たま欄

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『コンフィデンスマンJP ロマンス編』愛してるからこその辛口批評。長澤まさみの可愛さで加点があり★3。

来月(2020.7)、映画版第二弾の完結編が公開されるので、Amazonプライム特典に入ってきた映画版第一弾『コンフィデンスマンJP ロマンス編』

さっそく観ちゃいました。

 

・・ですが、基本的には映画作品に対しては辛いレビューはなるべく書かないように努力している弊ブログ(文句ばかり言いたくなる作品についてはレビューを書いてないものもけっこうある)なのですが、愛してるからこその辛口批評を敢えてさせていただきたいと思います。

結果からいうと5つ星が最高点として、長澤まさみ可愛い加点を加えて★3。

 

 あ!

わたしは、作品自体にはもやもやしていますが、三浦春馬君のファンは絶対観た方がいいと思います。

かっこいい三浦春馬くんが見られます。

 

長澤まさみ、わたしの好きなハリウッド女優であるドリュー・バリモアっぽくて昔から好きなんです。

なので50回目のファーストキスのリメイクに長澤まさみが選ばれたのは納得だったんですが、リメイク版は個人的には合いませんでした。

ドリュー・バリモアの本家の作品は、何回も観てるぐらい好きなせいもあるかもしれないのですが、福田雄一監督の変な演出のせい(?)で、雰囲気台無しで最後まで視聴できず・・。

 

50回目のファーストキス

50回目のファーストキス

  • 発売日: 2018/09/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 そういったわけで、何度も言いますが長澤まさみが好きなので、懲りずに今年入ってすぐに『マスカレード・ホテル』も観たけど、これも個人的に合わなかった、失敗。

 

マスカレード・ホテル

マスカレード・ホテル

  • メディア: Prime Video
 

 

『コンフィデンスマンJP』は元々連ドラが大好きでした。

ですが、連ドラの最終話がぐだぐだだったので映画化に若干の不安もありつつ、満を持しての映画版だし! と思って臨んだ『コンフィデンスマンJP ロマンス編』

 

 

楽しみだったせいもあり、ハードル上げすぎた・・。

 

つまんないわけじゃなかったけど、クライマックスとエンドロールの後に出てきた映像だけ面白くて、あとは普通、というか単調。

眠気を我慢することに。

ドラマだった時は正味45分ぐらいの1話完結型だから、さくさく話が進んでいたので、映画版は余計なシーンを織り込んで無理やり尺を引き延ばしているように感じた。

もっと、ドラマのような長澤まさみの七変化を見たかったのにそれもなく、せっかくの香港舞台なのに、セットばかりで安っぽく見えたよ・・。

 

・・お金・・ないの・・?

 ないなら無理しないでね・・?

 

それでも、脚本が面白ければ面白かったと思うんです。

これだけたくさんの作品を観てると、作品は資本力じゃなくて脚本と演技力と構成力だってわかる。

でも、長澤まさみ以外の元々の主要キャラクターの見せ場も特になく、リチャード役の小日向さんはほとんど喋ってないんじゃないかな・・と思ったほど。

 

あと、一番大事な伏線が回収されてなくてもやもやしてる(笑)。

 

なかなか、これと言って、推し女優である長澤まさみの主演映画を自信を持ってプッシュできない、辛い。

誰か、これは素晴らしいっていうやつ教えてほしい!セカチュー以外で)

 

完結編の来月公開映画版第二弾は巻き返せるのか、というか巻き返してほしいよ・・

 

confidenceman-movie.com

 

予告は面白そうだけど、無駄に出演人数増やし過ぎて失敗するタイプ系な気がしてドキドキするよ。

しかも、『詐欺を働く』っていう元々の趣旨が変わってて違う話になってるし、出演人数多いと、それぞれの出演者の見せ場作らないといけないしストーリーが薄まるじゃん。売り出したい新人が意味不明なキャラで出て来たり、大御所目立たせなきゃいけなかったり、何度も邦画が失敗してるやつね・・。

 

というわけで、不安は尽きないのですが、まだ『コンフィデンスマンJP』を観たことない方に、今回のロマンス編の映画の感想も盛り込みつつ、本来の『コンフィデンスマンJP』の魅力を下記にお伝えしていきたいと思います。

 

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 脚本の古沢良太氏は、ドラマだと『リーガル・ハイ』、『デート~恋とはどんなものかしら~』で有名だと思います。

映画では『探偵はBARにいる』や『三丁目の夕日』が有名ですかね。

わたしは、新垣結衣瑛太ミックス。も好きでしたが、断トツ戸田恵梨香主演の『エイプリルフールズ』を推します。定期的に観ているぐらい。

エイプリルフールズ

エイプリルフールズ

  • 発売日: 2015/10/07
  • メディア: Prime Video
 

 

