ったかもしれないし、「いや、わたしならイケる!」と思った方もいるかもしれません。
神経質で変に責任を感じてしまうわたしのような人には、向かないシステムのような気がしてきました。
もうちょっとざっくりと気楽にやれる人に向いてるシステムかもしれません。
とりあえず、今のところ仕事もそんなにひっ迫していないので、3か月ぐらいはやってみようと思います。
それでは、また。
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