おそらく、古沢良太氏は、役者さんに合わせて作品のキャラ設定をしていると思うんです。

 

『コンフィデンスマンJP』は大富豪を狙う、詐欺のプロの”ダー子”(長澤まさみが、幼馴染の基本的には平凡に暮らしたい”僕ちゃん”(東出昌大と、詐欺師の”リチャード”(小日向文世)とともに、大金持ちに一発くらわせる1話完結型ドラマなんで、この三人のチームワークがものすごく大切なドラマであり、ドラマの魅力です。

この三人の掛け合いとダー子をはじめとしたキャラクターの魅力が醍醐味でもある。

 

長澤まさみ自身はある一時から一皮むけて、演技に不安はない感じだし、小日向文世は好々爺から不気味な超怖い組長までこなすベテランさんです。

ダー子、毎回様々な役柄になりきって色々な衣装を披露しつつ、普段は陽キャの謎な詐欺師を好演。

色気を封印しているところもとてもいい。

リチャードは言わずもがな。

 

そして、東出君。

役者さんなんで、どんな演技も基本的には出来ると思うんですよ?

でも、やはり、本人のキャラ的に合う合わないってあると思うし、難しい役柄のときもあると思うんです。今までもかなりあったと思う。

しかし『コンフィデンスマンJP』 という作品の上では、その独特な演技力で時に物議を醸している東出くんの使い方が圧倒的にうまく、彼がちょっと前に騒動を起こしたときにわたしが真っ先に心配したのが『コンフィデンスマンJP』のことでした(笑)

 

実はコンフィデンスマンでも最初の頃は、彼だけ他の演者さんと比べて突出した存在だったため、イライラして挫折しそうになったんです。

今回の映画版でも出自」ってセリフが言えなかったんですよね・・。

監督、よくNG出さなかったな・・。

ですが、彼のそのミステリアスな演技を存分に使い切ったのが『コンフィデンスマンJP』でした!

わざとあの演技は出来ないと思うので、彼の演技なくしてコンフィデンスマンJPは成立しない。

(ちなみに我が家では僕ちゃんではなくて”棒ちゃん”って言われている・・)

でも、あまり今回のロマンス編では僕ちゃんのよさが出ていなかったと思う。

もっと僕ちゃん感を出して欲しかったです。

ただし、あの騒動のあとに観たので(東出君(じゃないけど)がそれを言うか、言っちゃうのか・・)っていうセリフがあったりするので、見どころといえば見どころだったかもしれない。

 

今回の映画版では、新キャラとして三浦春馬くんが登場してました。

特に好きとか嫌いとかないですが、ものすごくカッコいいですよね(笑)

次のプリンセス編にも出るみたいで、今回のロマンス編の伏線が回収されてないのでお願いしますね!

 

映画版では、今までダー子たちが騙していた人たちがちょこちょこ登場するドラマのファンへのサービスもあったりで、そこはよかったんですが、いかんせん話が単調すぎたよ。

せっかくの役者さんたちが生かされていないと、なんかかわいそうになってくる。

 

下記リンクは、公式サイトのダー子七変化なんですが、美しいでしょう・・?

ダー子七変化 | コンフィデンスマンJP - フジテレビ

 

今回の映画版は、せっかく香港だったのに、スリットがギリッギリのところから入っているチャイナドレスを着ているダー子の美脚が観られるかと思っていたのに、見せてもらえなかったんだよー(涙)

そのぐらいやってくれてもよかったじゃーん!!

コスプレにやっつけ感があったよ。

スケジュール厳しいんだなって感じが伝わってきちゃってたよっ!

 

 ただし、その代わりかもしれないのですが、意味不明なダー子と三浦春馬君のサービスショットがかなり盛り込まれていました。

 

もし、このレビューを読んで、コンフィデンスマンJPロマンス編を観るという奇特な方がいらしたら、是非エンドロールの最後まで観てください。

正直そこが一番面白かったです(笑)

あそこだけ繰り返し見てもいいぐらい見せ場だったと思う。

 

来月公開の、”プリンセス編”本当に頼みますね!!

色々不安は残りますが(出演人数が異様に多いとか風呂敷広げすぎとか)、わたし『コンフィデンスマンJP』大好きなんで、最後ぐだぐだだったね~で終わりたくないんです!!

今までもドラマの映画化でそうなってしまった作品が沢山あって悲しい思いをしているので、スパっと綺麗に終わってください。

 

よろしくお願いします。

 

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